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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2012年11月26日

カツスパゲッティボロネーゼを007は口にしたか/アルシノエ

2008年5月21日(水) 08:20 ▼コメント(6)



この画像はおさるのかぐや彩優木さまの記事より、許可を得て引用しております。どうにもワタシ、上手く撮れなくて。

ラウンジアルシノエ

帯広市東1条南21丁目12-1 ℡ 0155-26-1665
定休日 隔週曜日 営業時間 9:00~21:00

 参考記事
 おさるのかぐや彩優木ブログ:この記事で存在を知りまして
アルシノエはリーマンのサンクチュアリ?
 くろにっき 満足VS体重since2005:さすがです。初出は2006年3月
アルシノエ

 端萬記
塩味あんかけが手造りの矜持/アルシノエは鉄南のサンクチュアリ
仕上げは3人前パスタ/『あるよ』のnoiseで打ち止め?!
カツスパ元祖はドコだ?!/ラポロ・レストラン大和で
オムドリア?!/ナポリカツスパのサンジュリアンはコラボがお好き

 メインは「これが今回一番おいしそうかも」スパゲティカツ大盛画像。






スパゲティーカツ大盛。中央部に穴を開けて細工をしたのは端萬


 雑誌BRUTUS(1980/11/15)の特集は「戦中派恨みの標語が復活しそうなとき、我われはぜいたくは敵だ!と、あえて一字加え独善敢然奮然と言い放ってしまう。」でした。当時高校生のワタシはこの号の内容に痛くココロを奪われまして、いまだに手元に置いてあるのですが。



この爪楊枝の頭の出し具合で盛りの凄みが伝わりましたでしょうか


ミートソース以外の具で、ポイントになるのはやっぱりマッシュルームでしょう


 この特集、数年後に続編も出ておりまして、普段ブルータスなんか気にもしないのに、そういう時は何故か気がついてしまって、やはり購入しております。ただ、それは正直大した内容ではなくて、後日処分してしまったはず。


チーズはとりあえず下品なほどたっぷりと。そのごてごてさが旨さを加速します

 で、1980/11/15号の中で「我われはまず007にぜいたくを学んだ。」というページがございましてね、まぁ、ジェームス・ボンドのこだわりがさらっと記述してあるわけですよ。時計、スーツ、クルマ、アタッシェ・ケース、ピストル、酒、煙草、石鹸に至るまで。あれ、そういえば女性(エージェントさま!?)のことは書いてないや。


お肉の厚さは控えめですね、どちらかというと。いいのよ、トンカツであれば

 食べ物についても当然こだわっているわけです。例えば「ボンドはいったん食べ物や飲み物になると、非常に好き嫌いが激しい。彼は自分が欲しいものを正確に知っていて、それを要求するためには、どんな無作法もかえりみず相手方にそれを求める。たとえそれが、つまらぬ煎り卵であろうとも」。

 そして、見開きページ左上で画像とともに記述されているのが次の一文。「自然療法の病院で毎日毎日健康法によって牙を抜かれたボンドの頭に浮かんだのは、俗っぽいスパゲッティ・ボロネーゼの大盛り。空きっ腹にごってりと食べるのがなによりのぜいたく。高級品志向はこの際、無用だ」(スパゲッティ・ボロネーゼを3人前食べた記事はコチラ


 果たしてジェームス・ボンドが「スパゲッティ・ボロネーゼにポーク・カットレット添え」(←早い話がミートソーストンカツスパゲティ、すなわちミートカツスパ)を召し上がったかどうかは知りませぬけれど、帯広鉄南アルシノエさまでは、ごってりとした一品を味わうことができる、ということをご紹介したかったまで。


パスタは太くて、ふにゃふにゃ。まさに喫茶店クオリティでして、これはこれで味がある


 スパゲティーミートカツについての考察は拙記事「カツスパ元祖はドコだ?!/ラポロ・レストラン大和で」で少々調べておりますので、参考になさってくださいまし。残念ながら、本家の釧路泉屋さまにはまだ訪問できていません。


鉄板フライパンの大きさ、これで感じていただけます?


 いやぁ、今回の画像は見事に全滅といってもいい状況。あきらめて、最初っから照明遣えば良かったと思っても、もう後の祭り。ワタシの空きっ腹にあらかた収まってしまった後でしたとさ。せっかくの機会でしたのに、残念やら申し訳ないやら。




たまねぎが一杯入ってましてね、嬉しかったですぅ


 今回、テーブルに注文を聞きにきてくださったお姉さまがね、「あ、この間カウンターで大盛オムライス召し上がった方でしょう。あはは。」って。結構憶えてくださっているものですねぇ。


コメント(6件)


05-21 08:49
ぶー
なんですか!?あまりにアップするスピードがシューマッハの如くですよww

先日チャイで(週間になってから内容の薄っぺらさに最近辟易……)にミートカツが特集されていましたのん。さてラーメン…は置いといて。お次は何をテーマに喰い行脚をするのか考えあぐねていたのですが…夏も間近だし浦幌や郊外にも足を運べる、と。アルシノエさんを皮切りにミートカツで攻めたいと思いますww



05-21 13:30
くどっち
スパカツと言えば釧路・泉屋
そして
浦幌の大和、うらほろ亭
ですが
帯広でも最近増えてきたんでしょうかねー

一度味わいに行かねば!

泉屋フリークのくどっちでした




05-21 20:35
端野 萬造
>ぶーさま
 シューマッハさまでしたら、素早くかつ重厚な走りをされましたでしょうけれど、ワタシの場合は毎日記事アゲますとなにカキコすべきか、ワカらなくなるわけですよ。

 今回は007を登場させてしまうというわけのワカらない展開になってしまったのもそれが理由。ボロネーゼにはチーズをごてごてかける、という記述がブルータスにあったように思い出して、探してはみたものの、そんな記述はなし。で、もうしょーがないですから、そのまま行っちゃえ、ですよ。時間もございませんし。

 ああ、そういえばチャイさまでなにか特集組まれてましたね。意外なほどミートカツに取組まれているお店が多かったような印象を持ちました。

 しかし、相変わらずの探究心。あ、そういえばナポリカツスパの大樹サンジュリアンさまのこと今思い出しました。リンクしておかなくちゃあ。




05-21 20:44
端野 萬造
>くどっちさま
 スパカツ元祖、の泉屋さまの地位は揺らぐことはないでしょう。ちなみに釧路から始まったスパカツ街道は浦幌、帯広を通り、札幌レストラントキワさまを経由して、一体どこまで続いているのか興味深いところです。

 しかし、くどっちさまも「行かねば!」ならない店が増える一方でございましょ。大変ですわね、お察しいたしますわぁ。






05-21 21:17
七誌です。 @plala.or.jp
こんばんは。萬造さま。

萬造さまの文章には愛情がありますね。

寶來さまと同じように、素材が何だとか、どこそこの物を使っているだとか、茹で加減はアルデンテだとか・・・そう言ったまどろっこしいことは気にしちゃいない。

格好なんかどうでもいい、下品で結構だがかなりの拘りを持つその道の商売人。

ケチつけるやつは出てってもらって結構だと言う昔気質みたいな職人さんに惚れてお店に通う常連さんみたいな・・・

そう言った方に認めてもらってたまにサービスされるとなんか物凄く嬉しいですよね。

それにしても今日のヒット数・・・凄いですね。

このまま突っ走ってください。




05-21 23:20
端野 萬造
>七誌です。さま
 正直、今回の記事に関してはどうしたもんか困っておりました。なんせカキコする材料はないは、画像は酷いは。でも紹介したいは。記事にするのは本来的にムズカシかったのですが。

 かなり、苦し紛れなのですけれど、それでも一読の価値はあるかと。でも、二読三読には耐えられませんね。貴殿が「まどろっこしい」とおっしゃることも書けるものなら、ねぇ。

 たとえ否定的批判的なコメントであっても、どういった思いでそのカキコをしているか、については文章全体に現れるのではないか、とワタシは考えています。書かなくてもいいことをあえてカキコする、というのは別に注目を浴びたいわけじゃない。

 あえて貴殿に述べることではございませんけれど。褒めながら育てるっていうのは、面と向かえば可能でしょうけれど。いちいち、そんなことやってられないもの。

 やっぱり、ワタシが興味あるのは人、なんでしょうね。
  

Posted by きむらまどか at 05:11Comments(1)帯広近郊/洋食・パスタ

2012年11月25日

さらばモンヴィル/惜しまれつつ愛されつつ。そして伝説となる。

2009-09-18 22:51:02|▼コメント(13)




このお花を持って、開店数日後に出掛けていったのよ。

9月18日をもって閉 店されました
Restaurant et Bar MontVille
レストランバー モンヴィル

札幌市中央区南4条西5丁目第4藤井ビル7F
℡ 011-251-8845

参考記事:
くつろぎペンギンに癒されて/モンヴィルのホスピタリティが秘訣
新鮮野菜の優しさとチカラ強さと/ペンギン・バー モンヴィル

 ペン吉とケティちゃんは明日、札幌から去ってしまう。二匹で懸命に巣作りしている最中だったのにね(泣)

 今晩で最後。予約客だけで満席ですって。しかも、予約客が帰ると閉店を惜しむ常連客がやって来る。お帰しするわけにはいかないから、やっぱり満席。もう出すものもないのに。

 芸術的な味わいの食事、ノンクレームの心地良い接客。みな、その記憶から逃れられないみたい。

 HBCラジオ、元カーナビの田村美香さまのお姿もありましたね。

 ペン吉とケティは疲れ果てて、もうとっくに寝てる。彼らは自分たちの運命をまだ知らない(悲)

 ゆっくり、お休み。
 ↑、は当初つぶやき。

 メインはワタシの名 代として札幌に派遣された花束。





 そんなワケでワタシは札幌に滞在していたワケではございません。残念ながら。花束はね、イン・ザ・スィートさまに入っているフラワーショップハグフラワーズさまでお願いしました。「札幌に本店があるから、花キューピッドでは対応できないことが出来ちゃうの♪ ¥3,150以上のお花なら市内配達無料」

 札幌ススキノのオアシスとして一部の方々に熱烈な支持を受けていたレストランバーモンヴィルさまが閉店されてしまいました。公式的な告知はされませんでしたけれど、噂が噂を呼びましてね。先週あたりから、もう常連さまラッシュの状況が続いていたようです。

 皆さま異口同音なのは「どうして、閉店するの!? いつ来ても混んでいるのに!」であり、「次のお店はドコでやるの? 教えて!」であったとマネージャーmadokaさまから報告を受けております。

 林シェフ(経歴と実力は北海道ホテルの工藤総料理長を凌駕するとワタシ睨んでおります)と木村マネージャーのペアが紡ぎだすマリアージュは前店時代からのファンを引き継いだだけではなく、ここモンヴィルさまにおいても新たなるファンも創造されました。

 ススキノという土地柄、本格的なフレンチレストランとしての展開は難しい、という判断からレストランバーとしてカジュアルな展開を選択せざるを得なかったことが、モンヴィルさまを一部事情通の方々に実力を評価されるに留めてしまったことは否めない事実。

 新鮮野菜の美味さをそのままに、温野菜として提供する調理法、ウォーターオイル焼きの開発などもっと注目されるべきだったのですけれどね。



千葉産葉たまねぎのウォーターオイル焼き

 放送局関係者にもファンが多かったのですけれど、皆さん自分が寛ぐための場所としての利用でしたからねぇ。まぁそれも仕様がないことであろうかと。




鯵のマリネ・ワインヴィネガーソースとともに


 そう。札幌の政財官界の方々やファイターズ関係や上場企業札チョン族に至るまで、皆さまが「隠れ家」としてご利用されてましたもの。一部上場の調味料メーカーの有名社長さまが林シェフの技術に感嘆して、東京にご招待されたという隠された事実もございますよ。

 色々な経緯がありますから関係者にはそれなりの想いというものがございますけれど、少なくともモンヴィルさまを繰り返し訪れたことがある方には幸せな記憶しか残っていないでしょう。

すすきのに、つがいのペンギンがらしているカジュアルだけどしっかりしたフレンチのお店があったの

 いいお店、レベルの高いお店、評価されうるべきお店が必ずしも残るわけではない。「それが商売というものです」

 それでも記憶に残るお店という存在をワタシは愛し続けることになるのでしょう。

 ああ、古巣に戻ったペン吉とケティ。新しい仲間と仲良くやっていけるのだろうか。
YouTube動画
[video:http://www.youtube.com/watch?v=hycGBgacvAA]


コメント(13件) [設定を変更する]


2009/9/19
ジエ @nttpc.ne.jp
大変失礼なのですが、端野萬造様はノーマルな男性ですか?
言葉尻があちらの組合の方なのかな...
とブログを読ませていただくたびに感じるのですが...


2009/9/20
端野 萬造 @nifty.com
>ジエさま
 全然失礼でも蜂の頭でもございませんよ。エージェントさまからメールが入りましてね。「それって私が『おこげ』ってことかしら♪」

 生活感がない、とかユニせっくすっぽい、というのは女性からよく寄せられる感想です。そーいえばワタシ、デートは女性としかしません。プライベートでもお仕事関係でも男性と食事や呑みをすることがないわけではないですけれど、まさに「お付き合い」。

 「オトコオトコ」したものには知性を感じないのですよ。ですから、できるだけ自分をそれから遠ざけるようにココロ掛けております。「基本は永六輔さまであり、田中康夫さまですからぁ(笑)」

 お目にかかる機会があればすぐご理解いただけるでしょうけれど、見てくれは「ただのきったないヂヂィ」ですから、ソチラ方面の方々にはきっとモテないと思うんですよね(苦笑)

 「でもね、現在休業中の某店には行きたくないの。怖いから(汗)」


2009/9/20
ジエ @nttpc.ne.jp
そうなんですか。
安心しました...って何が(笑)
書き言葉がそうなので、しゃべり言葉も
「ごめん下さいませ...」なんておっしゃっているのかな~なんて勝手に想像しておりました。

某店とは、地下のあのお店でしょうか?


2009/9/21
端野 萬造 @nifty.com
>ジエさま
 安心? ふふふ。確かにデートは女性としかしない、とお答えしましたけれど、ワタシが男嫌いの性同一性障害だとしたらいかがです? そういった意味で女性としかデートしないですし、女性もワタシのことを男性としては見ていない、ということも成り立つわけです。「多重構造の倒錯(笑) だから安心するのはまだ早い」

 見てくれがただのきったないヂヂィですし、声のトーンも低いですからそれほど意識されないとは思いますけれど、口調やニュアンスには相当「オネェ」が入っていると思います。「男性には全く媚ませんしね。特にオカマは苦手(苦笑)」

 地下のそのお店のオーナーとシェフにお会いしてお話ししたこともございますよ。背中に悪い汗をかきました(笑)

 よしもとばななさまの小説『キッチン』には母(元は父)という存在、「えりこさん」が登場しますけれどワタシの場合はもっと複雑かも知れません。


2009/9/21
madoka @e-mobile.ne.jp
 萬造さま。おはようございます。

 モンヴィル最後にふさわしい記事を書いていただき、本当にありがとうございます。


 オープンから約3年。駆け足のような月日でした。すすきのという地区での営業は初めての試み。いろんな試行錯誤の年月でしたね。そして結果として閉店という選択をしなければならなかった事はとても辛い事ではありましたが、公式の発表をしないにもかかわらず、たくさんのお客様にご来店いただき、本当に嬉しかったです。

 すすきの地区で働くという事はワタシにはもしかすると向いていないのかもしれません。そしてそれはシェフも同じなのかもしれません。しかしこれが違った場所ならどうだったのかというとこれまた答えは出ないですね。

 萬造さまのいう通り、ちゃんとやっていても商売として成り立たない。それを感じた今回の結論でした。

 つづく・・・。


2009/9/21
madoka @e-mobile.ne.jp
 つづき・・・。


 一部のお客様には絶大なる支持をいただいていながら、すすきのという地区では不特定多数を狙わなければならない。またそれだけスケールの大きすぎる店であった事は維持をしていく中で当然の事ながら圧迫していたわけです。

 通常、飲食店の場合、売り上げが下がると原価率が上がる。そして売り上げが上がると原価率が下がる。基本そうであるのですけど、この店の場合というより、シェフの技術とワタシは踏んでいますが売り上げが上がっても下がっても原価率が変わらないという事実があるんです。そしてあの絵に描いたような料理の表現。まさしくシェフの努力の賜物だと・・・。


 そして、お客様がそれを判った時にファンとなっていく。



 またまたつづく・・・。


2009/9/21
madoka @e-mobile.ne.jp
 いやはや、ながいながい。すいません。


 そして、そこに架け橋となるべくサービスの人間が、どれだけお客様に美味しいと感じていただけるかの役割をする。しかし、それがあまり必要でないのがすすきのという土地なのかもしれません。


 レストランで食事をする。それだけではないと言う事ですね。人間関係の縮図、どんな場面で、どんな思いで、どんな事になるか・・・。そう、食事がメインではないという方も多々いらっしゃいましたね。そこがシェフやワタシのコンセプトとする所と利用する側のお客様、さらに会社としての考え、すべてがずれていたのでしょう。

 そして当初から3年かかると踏んでいたワタシとシェフは、ようやくいらして頂いてるお客様がコンセプトを理解して来ていただき始めた矢先の今回の結論。


 本当に残念でなりませんでした。

 でも、これもそれもすべてはワタシの力不足。


2009/9/21
madoka @e-mobile.ne.jp
 ペンギンがいると言う事で、もっと宣伝をしてほしかったであろう会社の考え。それと反比例するようにワタシは彼ら、ペン吉とケティを広報に使う事を嫌った。


 ここがあの店の売りのひとつであろうペンギンがいるレストランの営業展開につなげていけなかった・・・。というより、頑なにつなげようとしなかった私がいました。

 どうしても出来なかった。最初の1年は絶対に情が移ってはいけないとわざと態度に出さなかったのが、ペン吉の病気の時にそれがいっぺんにでてしまいましたね。


 情と、仕事は別にしなければならない所を一緒にしてしまったんです。それはもう、可愛くて仕方ありませんでしたから。


 自分の人生何年生きられるか判らないけど、もし70年だとしたらその内の3年をペンギンと一緒にいたという事実は一生忘れないでしょう。離れることは苦しかったけど、まさに出会いは別れの始まり。


2009/9/21
madoka @e-mobile.ne.jp
 今後のことはどうするか、まだ決めていませんが、ゆっくり考えながらいこうかな・・・と。しばらくはペンギン達を思い出すだけで、涙が止まりませんしね。


 最終を飾るにふさわしい記事を上げていただき光栄です。萬造さまのココロにも、お客様のココロにも、そしてワタシのココロにも刻まれたモンヴィルは永遠に忘れることはないと信じて・・・。


 こんな店、もう2度とないなとたくさんのお客様から頂いた言葉を財産にして・・・。


 この場を借りて、モンヴィルを愛してくださった方々に感謝申し上げます。

 狭い札幌ですもの、また逢えます。狭い北海道ですもの、また逢えます。狭い日本ですもの、また必ず逢えます。そうお客様に話しながら、閉店までの営業をしていました。



 本当にたくさんのお客様に感謝です。



 ありがとうございました。


2009/9/23
端野 萬造 @nifty.com
>madokaさま
 モンヴィルの最後に相応しい記事であったかどうかは正直、自信がないというか不足であることは間違いないな、と感じておりますよ。最近、どうもパワーが落ちていまして、申し訳ありません。

 記事にもカキコしましたけれど、モンヴィルさまのお陰で多くの方々が幸せになれたことは紛れもない事実。その場所を作り上げたのmadokaさまや林シェフをはじめとするスタッフ、オーナー企業さまの努力の賜物でありますよ。

 今後、皆さまがどのような道を歩んでいかれるのかはワカりませんけれど、かつてモンヴィルにいたんだよ、というのは誇りにして欲しいな、と。
(続く)


2009/9/23
端野 萬造 @nifty.com
(続き)
 モンヴィルが本当の伝説になれるかどうかは、皆さまの今後に掛かっている部分もあるんです。「今をときめくあの方はかつてモンヴィルというペンギンの住んでいたお店にいたんですって。そのお店には○○さんや○○さんも在籍していた伝説のレストランバーで知る人ぞ知るっていう存在でした」

 偶然の出会いhttp://www.mytokachi.jp/kabamaru_7/entry/60#comment37から始まって、モンヴィルさまの最後を看取ることはできませんでしたけれど、気持ちだけでも一緒に過したかったということでこの記事をアゲました。

 今後もフォローさせていただきますから。なんてったって、愛しのmadokaさまですもの。


2009/9/28
mari* @bbexcite.jp
この記事を拝見してから、どうも自分の中で
モヤモヤ感が否めず・・・そして、どうしても
一言お礼が言いたくてコメントさせて頂きますね。

萬造さまの記事で、私もモンヴィル様を
ご訪問しましたが、それは本当に嬉しく楽しい
時間を過ごさせて頂きました。
またぜひ機会があればご訪問したいと思って
居たのですが、残念です・・・。

けれど、またいつかmadokaさまとの出会いが
あることを楽しみにしています♪


2009/9/28
端野 萬造 @nifty.com
>mari*さま
 あー、嬉しいなぁ。mari*さまのモンヴィル訪問記がございましたね。http://www.mytokachi.jp/kabamaru_7/entry/196#comment18 あの頃はブログをやっていて良かったな、と単純に思えていた時期ですね。「それこそ、歴史は後戻り出来ない(哀)」

 madokaさまのことですから、周囲が放っておいてくれないというのが実態じゃないかと想像しておりますよ。どのようなカタチにせよ、再会は叶うと思います。さらに大きなステージになるのでは、と期待しているのですが。  

Posted by きむらまどか at 13:34Comments(0)札幌出張

2012年11月25日

くつろぎペンギンに癒されて/モンヴィルのホスピタリティが秘訣

2009-06-26 09:33:17|▼コメント(4)

この記事、あしかけ8日かけて完成させました(嘆息)

 アンソロジーの締切(6/30?)が近いってのに。こんな余裕はないハズなのよ。なんにも手をつけてない。





Restaurant et Bar MontVille レストランバー モンヴィル

札幌市中央区南4条西5丁目第4藤井ビル7F ℡ 011-251-8845

年中無休 営業時間 月―金17:30~25:00(L.O.)
土日祝 17:30~23:00(L.O.)ペン吉とケティにお会いになるなら、21:00前が無難かも。

参考記事:
ペンギンは うつ伏せになる!! うつ伏せなる?! うつ伏せになる??/レストランバー モンヴィル
ケティの羽根が ?! 抜けるっ!!抜けるっっ!!抜けるっっっ!!! vol.4/レストランバー モンヴィル
↑、vol.1からvol.7までございます。興味深いですよ。
この小窓はナンダ?
笑顔になれるペンギンズ・バー/札幌ススキノ・モンヴィル
↑、3年前のぺん吉とケティちゃん画像が見られます♪

 メインはmadokaさまのブログから無断拝借のペンギン画像。よい子の皆さんはマネしちゃ駄目。





(前略)
 扉を開けてくださったので、間近で撮ってるからなんですよ。スゴイでしょー。ズーム使ってないんですよ。それでも逃げないで落ち着いてくれてるの。エサのほうが気になってるせいかも知れませんけど。

 ケティちゃんの嘴の前に手を出したんですよ。当然突付きました。噛み付くといったほうがいい。想定の行動ですから、ワタシ慌てず騒がず、「ね、怖くないでしょー、キティちゃん」って。そうやって、仲良くなろうとしたんですよ。なんども繰り返しました。madokaさまが悲鳴を上げます「萬造さん、大丈夫?」

 駄目だ、っていうのに手を出して、ケティに指を噛み付かれて血を流す方が少なくないんですって。でも、ワタシには生噛みですから、そんなことにはならない。全然平気でした。その結果どんなことになったかというと。
(後略)

 まんぞうのへりくつ№1513より。こっから話しが「風の谷のナウシカ」♪に飛ぶのよ(笑)


 いやぁ、先日すっごい久方ぶりにモンヴィルさまでお食事いたしまして。バイト関係でmadokaさまにお会いはしていましたし、ペン吉とケティちゃんに会ってはいたのですが。




撮られているのワカっているのに、腹ばいだわ、寝るわ。いかにリラックスできているかってことです。madokaさまじゃないと撮れない絵ですね。


 ペンギンっていう鳥はなかなか神経質らしいんですね。ですから、飼うのはなかなかムズカシくて、素人さんが下手に手出しすると可哀相な結果になる。
 ちなみにモンヴィルさまのペンギン飼養能力はペンギン学会関係者の間でも高く評価されているんですって。とにかくペンギンの状態がいいって。あの旭山動物園ですら一度全滅させてしまったくらい、ペンギンを飼うのって難しいんです。


端萬撮影 お話ししてるみたいでしょ。してるんですよ(笑) やっぱり毛換わりしたケティちゃんが綺麗ね。


 畜舎の清掃を徹底しているのとペンギンの状態をしっかり観察して、獣医師との連絡を密にしているのがポイント。ペンギンって、生活している環境が嫌だと身体的な抵抗力を失うらしくって、病気になるとすぐ死んでしまう傾向にある。これだけの長期間生きているってことは、この場所を気に入ってることなんだって、学会の方が教えてくださったそうです。まんぞうのへりくつ№1515より




端萬撮影 手前がペン吉、後ろがケティちゃん。おっ、お前なんだよ。餌くれんのかよ。っていうか、ワタシの背中にmadokaさまがいらっしゃったからですね。


端萬撮影 お食事した日当日画像。お前なんか、知らんわって(泣)

 今でこそモンヴィルさまは年中無休ですけれど、それ以前は定休日にもmadokaさまかkumikoさまがしっかり餌をあげにお店に出てらしたんですよ。そう、お2人は育員状態(笑) もう、これだけ長く付き合っていると子どもと同じ感覚ですって。

 餌をあげれば、それで済むってことではありませんからね。風邪も引けば、毛換わりもする。それをしっかりケアしてあげなければならない。状態を常に把握し、対応してあげないとペン吉とケティにとってココチ良い環境とはならないわけです。この対応って、まさにホスピタリティなんですよ。

 よく、こんなトコに押し込めて、ペンギンさんが可哀相って感想を述べられる方がいらっしゃいます。全然違うんですよ。ペン吉とケティにとってはこれが世 界。生まれた時から人口的な環境で育てられているのです。madokaさまの記事のコメント欄 をお読みになればワカりますわ。なんか、こんな話題の展開をここでしましたね。コメント欄はマイとかちユーザーの方しか読めませんけれど。

 madokaさまがおっしゃってました。「学会の先生が教えてくださったのですけれど、ペンギンって嫌なことは忘れるようにする気性があるんですって。そうしなければ、すぐ生きていく気力を失ってしまうほどナイーブなのね」

 久方ぶりのモンヴィルさまでのお食事だったのですけれど、実はこの直前に超辛スープカレーを試しておりましてね。そしてまた別の場所で人に会わなければならなかったものですから、軽く(笑)






黒豚のテリーヌ 上に乗っているのはコンソメのジュレ(ゼリー)です。当然一緒に口に放り込む。それぞれでいただいてもイケるのですよ。これが一緒になれば、それもう(笑)



パテ(ペースト)とテリーヌって基本的に同じもの。テリーヌの場合、型に背脂を敷くとかさ。鶏の白レバーペーストとペルノ・アブサンの組合せもいいのよ♪ 画像はまんへりにアゲました。

 林シェフ が創り出す皿の数々 をご覧になって、味わってくださいまし。パテやテリーヌってのはフレンチの基本中の基本。まさにエッセンスが凝縮されている。それだけに実 力が表現されてしまうのです。






キングサーモンのあぶり冷製ディル風味 ディルは魚のハーブっていわれるくらいサーモンと相性がいいんですって。鮭皮の炙り具合が絶妙で歯応えが堪りませんでした。







林シェフの一皿一皿は見栄えを考えて量が多いのよね。だからぱっと見の価格は安くならない。複数で訪れて、色々オーダーされるのが正解でしょうね。ワタシはほら、大喰いですから。


 経歴と実力からいって林シェフは札幌円山あたりでセレブ相手にオーソドックスな皿で勝負することも全然可能なんですけどね。それをあえてすすきのでヌーベル・キュイジーヌするのがモンヴィルさまの矜 持

 コメント欄に先にカキコしちゃったんで、なんなんですけれど、モンヴィルさまのセールスポイントは、実はペン吉とケティではないということ。もちろんペンギン学会の方々を始め、ペンギンファンの方のお見えもありますよ。でも、動物園ではそんなにお金は取れませんし、そんな気もない。詳しい事情はカキコいたしませんけれど、客寄せのためにペン吉とケティを飼っているわけではないのです。


お好みワイン3種 もういつもお任せ。kumikoさまが「からいきます?」と。madokaさまが「じゃぁ、次ぎはコレとコレね。置いといたほうが香りがたつから」と。


マリオ・ベリーニさまデザインのチェアーがほんと心地良くて。いつまでも座っていたくなるという。ペン吉とケティを眺められないけれど、やっぱりカウンター席♪


タラソテラピー フルコース モンヴィルさまではこんなことにも対応できてしまうのですよ。基本的にはコースをしないお店なのでそういった意味でも珍しい。


 あくまでも売りは飲食業としての快 適な空間の提供なんですよね。その中に上質の料理と接客がある。オープン以来基本的にノークレームというのがマネージャーmadokaさまの誇りなんですよ。「不満を汲み取って、そのままにしないことが大切」




この画像のほかに何枚かモンヴィルさまが入ってらっしゃるビルを撮ったのですけれど、すすきのにあるこのビルにモンヴィルさまが入っている異 様さを最近理解することができました。札幌に馴染んできたということですかね(苦笑)


 くつろいでいるペン吉とケティの様子に触れることでお客さまが癒されるのであれば、ペン吉とケティの状態を良くしてあげなければならない。それは店舗内の清掃やインテリアをきちんとしておくのと同じ感覚です。まぁ、madokaさまとkumikoさまのペン吉とケティに対する想いはそれだけではないのですけれどね(笑)

 オーダー決めのときからお客さまがモンヴィルに何を欲しているのか考え、提案し、状態に気を配る、それがmadokaさまの接客に現れるホスピタリティです。その心遣いがペン吉とケティにもなされているわけですね。ワタシもペン吉になりたい。食事が解凍わかさぎばかり、というのはかなりツラいけどペンギンにとっては当たり前ですしね。

コメント(4件)

2009/6/30
madoka @ocn.ne.jp
 端野萬造さま

 こんにちは。こんなに立派な記事にしていただき、ありがとうございます。とっても感謝(嬉)。

 ペンギンの飼育に関しては、本当に当初からいろいろ試行錯誤してましたし、育てた事などないのですから、誰の言葉が正当なのか、なんていう事もしょっちゅうありましたね。
ペン吉は特に病気にかかる事も多くって、お店ほったらかして、病院に走った事もしばしば。先生がつかまらなくて、やむを得ず他の病院に走って余計悪化させてしまった事もありましたね。

 今となっては懐かしい思い出になりつつありますが。


 ホント今ではすっかり慣れてというか、慣れすぎて警戒心まるで無し(笑)、お客様にお尻を向けて寝ている始末(笑)。彼らがここが自分の住処なのだという事をしっかりと認識してくれた証拠であることには間違いがないのです。ここまでくるのにも長い長い道のりでした。
 (続く)


2009/6/30
madoka @ocn.ne.jp
(続き)
 

 完全にワタシと彼女は飼育員状態ですね。



 彼らがココロを開いているかは判らないけれど、確実に他の人とは違うという事だけは分かります。

 なんせ、エサを上げている人には叶わないと言ったところでしょうか。(笑)



 100マイルの記事もリンクしていただき、ホントにホントに感謝です。

 またのご来店お待ちしておりますね。


2009/7/1
端野 萬造 @nifty.com
>madokaさま
 札幌に出掛けることが多くなったわりには、モンヴィルさまにはすっかりご無沙汰しておりましたよね。今回も1時間くらいでバタバタしてしまいまして。もうちょっとゆったりしてみたかったのですが、なんせかんせ深夜特急まりもがなくなってしまったのがイタイ。http://www.mytokachi.jp/kabamaru_7/entry/365

 この記事、是非帯広動物園関係者ですとか動物ファンの方にご覧になっていただきたかったのですが、どうもその気配がないようなんで、アテがハズレてしまいました(苦笑)「ワタシ、動物は結構好きなのよ」
(続く)


2009/7/1
端野 萬造 @nifty.com
(続き)
 ペン吉とケティが安心して暮らしていける環境を作り上げたのはまぎれもなくmadokaさまとkumikoさまの努力のたまもの。それがモンヴィルさまの味を含めたサービスにも表現されているんですよ、という方向で記事をカキコしたかったのですけど、いつになったら終わるやら(泣)

 お料理のこともね、このレベルのお店が円山あたりじゃなくてすすきのに存在してしまっている、というの不当に低い評価につながってしまったいるのかしらね、と。そりゃあ、ある程度のファンはついていますけれど、いわゆるグルメな評価ってほとんど見られませんでしょう? とても残念ですよね。悔しい、といっていい。「ペン吉とケティはウリではなくて、添え物に過ぎないのだけれど」

 madokaさま直々におみえいただいて恐縮ですわ♪ ペン吉とケティとkumikoさまによろしくお伝えくださいましね。

  

Posted by きむらまどか at 13:09Comments(0)札幌出張

2012年11月25日

パフェの魅力に幻惑/カフェ・ポルト帯広は駅北の意外な空間

2008年5月20日(火) 08:15 ▼コメント(5)




CAFE PORTE OBIHIRO カフェポルト帯広
帯広市西3条南11丁目7帯広太陽ビル1F ℡0155-26-5388
年中無休 営業時間 月~金 11:00~21:00 土日祝 10:00~21:00

参考記事
昨日シネマ太陽さまに出かけて参りましてfromまんぞうのへりくつ

 メインは「ほら意外な美人でしょ」の季節のフルーツ&ベリーパフェ画像。





 まんへりNo.972において、「クレヨンしんちゃんちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」のインプレッションをカキコさせていただいておりますが、じつは映画の前に以前から気になってました、カフェポルト帯広さまにお邪魔してみました。まぁ、上映までの時間潰しだったのですけれど。



ポッキーもバナナも、ミントまでもしっかりと。ね、ちゃんとしてますでしょ


チョコパ、でございます


 アルファベット表記(CAFE PORTE)に囚われてしまったものですから、ポルテだと思い込んでましたらポルトが正しいのですね。ちなみにポルトって港の意味で良いのかしらね。


季節のフルーツ&ベリーパフェ


 一体どんなのがでるのかなぁ、って期待半分あきらめ半分で待っていましたらね、あらびっくり。もうこのプロポーションで、ワタシぐっとヤラレてしまいました。




なんか、頂く前にワクワクしちゃいました。そう思わせるだけの魅力はありますでしょ。



窓の外の景色。この日はちょっとイマイチかも


 考えてみると、カフェポルト帯広さまは意外な穴場といえるのかもしれません。駅に近いでしょ、駐車場は広いし無料だし。眺めもそんな悪くない。開放感がありますからね。映画の行き帰りだけの利用ってことじゃなくても、いいような気がしますね。


ドリンクメニュー


フードメニュー


ケーキメニュー









 お持ち帰り用にケーキも購入できます。ウエイトレスさまに「帯広で作っているんですか」とお伺いしましたら、「多分・・・違うと思います」とのお答えでしたぁ。もう一寸ツッコんでみると興味深い事実がつかめたかも。

 リッチモンドホテル帯広駅前 さまが6月7日に開業いたしますでしょ。そこには「亜欧旬感グリル夜光杯」 という名前のイタリアン・レストランが併設されるようなのですけれど、決して宿泊客専用ということでもないでしょう。

 朝食バイキングが7時から営業ということですから、朝早くまでお働きになる夜のご商売の方々のご利用があるのじゃないかな、とワタシ予想しちゃいます。今まで帯広東急イン さまでレストラン・シャングリラのモーニング・ビュッフェをご利用になられていた方が間違いなく一度は流れるでしょう。

 いやもしかすると、宿泊客自体も好きなほうを選べてしまうわけですね、散歩がてらに。途中にローソンもありますんで、買い物ついでもあるでしょう。そうやって考えると、今後ここに人の流れがある程度できるでしょうから、眺めてみるのも愉しいかもしれません。


コメント(5件)


05-20 08:41
おさるのかぐや彩優木
むむむっ、朝から涎が・・・
ちなみにこのパフェでおいくらでしょう?

たまに無性にパフェを食べたくなるときがあるのです。
でも頼んだより小さかったり、生クリームの量がたりなくってがっかりすることもしばしば。

ここのはかなりボリュームありそうですね!
あとはお値段だなぁ・・・

映画館、よく行くんですが、ここは入ったことなくって。ねぎ塩豚丼も気になってるんですがね。
http://www.mytokachi.jp/mt.php?id=mtakira&blog_code=285
ん?入り口というか別な空間なんでしたっけ?

PS・懲りずにTRYしてみますが、果たしてどれくらいで流されちゃうのでしょうか?ww
単純に見て頂きたい秀逸な記事を選んでるだけなんですけどね・・・カナシイ




05-20 09:00
おさるのかぐや彩優木
すいません!ちゃんと写真見たら「フードメニュー」の方にお値段載ってましたね。失礼しました。

このボリュームで¥580は凄いかも!
今度娘と行ってみます♪






05-20 09:45
ピョン子
(^▽^;)実は私も値段が気になっていました。
最近のパフェって高いですからね~
軽くラーメンが食べられる勢いです。

私的には上げ底パフェは嫌いなんですけどね。
ここのは見た感じ、入ってないみたいですね。
パフェ・・・何年も食べてないかも。

今は1つ完食する自信がないです・・・
萬造さまはもちろんお食べになったのでしょうね。



05-20 23:24
端野 萬造
>おさるのかぐや彩優木さま
 パフェを食べる、という行為には甘いものを味わいたい、というだけではなくて甘美な世界に浸りたい、現実逃避したい、という想いが結構強いんじゃないかな、と。少なくとも、ワタシはそうです。

 ですから、ショボいのが出てくると心底がっかりしちゃうのよね。期待が大き過ぎるともいうのでしょうけど。そういった意味でポルトさまのパフェは夢を与えてくださいましたね。食べるの惜しかったですもの。「夢よ覚めないで」

 ええっと、十勝晴れさまは同じ1階フロアに存在しますけれど、独立してます。そちらはまだ寄ったことがありません。それほど、必然性を感じませんので。「そこに夢はあるのかい?」

 TRY、お疲れさまでした。想定外の事態になってしまいましたね。あはは。



05-20 23:37
端野 萬造
>ピョン子さま
 上でも述べましたけれど、ワタシにとってパフェを選択するのは夢を買うのと同義なんですよ。こういった思い入れは、むしろ男性のほうが強いンじゃないかしら。

 ですからね、多少の価格には目をつぶってしまう。そういつも味わうものでもございませんし。だからこそ、期待を裏切られると失望がものすごく大きくなるのですね。「こんなハズじゃなかった」

 ポルトさまのパフェは上げ底ではございませんでしたよ。それでも1個平らげて「まだいける」と思えたのは、比較的甘さ控えめあっさりめ、と感じたからではないでしょうか。

 ピョン子さま。パフェは現実逃避の手段でございますよ。なにもかも忘れて、ただひたすら甘美な世界に身をゆだねることです。たまには必要なことだと思います。1個召し上がれた時には、いつもより優しくなってる自分がいますから。

 でもワタシ、直後に映画観て唸ってしまいましたけれど(笑)。

  

Posted by きむらまどか at 08:16Comments(0)帯広近郊/洋食・パスタ

2012年11月24日

龍門/大衆中華の老舗であえてカツ丼を喰らう

2008年5月19日(月) 08:20 ▼コメント(2)



バイトの帰りにワザワザ遠回りしまして、ネオン画像を撮ってきたのよ。結構細かい努力しているのよ、こう見えても(5/21 21:03)


大衆中華龍 門
帯広市大通南26丁目20  ℡ 0155-24-4821
営業日:不明 土日は営業していますでしょう 
営業時間:不明 恐らく11時くらいから15時半 17時から21時 ではないかと。

参考記事
YMOが復活って、マヂっすか!?
憎からぬ想いを寄せた女性fromまんぞうのへりくつ
くろにっき 満足VS体重SINCE 2005/我逢亭

 メインは「昔はもっと分厚くて」なカツ画像。





 今回ご紹介する大衆中華龍門さまですけど、古いです。歴史あります。定かではないんですけど、この店舗になってから30年は越えていると思うんですよ。30年前って、ワカリます? 1978年(昭和53年)のことですよ。YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が結成されたのがその年。サザン・オールスターズ(活動休止するんですって!? 偶然新聞で目にしました)が「勝手にシンドバッド」でデビューしたのも同じ年。ちなみに「渚のシンドバッド」をピンクレディーが唄ったのは前年1977年でして。

 あれ、何の話でしたっけ!?



左にチラッと見えるのが茶色の小瓶さま跡

 帯広における、いわゆる郊外型中華専門店のハシリが龍門さまであるはずです。ラーメン店や食堂、というものは当然アチコチにあったわけですけれど、専門店という形態は以外に少なかったんじゃないでしょうかね。それもこれだけ大規模に。

 今回、店内写真はございませんので概要お伝えしますとね。1階はカウンター、テーブル、小上がりで30人以上は収容できる。そして2階にも座敷が用意されていますから、あわせて50人はいけるお店です。


この「龍門」の字体になんらかのこだわりがかんじられませんか?

 ですからね、龍門といえば30年以上前から帯広に住んでいらっしゃる方なら、大体その存在は知られているのではないのかな、と。特に鉄 南死語)の住民にとってはですね。ちなみにお若い方のために解説しておきますと、鉄南は鉄道高架よりもっと以前はよく遣われた言葉でした。


 帯広駅のエントランスが北側にしか存在しない、ということもあって線路の南側というのは帯広でも一段下がって見られた時期がございましてね。その認識が払拭されるきっかけとなったのは帯広大谷高校跡地にニチイ(後のサティ、現ポスフール)さまが出店されたことなんでしょうね。



当時としてはかなり斬新なデザイン。これにもこだわりがあるはず。どこがモデルなんでしょうねぇ


 で、お話を龍門さまに戻します。店舗が大通に面していない、ということで多少視認性が落ちるわけですね。なんせ、インターネットやフリーペーパー以前の告知というのは、店舗の存在場所がかなり重要でしたから。それで、大通を通行する車からでも見えるように大きなネオンを店舗の上につけたのじゃなかろうか、と。店舗西側に建物(茶色の小瓶さま、この店も一世を風靡されました)ができるまでは相当目立っていたんじゃないでしょうか。


 ラーメンを始めとするメニューの多彩さとも相まって、かなり繁盛していた記憶があります。まぁ、言ってみれば現在のどでからーめん さまのような存在ですわね。いやぁ、我ながらよく思いついた。ね、こういうふーにワタシ、カキコしながら考えるものだから、とっても時間がかかるのよ。



メニューⅠ 拉麺
すっごい多彩。イカカレーラーメン!?



 今回記事をアゲるにあたって、いつもの通りネットで検索かけましたけども、老舗に関わらずほとんど情報らしい情報を見つけることができませんでした。とっても意外なんですけれども、ネット上では存在が認知されていないのですね。今後もその状況はカワらないのかな、という気はいたします。


メニューⅡ ご飯物他
書き加えがあるという部分に絶え間ざる探究心を感じます


 さて、昭和63年(1988年)には当時の社会党委員長土井たか子さまが遊説中に立ち寄られてラーメンを啜られたという歴史を持つお店ですから、ラーメンを登場させるのが常道でしょう。ところが「端萬記」は世間さまとはちょっとズレたところに存在しますんで、まずはカツ丼ということに相成ってしまいました。


 中華料理店でカツということになれば、これはもう帯広では老舗中の老舗中国料理の金時 さまのカツ弁当 ということになるのでしょうが、それとは全く関係ございません。



たけのこが入ってますでしょう。ココラへンが中華屋さんのカツ丼でございますよねぇ。


グリーンピースが妙にうれしくて。一粒づつ食べました



 ワタシにとっての龍門さまといえば、ラーメンよりもかつ丼なんですよ。かつて、ワタシが憎からぬ想いを寄せた女性がいらっしゃいましてね、その方との会話の中で出てきたのが「龍門のカツ丼って、スッゴいのよ。騙されたと思って萬造さん食べてみて!」でした。


 そりゃあもう、想いを寄せている方がおっしゃるのですから、一も二もなく参りましたよ。現在のワタシでしたら「では、ご一緒に」となるのでしょうが当時のワタシは全然そんな余裕はないわけです。いえ、経済的にというよりも精神的にですね。




こうやって撮ると、なんか分厚く見えちゃいますよね。ま、とりあえず、思い出ですからぁ。ほほほ。


我逢亭さまのとんかつ定食のとんかつ(画像提供くろにっきさま)。」確かにこれくらいの厚さはありました。記事 もご覧になってくださいましね。もっと分厚さが伝わります。


 その当時(今から12年前)のカツ丼はスゴかったです。彼女のおっしゃることは本当だったわけです。感動しましたね。「なんだろ、コレ」ってくらい思いましたから。味というよりもその分厚さに驚いてしまったワケです。


(みそ汁つき)のおみそ汁でございます

 その後も何度か味わいましたけれど、厚さはどんどん減っていきました。値段は当時と変わっていないと思いますんで、無理もないかな、という気はしておりますけれど、ちょっと淋しいですね。


ワタシの存在って、ちょうどこのキムチのようなもの

 今考えてみると、その想いを寄せていた彼女は当時付き合っていたであろうボーイフレンドとですね、一緒に召し上がって感動を共有されたのではないのかな、と。そういうのって誰かに伝えたくなるじゃないですか。ワタシはその格好の標的となったわけです。

 ああー、色んな意味で淋しい記事となってしまいました。ほんとおんなじようなこと、延々繰り返してるよな、ワタシってば。


引用欄で怪しく輝いているネオンを日中見るとこんな感じなんですよぉ


コメント(2件)


05-22 15:51
かつ @ocn.ne.jp
 懐かしいですね、自分も20年位前に良く行きました。
今の嫁と結婚する前に二人でラーメンとかより麻婆豆腐とか肉ニラ、餃子なんかをよく注文してました。旨かったなー 今度、子供つれて行ってみるかな



05-22 20:53
端野 萬造
>かつさま
 メニュー表自体も変わっておりませんでしょうから、懐かしさもひとしおかと。肉ニラ、餃子ですか。それぞれの胸にそれぞれの龍門さまがあると思うのですよ。そういった想いを共有できたのであれば、幸いでございます。

 今回画像はアゲられませんでしたけれど、店内の状態もほとんど変化ありませんから。そういった部分も感動できるのではないでしょうか。どなたかとご一緒にということであれば、なおさら結構です。