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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2013年04月28日

土日限定BIGバーガーが満寿屋に/メガマックをぶっとばせ!

2008年7月8日(火) 08:30 ▼コメント(9)

 一応、追加カキコはいたしますけれど、画像だけで意図は十分伝わるかも(笑)。でも、ワタシが何をカキコしだすか、というのも楽しみでしょ?



ちなみにボヌールというのはフランス語で幸福という意味でございます。懐古菓子パンねぇ。う~む。


BONHEUR MASUYA ボヌール・マスヤ
帯広市西17条南3丁目25 ℡ 0120-33-4659 0155-33-4659
定休日 年末年始のみ 営業時間 7:00~20:00

参考記事:
はるこまベーカリーのChaiランチBOX/おさるのかぐや彩優木
パンの満寿屋でうふふ/萬造の過去のお仕事
 ↑、コメント欄でのcaskさまとの遣り取りに注目でございます。

サンドイッチ×3/10年ぶりのサブウェイに札幌アピアで出逢う
 ↑、ワタシのしてやまない木の実の天然酵母パンと白スパサンドについて。

パンの満寿屋と雑穀のヤマチューと/無ければ作ろうでいいじゃん
 ↑、ドナタも突っ込まなかったけれど、しつこくご紹介。

 メインはBIGバーガーと後ろに控えしはハンバーグとナポリタンのピザトーストとプチスイートポテトです、画像。ねーねー、おっきいって言って!!





 日曜のお昼に某所に差し入れを致しましょうとクルマを走らせておりました。香りのキツクないもの、作業中手軽につまめるもの、が条件。となれば、パンかスィーツか、ということになるのですけれど、ワタシの選んだのはパン。はるこまベーカリーさまに行ってみましょうかと。ワタシ実は、味わった経験が少ないものですから、ちょっと味を確認したかったものですし。商品イメージはコチラ。それで、あさひやさまも横目で見ながら通り過ぎてですね、到着したればなんと日曜日定休なんですね。


もう、建築後随分になりますよねぇ。15年くらいかしら。でも、ワタシが来店したのは今回がめて。


 で、次善の策としてボヌールマスヤさまに寄ってみようと。最近、本店やトラントラン店で毎日のように購入している安定した味わいですし。自分のために買うのでないから、いいや、と。単純に興味がございましたし。一体ドンナ感じのお店なんでしょう。本店が縮小されてしまった後の旗艦店ですからね。


一体いつ頃からの登場なのでしょう。どうして、今までドナタも取り上げなかったのでしょう、こんなネタを(笑)


 お店の中は想像以上の混雑。かつての本店の賑わいを思い起こしてしまいました。20年くらい前までは、本店にはホールが併設されてましてね。そこで番茶を飲みながら、パンを味わえたのですよ。「一杯」なんてセコイことはありませんでしたね。ボヌールマスヤさまにもカフェスペースがあるようなんですが。


 で、レーズンスティックを味見して、「お、いけるわい」とトレイに載せました。それから、ピザトーストを。サラミのノーマルなのもあったのですが、っぽさに魅かれて、ハンバーグとチーズとナポリタン載せのをチョイス。そして、よく昼食でたべる焼きたてピザも。

 「もう一品くらいでいいかな」と。ワタシ自身の昼食はDiningら~めんたね家さまでコラーゲンたっぷりのしおラーメンと特製角煮トッピングにしようと決めていましたので。

 ところがですね、異様な存在感を放つ物体に眼が吸い寄せられてしまったのですよ。「なんじゃあ、こりゃあ!



左横に見えますのが普通サイズのエビカツバーガー(だったかな)。実質的には3倍以上のボリュームかな、と。ご理解いただけますでしょ。

 そりゃあもう、トレイに載せましたよ。昼食はラーメンをやめてBIGバーガーに変更を即時決定。スマン、種川オーナー。近いうちに必ず、寄るから。それでねぇ、レジ待ちしているときにプチスィートポテトも2個買ってしまいました。ああいうふうに置いておかれると弱いんですよね。ワタシ、まんまとボヌールマスヤさまの作戦にハマってしまいました。

 レジの後、こういうときに限って手元になかった携帯を取りに戻ったのはいうまでもないことでございます。だってさ、違う店に行ったからって、あえて記事にする必要もございませんでしょ。でも「このネタ、ブログにアップした記事あるんじゃないだろうか?」と胸の中にあったのも確かでしてね。その記事を上回るためには、それなりに詳細な分析が必要になるわけです。



とりあえず、袋に入ったままの状態です。乱暴に取り扱うと挟まれているものがコボれてしまいますから、ご注意。


 もう、なんていうんでしょ。高岡早紀さまの豊かな胸 に顔を埋めるようにしてかぶりつくような妄 想に囚われて、ウットリとしてしまいました、ワタシ。ね、アメリカあたりに行かないと食べられないと思っていましたから。



で、まず顔を埋める前にですね、やっぱり大きさを測っておかんとな、と定規を用意いたしまして計測。直径で15センチ強といったところでしょうか。小さなデコレーションケーキ並みですよね。あ、高さを測るの忘れちゃった。推計で13センチくらいかなぁ。



メインはハンバーグではなくて、プリプリエビカツです。上からキャベツ、トマト、スライスチーズ、玉子の順番。




玉子は当然ますや謹製タマゴサンドイッチに使用されているのと同じものでしょうね。実に分厚く塗られております。これが味のポイントとなんじゃないでしょうか。恐らくこのくらい分量がないとイニシアチブがとれない。



カットモデルにしてみました。ご覧下さい、この分厚さを。恐らく下のバンズはですね、重量でされてしまっていると思うのですよね。それを考慮したなかでのカットになっているんじゃないかと。ということは、カット前のバンズってどんな感じなんでしょうか!? それはそれで存在感がありそうです。




本当はカットなんかせずにむしゃぶりつきたかったのですけれど、中身がコボれるばかりで哀しい結末になりそうということで1/4カットに落ち着かせました。


 で肝心のお味のほうでございますけれど、上から食べても下から食べてもしっかりますやパンしておりました。えびかつにしたのは正解だと思います。冷めていても美味しくいただけますもの。アメリカ帝国主義の走狗、マクドナルドさまのハンバーガーを味わったあとのいやーな満腹感とは全然印象違いますね。


 MEGAマックのヒットがボヌールマスヤ謹製BIGバーガーの登場につながったのは間違いないでしょう。本来であれば、二番煎じの謗りをまぬがれない可能性もありですけれど、価格差(150円ほどBIGバーガーが高いはず)を考慮しても、圧倒的にBIGバーガーの魅力が勝るとワタシ思います。って、実はMEGAマックを味わってはいないのですが。

 というのはね、MEGAマックって、独りで味わうものじゃないですか。でも、BIGバーガーは基本的に複数で楽しむべき商品。みんなでワイワイ、愉しく味わうことを想定された商品なのだろうなぁ、と。ですから、あの大きさ。そのコンセプトはまさにBONHEUR(幸福)と言えますまいか。



 さて、この画像でワタシがなにを述べたいか、ワカリますか。200字以内で答えよ、ボヌールマスヤの諸君。


 お店の前に佇むシトローエンくんなんですけれどね。もっと大切にしてほしーなーって。早世された先々代の社長(現社長の父上)がですね、クラシックカーのファンだったんですよ。このシトローエンくんもそのコレクションの一部だったはず。赤平で毎年のように開催される北海道クラシックカーフェスティバルにも出品がてら自分で運転されて出かけられていた、と耳にしたことございます。

 だからさ、ぴかぴかにしておいてとは言わないけれど、草刈くらいしておいても罰は当たらないんじゃないかしらー、って。お仕事をいただけなかった萬造のツブヤキでございました。


コメント(9件)




07-09 01:21
しょうぞう。
う~ん、これだけドデカイハンバーガーなのに
全然ジャンクな感じがしませんね!
とてもフレッシュ!柔らかな日差しの中で食べたい感じです♪
これとカフェオレだけ持って芝生へGOー!な気分になりますね(^^)




07-09 06:03
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 これから、BIGバーガーのインプレッションを追加カキコいたしますけれど、貴殿の印象にとてもシンパシーを感じております。ワイワイ言いながらご家族や友人同士で召し上がるのに最適でしょうね。

 さて、これからカキコをはじめましょうか。なんとか、7時には終わらせたいのだけれど。






07-09 13:19
しょうぞう。
ユーザーにより削除されました



07-09 13:22
しょうぞう。
カキコ7時までに終えられたのでしょうか?(^^;

※タグが使えないのにタグ入力してしまい、意図しない表示になったので削除させていただきました。
失礼いたしました m(_ _)m




07-09 20:26
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 結局7時15分までかかりましたね。

 しかし、本文よりも削除の説明文が長いというのはどうも(苦笑)。



07-09 21:14
くしろう
高岡早紀→想像しちゃいましたよ(笑)

最近ハンバーガーにハマっていて、こっそりばんバーガーを加えたりしてましたが、こんなのがあったんですねぇ~。
エビカツと言うのがまた興味をソソりますね。
こちらは近々しほろ牛バーガーをアップする予定です。




07-10 06:05
端野 萬造
>くしろうさま
 えへへへへへ。高岡早紀さまは上品な印象がございまして、好きなんですよ。ただ、TV版愛ルケの冬香はちょっと違うのかな、と眺めておりましたが。

http://blog.livedoor.jp/haraguro310/archives/51276311.html

 なるほどぉ。最初ワタシ、なんのことか全然ワカラず、「こっそりばんバーガー」で検索してしまいました。省略せず「ばんばバーガー」のほうが理解しやすいネーミングではなかったか、という気がしておりますよ。

 ↑、考えてみるとBIGバーガーと一緒に買った、ピザトーストのトッピングに似ておりますね!

 高くても納得できる旨さの地産バーガーの登場を望みたいところです。うーむ、そう考えてみるとピザだけではなく、ハンバーガーも十勝産食材だけで作ることができるのか。その場合、やっぱりチーズバーガーは必須条件になるのかなぁ。






07-10 14:20
しょうぞう。
本当は下記のコメントを小さい文字で打ち込みたかったのですが、投稿したらタグごと出てしまったので削除いたしました(^^;
潔く書いておきます(笑

追伸:このネタの例えに高岡早紀さまが出てくるあたりのセンスに激しく共感いたします(´∀`)
リンクもナイスです♪


イマドキのグラビアの女子ではなくあえて高岡早紀という選択。「高岡早紀さまは上品な印象がございまして」に納得。すべてを受け止めてくれるような包容力を感じますよね。
・・・コメントの趣旨が変わってきましたね(^^;




07-10 20:53
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 うははははははははははははは。なるほど、でございますね。貴殿の奥ゆかしい性格でしたら、文字を小さくしたかったのはよぉぉく理解できますよ。リンク「ちょっとだけヌードな映画」http://icemango.blog70.fc2.com/ は映画「不夜城」に関しての記述http://www.mytokachi.jp/kabamaru_7/bbs/352/1057がしたくて画像を探していたら偶然辿りつけました。

 「まんへり」のカキコよりも、リンクが評判よろしくってですね、エージェントさまからも「ヌードな映画ちょっと見ちゃった(笑)」と。

 高岡早紀さまを選ばせていただいたのは、他におっぱいの大きい方を良く知らないかった、ということですね。ワタシが他に知っている豊かなバストの方って、佐藤江梨子さま、ほしのあきさま、かとうかずこさま、井上和香さま、小池栄子さま、他に名前をアゲたくない方も少なくないですけれど。あれ!?
  

Posted by きむらまどか at 07:20Comments(0)デザートと酒と/喰全般

2013年04月27日

夜来香チャーシューを冷麺(リャンメン)で味わう/調理人の矜持

2008年7月7日(月) 09:30 ▼コメント(14)




中国料理チャイナ食堂夜来香(イエ・ライ・シャン)
帯広市西10条南40丁目4-14 ℡ 0155-48-4944
定休日 不定休 営業時間 11:00~22:00  火曜のみ 11:00~17:00

参考記事:
帯広 チャイナ食堂 夜来香(イエライシャン) /*ニソロを見上げ、モシリに立つ*
帯広市「中国料理チャイナ食堂・夜来香(イエライシャン)」 /隠密麺喰い師の備忘録

メインは今回の主役冷たい麺と温かチャーシューに寄ってみました画像。





ラーメンと焼きそば。こちらを召し上がられても、中国料理とあえて打ち出されている理由がオワカりいただけるかな、と。


 それこそ、銀座七福神を頂いた政経セミナー(前記事参照)に出席の直前、ワタシは昼食のことで苦しんでおりました。政経セミナーの開始時刻は15時。残り時間は40分少々。普段そうしているんですから、パンでも買って、かじれば済むことなんですが、それじゃあまりにも淋しいわけですよ。


ご飯もの。意外なほど、創作っぽいメニューが並んでいます。味を考えると愉しくなります。

 まぁ、昼時はハズれていますから、大体ドコのお店でも待たされることはない。そして、その日は真夏日になったくらいですから、暑い。冷たいものを食べたい。そんなことを考えながら、西5条通をクルマで南進しましてね。「どこにしよう」


一品料理とセットメニュー。一品料理はまさにオーソドキシー。しかも価格が良心的。好感持てます。

 で、いきあたりばったり的に思いついたのが、夜来香さまでした。セミナー会場からそれほど離れていませんし、混雑するという店でもありませんから、「早く美味いものが食べられる」という目的は達せられるわけです。「多分、冷たいものあるでしょ。冷やし中華とか。季節だもの」


ドリンクメニュー。ビールはエビスを。ね、ちょっと違うな、本格派なんじゃないか、って思えますでしょ。

 場所も帯広高等看護学院と帯広コア専門学校を目指していけば大丈夫、ということで記憶しておりましたし。ありました、ありました。路上に駐車いたしまして、店内に入ればいらっしゃいましたね、無愛想ということで有名なご主人が。濃紺の中華の調理服が頑なな姿勢を強調するが如くなんですが。




思わず眼をやれば、「チャーシュー冷麺(リャンメン)850円」の文字が。学校が集中している地帯に立地しているせいもあるのでしょうか。漫画本が店内には多いですね。


店主自信のお勧めメニューかと。ピリ辛中華チラシ四川丼にソソられます。


このお持ち帰り冷凍餃子が当たると商売的に結構オイシイんですよねぇ。


カウンターは余裕があります。数品目並べても大丈夫。

 以前から、夜来香さまのチャーシューは名高いものがございましてね。それをメインにした冷麺(リャンメン)ですから、これはもう注文するしかないでしょう。「チャーシューリャンメン、お願いしまーす」

 近くにいても聞き取りずらい声ではありますけれど、ご主人は返事をなさっているんですね。決して、黙っているわけではないんですよ。それを今回確認することができました。カウンターから厨房は良く見えます。

 思い出話しをひとつ。かつて、帯広市西22条南3にレストラン・リヨンという小さいお店がございました。イエローの外装がとても印象的な店舗でしてね。階段を上って店内に入る。美味しくて、価格はリーズナブルでした。千円未満でセットが味わえる。スープがなぜか、お椀で供されましてね。ご記憶の方、いらっしゃいませんか。20年ほど前のことなんですが。店主はカワっていましてね。絶対顔を出しませんでした。厨房もカーテンでってしまうという徹底振り。その理由は・・・。



このアングルで全体を捉えるのは新機軸。いかがでございましょう。レタスやチシャの上に麺を1.5玉分載せてタレをかける。おそれからチャーシュー、小口ねぎを散らし、またタレを。


 ワタシ今回で2度目の訪問です。その時なにか麺をいただいたのですが、強く感じたのは「これはラーメン店の味とは違う。高級中華料理店の味わいですね」。嬉しくなってしまったのを憶えています。なんていいましょうかね、味つけが複雑なんですよ。かつ深い。「ラーメン食べたい」って時はラーメン店のほうがグッとときますでしょう。夜来香さまのは「なにか、美味しいもの食べたい」って時に選ぶべき味かな、と。

 正直、この店の構えですし、大衆中華以上のものは期待しないじゃないですか。ところがですね、その期待はいいほうに裏切られてしまう。大衆中華だって、悪いというわけじゃない。濃い目の単純な味わいをガツガツって時はありますもの。要は体調、気分、TPOに応じての遣い分けということですね。

 訪問の後、ご主人がかつて帯広市内ホテルの中華部門で鍋を振るっていた、という話しを耳にしました。「さもありなん」と得心した次第。そのホテルは開業以来、中華がメインダイニングでしたから。「でも、最近はドウなのかしら」




なんといっても、夜来香さまはトロトロチャーシューがイチオシ!でございますからね。チャーシュー麺でもチャーシュー丼でも味わえます。


 さて、やってまいりました。口にしてまず「おっ」と感じたのはチャーシューがほんのり温かいんですよ。リャンメンですから、麺は冷たく締めてあります。暑い時期の麺なのですから、具材も冷たいままで構わないはず。これはあきらかに意図的なものです。

 気にならない方も多いでしょうけれど、ワタシ、ラーメンに載っているチャーシューが冷たいと駄目な口です。いかにも冷蔵庫から取り出したヒエヒエをすぐ切りました、みたいの出されると興ざめしてしまう。なんか手抜きを感じるんですね。違和感というか、チャーシューが異 物に感じられる。ま、最初のうちなんですけれど。常温にしてから、載せて欲しいんですよ。

 ところが夜来香さまは具材が冷たくても構わないリャンメンにおいて、チャーシューをあえて温かくしている。これはなんだか、とっても話しを訊いてみたくなるポイントじゃないですか。「チャーシューのトロトロ感を失くさないためか?」



ラー油をタラリとしたのはワタシ。掛け過ぎてしまいましたね(苦笑)。繊細、微妙な味わいをスポイルしてしまいました。なにかと過剰なワタシ。ちょうどいいってことが、出来ない(苦悩)。ちょと、喉に引っ掛かった。




冷やし中華のタレとは全く違います。酢の使用量は控えめ。冷やし中華が苦手、という方でも違和感なく召し上がれるんじゃないでしょうか。ちなみにワタシ、最後に飲み干してしまいました。それが平気にできるくらい、柔らかいお味。


フルーツをこうやって2品サラリと置いちゃうお店です。グレープフルーツにもキチンと細工を。


 冷たいライチを剥きながら、手の空いているご主人に訊ねました。「チャーシュー、わざわざ温めたのはなぜですか」「冷たいままだと脂がしつこくなるんです」なるほど。美味しく食べてもらいたい、という一手間なんですね。これ、職人としての矜持だと思います。


コンパクトな厨房とオーナーシェフの背中。職人の仕事場です。


 「気遣いがいいですね」とお話しさせていただいたんですけれど、笑顔が素敵なんですよ。相手の目を見て、きちんと説明されます。訥々と語る口調も職人っぽい。でも、基本がとってもシャイなんでしょうね。ですからね、無愛想に見える。


 料理に対して愛情を持って接してらっしゃる方ですから、語りたい想いみたいなものは一杯あるんじゃないでしょうか、実は。でも、シャイだから表に出せないんですね。しかも、修行をされたのがホテル厨房となれば、接客なんてこと、余り教えられてないと思うんですよ。そのせいで、相当をされているかな、と。「お陰でワタシはゆったり味わえる」

 ちなみに「思い出話し」の理由でございますけれど。店内に貼り紙がしてあったと記憶しております。「シェフは極度の恥ずかしがりなので、顔を見せられませんがご容赦ください」と。皆さん、色んなカタチで戦っていらっしゃるんですね。


コメント(14件)


07-07 10:16
くどっち
自分もこれが大好きで
昨年夏は数回食べにいきました。

去年は800円だったので少し高くなりましたね
原料や原油高の影響でしょうね

でも美味しいので食べにいきます!




07-07 20:46
端野 萬造
>くどっちさま
 明朝中に記事完成させますけれど、冷やし中華が苦手な方でも美味しく召し上がれる夏の冷たい麺だと思いますね、ワタシ。冷やし中華も盛岡冷麺もじゃじゃ麺もバン麺も好きなワタシですが、夜来香のリャンメンもありですね、夏の定番といっていい。

 今回メニューをじっくりみますと興味深いものが少なくないんで、これからそれを楽しみに訪問するのもあり、かなぁ、と。漫画本もありますので、子どもたちも退屈しないでしょう。




07-07 21:04
七誌です。 @plala.or.jp
萬造さま、ついにこの禁断の味を経験してしまいましたね。

私もここのチャーシュー冷麺はホント2~3杯は食べれるくせになる味です。

醤油チャーシュー麺も旨いですし、エビ味味噌ラーメンもお勧めです。

味噌ラーメンは・・・です。

よく大晦日には御節を予約して買いましたね~

店主の接客はさておいて料理に関しては食べる側の立場になって作ってくれますので気に入っております。

私もトチロヲさまばかりではなくたまに夜来香さまにも行ってきますね!




07-07 21:41
端野 萬造
>七誌です。さま
 さすが、でございますね。「禁断の味」なんていうフレーズはなかなか出てくるものではございませんよ。でもうれしいなぁ、ワタシの記事のウラをとっていただいたようなものですものね。

 って、まだ何もカキコできていないのですが(苦笑)。

 接客に対しても、食べる側の立場になって供する料理のことも記事で触れる予定でおりました。というかこの記事の本旨になる部分。貴殿のコメントを受けて、ワタシが眼をつけたところはそう間違いではなかったな、と安心させていただいた次第。

 夜来香さまでニアミスすることがあらば、お声を掛けさせていただきますです。



07-07 22:22
taka(No.2)
ここのお店、おいしいですよね。
実はこっそり、時々行きます。




07-07 23:03
端野 萬造
>takaお嬢さま
 あら、あなたにまで評価されていたとは。それもなんですか、「こっそり」というのは、あはは。何か隠さなければならない理由があったのでしょうか。でも、コチラでカミング・アウトできてよろしゅうございました。これからからは、大手を振って訪問してくださいませ。

 あの場所で遅くまで営業してくださっている、というのは実はとても尊いことですわね。ワタシ、そう思いますです。


07-08 10:22
ぶー
リンク恐れいります^^

納得納得、と記事を読みながらニヤニヤしちゃいました(笑)

夜来香といい胡同食堂といい、とみに中華の奥深さを感じている昨今です。私昔は「中華なんて何処も単一化された味でしょ?」と荒ぶっていた口。それが何が唸るって来訪する度に新しい発見が出来る。その新鮮さ、旨さ(技巧)に感動するのです。帯広でこれほど中華のお店(ラーメンに特化した店含み)があるのも嬉しいですね。店に「惚れる」ってあるようで中々ないものです。ですがきっと私が未訪の「惚れる」店ってまだ存在しているのでしょう。

今夏中に私もコレ食べに再訪したいと思います。



07-08 20:56
端野 萬造
>ぶーさま
 中華、といえばもう一店舗忘れてはいけないお店がございますよ。西3南21の孫悟空さま。こちらの餃子は水餃子でドレッシング風のたれがかかっているという逸品。ランチで味わうセットメニューもなかなかのものであった、と記憶しております。機会があれば、是非。予約しておくと北京ダックも用意してくださるようなお店でした。ここ5年くらいはお伺いできてない。

 今回、夜来香さまのご主人に声を掛けることができたのは、貴殿の記事のお陰といっていいんですよ。『話してみたら、あらぁ笑顔が素敵じゃないですか!!もったいないです。私はその笑顔がもっと見たいです。』の記述があったればこそ。コミュニケーションのとれる方なんだなぁ、って。お陰でいい記事になったと思います。ありがとうございました。


07-09 01:03
しょうぞう。
うわぁ~!
とろとろチャーシュー!!
私チャーシューはジューシー派(^0^)
次の月曜食べに行きます♪
不定休に当たらなければいいなぁ(^^;



07-09 05:52
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 まぁこの時期になれば、曇りだろうが雨だろうがリャンメンでよろしいでしょうけれど、もし温かいものをご所望ならば、チャーシュー麺、チャーシュー丼という選択もありかと。とろとろチャーシューを堪能してくださいませ。

 不定休にぶち当たらないことをお祈りしておりますよ。




07-16 21:45
しょうぞう。
14日にトライしてきました!
営業日でした♪
チャーシューとろっとろでほんのり暖かかったです。
箸で持ち上げると「食べちゃイヤンッ」と逃げるように箸からこぼれるほどのやわらかさでした(^^)
もっとチャーシューを味わいたくなったので今度はチャーシュー丼を食べてみます。
あ、ドライバー付でチャーシュー単品とエビスというのもよいですね♪




07-17 05:24
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 ご報告恐縮でございます。ジューシーチャーシュー派の貴殿を納得させる味わいであったようですね。よろしゅうございました。

 ワタシは中国料理人としての夜来香さまの味わいを楽しんでみたいな、と。次回は中華屋さんのオムライス、でしょうかね。まかない、っぽいものじゃないかと想像するんですが。



08-06 21:01
七誌です。 @plala.or.jp
萬造さま、今日チャーシュー冷麺を食べてきました。

やっぱり期待を裏切らない味・・・お店にとってこれは大事ですよね。

味に安定感が無いお店は必ず・・・になってしまいますから。

チャーシューをスープで温めてから提供する・・・これがなければ普通のお店かもしれないです。

ここのお店の味を再確認しました。

とかカキコしてますが・・・べら安さまに振られてるからなんです。

土日、そして今日と暖簾が出てなくて・・・夏休みなんですかね?

まあこちらのお店は気長に通ってみます。




08-07 06:09
端野 萬造
>七誌です。さま
 ははは。ここ数日すっかり夏らしくなりましたから、リャンメンを味わうのに適していますわね。どうかすると、冷麦のほうがいいか、という感じですがパワフルにいきたいなら、やはりチャーシュー冷麺でしょう。

 この記事のあとも夜来香に寄っておりまして、特徴的な品を味わっております。いずれ紹介できることがあればな、と。

 べら安さま、どうしたんでしょう。気長にまいりましょうか。
  

2013年04月22日

十勝の黒豆がリニューアルの決め手/115円の八樂に脱帽

2008-07-07 00:00:17





坂角総本舗 八 樂 YARAKU

参考記事:
»八樂@坂角/関心空間
»坂角総本舗/ゆかりのくちこみ一覧:食べログ.com
»季節限定新商品でたぁ/札幌タイムズ・スクエア「ストロベリー」
»銀座七福神 銀座花のれん:全国みやげ総研
»TORAYA CAFE のあんペーストで考える/端萬久々吼え

 メインは八樂をキレイに並べました、上手でしょ、画像。










 出張やなんかでお土産ものに何を選ぶか、というのは実は結構面倒なことであったりします。ワタシ札幌出張の場合、時間の足りない時はスーベニアキヨスク札幌西店さまで札幌タイムズ・スクエアを購入して済ませてしまいますけれど、大抵の場合は札幌大丸さまの地下食料品売り場に参ります。そして、選ぶのは愛知県東海市坂角総本舗さまのゆかりなんですね。それこそ、札幌とは特段ゆかりはないのですけれど。

 甘いものが実は誰しも好きなものとは限らないじゃないですか。そんなこともあって、「甘くなくて、美味しくて、高過ぎなくて、貰うと嬉しい」といういわゆる「お茶請」としてどなたにでも差し上げるには最 適、という評価をワタシがしているのはゆかりなんです。1枚90円しないくらいですけど、満足度が高いな、と。

 原材料は、「えび、小麦粉、でん粉、砂糖、食塩、調味料」。ね、おせんべいなのにエビが主原料。味わいが濃いのも納得です。ばりっと固くて、それがまた美味しさなんですけれど、歯の丈夫ではない方のためには天まり、という商品もありまして、その気遣いも嬉しい。



このアングルからの画像を掲載している記事ってあんまない、と思うのよね。エビの殻までもが細かくなって入っているの、おワカりになります?これで風味がでるのですよね。

 なんといいましょうかね。ものづくりに対する企業の姿勢が好きなんでしょうね、ワタシ。

 ですけれど、ゆかりの出来があまりにも良すぎるものですから、他の商品にはなかなか手が出なかったのも現実でしてね。ところが先日、たまたま頂き物のお裾分けを頂戴いたしましてね。初めて、八樂を味わう機会が与えられました。



まず、彩りの多彩さ、美しさに眼を奪われます。それぞれが小さな一品なのにしっかり自己主張できているんですね。厳選された素材が醸しだす存在感なんでしょうか。


壱:姫ゆかり。ゆかりの一口サイズ。


弐:のり。えび煎餅と伊勢湾黒のり。


参:桜えび青のり。瀬戸内の青のりと駿河の桜えび


四:小えび。ポイントは沖縄・糸満沖の焼き塩。


伍:黒ごま。エビと国産炒り黒ゴマ。


六:抹茶。抹茶日本一の愛知西尾産。


七:紫いも。鳴門金時も混ぜ合わせ。


八:黒豆。北海道十勝産を使用。

 どうやら、八楽は最近リニューアルしたらしいんですけれど、同社WEBの紹介でも「海山の幸に黒豆が仲間入り」とありますから、十勝産黒豆がポイントになっているんじゃないでしょうか。それだけの価値を認められたということです。ワタシのする坂角総本舗さまに。ところで、減らされた素材ってなんなんでしょ。気になるところです。



八楽の素材のこだわりについてはコチラに出ております。ちなみにこの画像は八楽のこだわり素材ではなく、坂角総本舗さまの全製品に関する素材についての説明。全てが紹介されているわけではないのに、しっかり十勝産黒豆が登場してます。海産物には負けてますけれど(笑)。



先日、とある帯広市議会議員の政経セミナー(会費あり)でお茶請にいただいた商品。たまたま、八樂と似た様なコンセプトなので、比較で取り上げることと致しました。




素材をあえて前面に打ち出さない手法も、それはそれでありでしょうし、構えず食べられるという親しみやすさもポイントとはいえます。八楽と比較しなければ、特段不満もございませんけれど、印象には残りづらいでしょうね。

 さて、「十勝の黒豆って大したものなんだ」とワタシ思ったのですけれど。実際どんなものなのか、っての地元のワタシが全然ワカってないんですよ、残念ながら。

 黒豆、という言葉でイメージできたのはお正月に食べる惣菜の黒豆でしてね。大体において、黒()豆と同じものだと思ってませんでしたから。だって、素材の画像でも黒(大)豆はブルーベリーの如くまん丸ですよね、大豆は普通そうなんですが。そして、惣菜の黒豆は楕円形じゃないですか。とても同じものと思えませんでね。

 煮ると形が変わるんですね。思いもつかなかったんですよ。確かに大豆を煮て作る納豆も楕円形ですものね。ものを知らない、ってのはほんと恐ろしいですねぇ。「今頃(いい年して)、何言ってんの!?」と罵倒されてしまいました、母に。「お正月の黒豆って、何豆から作るの?」って訊いてしまったんです。

 もっと地元のこと、地域のこと知らなきゃだめだよねぇ、と痛感した次第。敵は己の中にあった、ということです。反省しておりますよ。以前、こんなことを吠えたっていうのに。


 ちなみに十勝の黒豆(光黒大豆)を商品化しているものは、柳月さまのきなチョコ黒大豆くらいなんでしょうかね。以前商品化された十勝黒豆ロールケーキってのはまだ残っているんでしょうか。

 十勝産黒大豆お豆腐を作って全国に販売されているところもある。なんとコシヒカリで有名な新潟県魚沼市のお豆腐店立場とうふさまがお取扱になっている。地方の豆腐店がですよ!

 つまりですね、悔しかったんですよ。折角の地元素材を加工品として全国に発信しきれていない現状を。なぜ、加工品にこだわるのか。それは、付加価値をつけた商品を発信していけないと地域が沈むよという危機感なんです。それ、ご理解していただけますかね。

 地域のこと、知れば知るほど愛することができるようになりますから。そしてそれは、排他的ということとは全く違う、ということです。他を織らなければ、自己のブラッシュ・アップは難しいですもの。

 価格、についても言及したかったのですけれど、もう限界。それはまたの機会にでも。  

Posted by きむらまどか at 05:11Comments(1)街の様子/ワタシの様子

2013年04月20日

マイとかちで「端萬記」は残り22記事って、もしかして多過ぎ?

2008年7月5日(土) 18:47 ▼コメント(11)

 せっかくスタンドアロンモードにしたのに、ブログ一覧には掲示されてしまうのね。これも以前と違うのか。

この記事で、ポイント稼がせていただきまーーーーす!!!!!

携帯でご覧になる方のためにリンク一覧

新しくポイントシステムを導入しました/ヘルプ@マイとかち

管理人さまのガイドライン
以前の記事
Q&Aは放置されたまま

 メインは羊の皮を被った狼って、さてだーれだ画像(←これはポイントただ)。





 新ポイントシステムの導入によりまして、「端萬記」でどのような影響が出るのか試算してみました。現在のポイントは331ポイントになっているわけですが、これが今後どのように推移していくか。

 ワタシの記事は「本当に伝えたいものを伝わりにくく」するように、画像を多用しますし、必要とあれば二つのスポットを同時に取り上げたりと管理人さまのガイドラインを全然守ることはできません。「不器用なんだから、見してくれませんかね」

 ということはですね、1記事ごとにアップローダーに制限一杯の15枚の画像をアップするとなると、

 30pt(1記事アップ)-45pt(画像15枚アップ)=-15pt

 となります。つまり1記事アゲるごとにポイントは15pt減るわけです。ワタシの場合、グルメ記事アゲてもどういうわけか(笑)、管理人さまからのブックマークは頂戴できませんから、ほぼ毎回15ptの赤字になる仕組み。

 ということは、331pt÷15pt≒22.1記事となる。これでポイントはなくなってしまいます。

 ポイント制導入によって、今までのように無制限的なブックマークは当然なくなるでしょうけれど。でもね、実際の運用状況を見てみると限られた方々(実質的には1名か)の利用しか認められない現状において、どれだけの意味があるのか疑問を呈してしまいますね、ワタシ。「将来を見通してのことなのか」

 とはいうものの、このまま策を講じないでいますと「端萬記」は、22記事のアップでほぼポイントは喪失してしまうことになります。喪失したからといって、現状では記事の制限やアップローダーの使用制限がかかるわけではありませんけれども。でも今後、どうなるかはワカりませんし。

 で、今後の対策として、

①たとえ気になる記事があったとしても、残念ながらブックマークをしない。(←ポイントの減少を極力控える)

②一言ボソリの1行記事をハカラズも多くアップする。(←ポイントをセコク溜める)

 を採用しようかなぁ、と。だって、記事がアゲられなくなるかもしれない恐怖感で汲々としたくはありませんもの。今後「裏」でポイントの「売買」なんてことが生じるような事態になれば、この手法、悪用は十分考えられる。「だって、『表』で事業者にはポイント売るンですよね」

 でもね、確かにブックマークされるとアクセス数は上昇するんですけれどね。それがどういった効果を導き出せるのか、というのは全くの未知数。見て3秒後に他に移ってしまうような記事(読者)では意味がないわけです。閲覧するほうもされるほうも。それは以前の記事で申しあげたとおり。なかには、アクセス数が一杯アガればそれでよい、という奇妙な御仁もいらっしゃるようですが。

 今後ポイントシステムの運用方法について、注視していく必要があるな、とワタシ捉えておりますよ。ワタシとしては、それよりも「モバイルで記事が分割されるとリンクや強調文字、赤文字が(引用欄以外)表示されなくなる現象」をなんとかしていただいたほうが有難いのですけれど。ワタシのためではなく、読者さまのために



コメント(11件)



07-21 01:44
クマウザー
>グルメ記事アゲてもどういうわけか(笑)、
>管理人さまからのブックマークは頂戴できませんから

萬造さんの重厚かつナルシスティックな文体が自分にはどうにも苦手なので、ほとんどの記事は最初から拝見しておりません。申し訳ないのですが、文章も写真も自分にはクド過ぎて、まさに「消化出来ない」のです。

当方の持論としては、「過ぎたるは及ばざるが如し」だと思っていますし、そのために「ブログの文章も画像も程々に…」ということを周知しています。ただユーザー個人のポリシーとしてそれらを無視するのは結構ですし、そうした萬造さんのブログを愛好する人達がおられることも、多様性を保つという点では大切だと思っています。

しかし、コチラの意図に従う意志は最初から無いのに、その本人からブックマークされないことを嘆くのは筋違いではないかと思います。




07-21 08:14
端野 萬造
>クマウザーさま
 貴殿からブックマークをいただけない、と嘆くのがこの記事の主旨ではございません。それは正直どうでもよいこと。ただ、http://www.mytokachi.jp/kabamaru_7/entry/316#comment27のような視点で見つめられている方も存在しているようです。

 端萬記に対する貴殿の印象を窺がう事ができて、嬉しく思います。「重厚かつナルシスティックな文体」という表現、気に入りました。遣わせていただきましょう。

 記事の内容について「(サイト管理者の)意図に従う、従っていない」という評価をアカラサマにされることは珍しい(ワタシが寡聞なだけか?)ですし、それこそ多様性を阻害する行動ではないかな、とワタシは判断しております。

 「商用利用」という考え方を推し進めるために、ポイント制の導入を企図されたのは理解できなくはないのですけれど、参加者のコンセンサスを得てからでも遅くはなかったのではないでしょうか。


07-21 12:26
クマウザー
>それこそ多様性を阻害する行動ではないかな、
>とワタシは判断しております。

ですからこれまでは特に何も言ってこなかったのですが、

>グルメ記事アゲてもどういうわけか(笑)、
>管理人さまからのブックマークは頂戴できませんから

という疑問があるようでしたので、その理由を言わせて頂いた次第です。自分が消化出来ないものを人に薦めるのは、薦められた読者、及び書き手に対して失礼ではないかと。

http://www.mytokachi.jp/kabamaru_7/entry/316#comment27
↑推薦する価値があると思えばサイトの内であろうと外であろうと関係ないのですが、いずれにせよ長文の大作記事は敬遠してしまいますね。

細微に渡ってレポートされた記事は、逆に想像する余地が無いので面白味に欠けてしまう。

萬造ワールドの空気は、自分にはいささか濃すぎます。




07-21 16:22
端野 萬造
>クマウザーさま
 重ね重ね「端萬記」を気に入らない理由のご説明、恐縮です。ユーザーの書いたものの嫌いな理由をこうはっきり管理者として述べる機会はないでしょう。また、その理由に関しては、それぞれの見解ですし的外れということもない、と感じておりますよ。

 繰り返しますが、ブックマークに関してがこの記事の主旨ではありません。ポイント制についての言及が全くなされないのは奇異に感じますが、貴殿自身もその運用について明確なものをもってらっしゃらないのかな、と想像しております。

 我が家の小さな家族も「なんでポイントのこと言わないんだろ」と。「さぁてね。ワタシにはワカラん」と答えざるを得ませんでした。「説明責任なんて、ないしねぇ」



07-21 16:39
クマウザー
ポイント制に関しては、実はかなり昔に似たシステムがありました。でもいつの間にか自然消滅して、思い出したように復活したので、その辺のことを突かれるとコチラも痛いのですが、正直言って今回も手探りでのスタートです。詳しい仕様や不正防止の方法に関しては、これから更に詰めていく予定です。

ただポイント制を導入することによる妙味というのもあるでしょうし、様々な行動にポイントの増減を付与することによって、サイト内での行動の1つ1つに従来無かった重みを持たせることが出来るのではないか、と考えています。




07-21 17:37
端野 萬造
>クマウザーさま
 あはは、過去にも取組まれたことがあるのですね。それは存じませんでした。

 もうお気づきだと思いますが、ワタシはポイント制自体に疑念を持っているわけではありません。その主旨、運用法によっては事業者だけではなく、個人ブロガーのモチベーション向上にも繋がるでしょうから。

 それにサイトの維持管理に費用が必要であることも承知しております。それゆえ、及ばずながら余白部分への広告表示も「端萬記」は「喜んで」了承させていただきました。

 サーバー維持費用のことを考えれば、画像制限等もやむを得ないのも理解できます。ただ、それを告知期間もなしにいきなり実施されることが残念なんです。実際「端萬記」は完成記事を急遽分割せざるを得なかったことがあります。

 管理者と参加者はイコールパートナーであることが
サイト興隆の近道であると思うのですが。妄想でしょうか。


07-21 19:11
クマウザー
以前あった原寸大10枚・サムネイル15枚という枚数は、かなり余裕を持たせた枚数であり、それを常にMAXまで使って欲しいとは考えていませんでした。

例えば、自動車は出そうと思えば200キロの速さで走れますが、制限速度はその半分の100キロとか60キロです。

それと同様、以前の規定枚数はあくまで「緊急時のためのMAX値」で、通常時はもっと少なくて良いと考えていました。

そして、もし萬造さんが普段から「必要最小限」の範囲内で使って頂いていれば、枚数制限が急に変わったとしても、それ程困らなかったはずです。

また「1記事当たりの枚数制限」は、厳密な枚数を決めない状態で以前から明記してあります。

http://www.mytokachi.jp/mt.php?type=manual&about=blog

今回の件に限らず、突然の仕様変更も考慮に入れて余裕を持ったご利用をして頂ければと思います。



07-21 19:12
クマウザー
そしてそのことをふまえた上で言わせて頂ければ、サーバー維持費用は、萬造さんを含めた数人がいくら大量UPしたからといって、それ程変わるものではありません。

それどころか、もし単純に当方が広告費のことだけを考えるのなら、枚数制限自体を撤廃してPVの拡大を目指した方が得策に決まっています。

では何故それをやらないのかというと、質的な向上ではなく量的な拡大を許してしまうと、ブログの書き手も読み手もいずれは疲れてしまうからです。

http://ameblo.jp/mituki128/entry-10113443418.html

画像の仕様変更とは時期が前後しますが、↑この方が仰ることは尤もです。

私生活を犠牲にしてまでブログの記事作成にのめり込み、あまつさえアクセス数を競い合うような状況が好ましいとは思いません。




07-22 06:47
端野 萬造
>クマウザーさま
 なるほど。画像枚数制限はサーバー費用の事情ではなく、あくまでブログの質をコントロールする意図である、ということですね。確かに画像を大量にアップするのは極く一部のユーザーに過ぎませんから、「随分安全策をとるなぁ」と訝しく思っていたのも事実。

 画像の枚数とブログの質との相関は議論の分かれるところだとは思いますが、まぁ、それはよろしい。画像の制限枚数についても、「何枚必要だ」というのはワタシには特にないんです。極端な話し「メインのみになります」と告知されれば、「あら、そうですか」と。それなりに対応するだけですもの。与えられた条件でベストを尽くすだけのことなので。

 ただ、ブログシステムの改変について、ユーザーとのコンセンサスを得る考えにない、という貴殿の姿勢については了解しました。

 私生活云々を唐突に持ち出される意図が判然としませんのでスルーさせていただきます。


07-22 10:40
クマウザー
「私生活を犠牲に~」の部分は上のアメブロの記事を受けての発言です。



07-22 22:47
端野 萬造
>クマウザーさま
 この場所であえて、あのアメブロの記事を引用されたこと、またそれに対するコメントをご披露されたことは何らかの意趣があるのだろうな、と想像いたします。

 そして、何度も申しあげますが全くこの記事の主旨と関係がありません。それをワカっていてワザとやられている。ワタシに何か言わせたいのでしょうか(笑)。

 ユーザー不信の姿勢を貫ぬくことは、それなりのリスクヘッジにはなるのでしょうけれど。それで、幸せになれるんでしょうかね。

 いえ、これはマイとかちのことではありませんから。
  

Posted by きむらまどか at 08:38Comments(0)I T/マイとかちのこと

2013年04月15日

ドゥミグラスソースに魅せられて/キッチンたまごとオランジュと

2008-07-03 08:35:13

kitchen TAMAGO(キッチンたまご)
帯広市西5条南31丁目小川ビル ℡ 0155-24-6163
定休日 年中無休 定休日をなくしてしまいました 
営業時間 昼11:00~14:30 夜17:30~21:00

参考記事:
»ホスピタリティをオムライスで表現/キッチンたまごのこだわり

レストラン・エ・カフェオランジュ Restaurant et Cafe L'Orange

帯広市西3条南9丁目9-2大同生命ビル1階(帯広中央郵便局側)
℡ 0155-67-7878 定休日 水曜日
営業時間 カフェ  11:30~21:30 ラストオーダー 21:00
     ランチ  11:30~14:00 ラストオーダー 13:30
     ディナー 18:00~22:30 ラストオーダー 21:30
     クローズ 22:30


参考記事:
»業界ビッグバンに期待/オランジュの空間がフルに食材を活かす
»オランジュさまで初カフェランチ fromまんぞうのへりくつ

 メインはキッチンたまごさまのハードタイプオムレツを割ってみました画像。





 デミソースとよく言われる「デミグラス」ソースですけれど、あれ英語読みなんですよね。本来このソースの起源は欧州、特に仏国だと思うのですよ。語源は仏語で「demi-glace」。となれば、「ドミグラス」が本来ですし、よりネイティブに近い発音だとすれば。「ドゥミグラス」ソースと発音するのがよりスノッブで愉しいじゃないですか。

 といきなり「まんへり」調で始まってしまいましたけれど、このドゥミグラスソースってやつは、たとえハインツさまの缶入りであってもソコソコ美味しく味わえるのが大したものです。実際、最初の仕込からしっかり作りこんでいらっしゃるお店ってのはどの程度あるのかしら。

 以前キッチンたまごさまにお伺いしたときにですね、お試しメニューのなかにハンバーグデミライス(白いご飯かバターライスの二者択一)があったんですよ。それを試してみたくって、再訪したのが一週間後ですよ。

 なのに、もう既にそのメニューは消えてました。「オレって、きっぽいんですよ」と中村シェフ。いやそれはよく知っていたんだけどさぁ。だからこそ、オリジナルオムが次から次へと発想されるワケでして。

 というわけで、代わりに選んだというか選ばざるを得なかったのが、ハンバーグデミオム。まぁ、デミライスにオムレツが追加された、っていうようなものですから、なんの不満もございません。



キッチンたまごさまのハンバーグデミオム。特製ですんで、オープンタイプではありません。

 中村シェフの嬉しいところは、お客の喜ぶことを出来るだけかなえたい、という気持ちが常にある、ということでしてね。今回もそれを黙って準備してくださいました。それがほら、オープンじゃなくて、ノーマルタイプのプレーンオムレツなんです。

 ノーマルオムレツにナイフで切れ目を入れてバアって拡げるのやってみたい、って言ったの憶えていてくれたんですね。それでね、やってみたんですけれど。ほら、いつものように画像を撮るのに手間取ってしまいましてね。刻一刻と熱が回ってしまうのですよ。

 ですからナイフを入れて「うわ、素敵、感激」ってなワケにはまいりませんでした。くそぉ。次は画像撮影なんかしないで、黙って楽しもうと固く決意をした次第。



そんなワケでこのオムレツはワタシがむりやり開いてみました。味にはそれほど関係ないですけれど、ビジュアル的にはツマんないですものねぇ。切れ味鋭いナイフをうすぅくオムレツの表面を走らせるとバアっての見てみたいでしょ。



 なんとハンバーグは中村シェフの奥さまがお作りになるんですって。なんだか、家庭っぽいところも安心できてしまいますよね。もちろん、味は中村シェフ監修ですから、ご安心召されい。

 バターライスだけで味わい、ドゥミグラスソースをバターライスにかけて濃厚さを更に増して味わい、それにハンバーグの肉汁によって味わいに力強さを加え、さらにオムレツでまあるく仕上がるこの味のハーモニィですよ。ゆっくり堪能していただきたいものです。

 さて、当然ながら別の日です。まんへりで「行っちゃおうかなぁ」と予告通り、カフェランチに突入。その日はオムハヤシだってこと、ワカっていたわけですからね。勿論、「大盛、ってお願いできます?」と。「大丈夫です。100円増しになりますけれど、よろしいですか」って嬉しいお返事。

 もう、創作提出で疲れきったココロと躰をなんとかして癒したいという気持ちが強くてですね。そういった意味合もあって、オランジュさまを訪れました。もちろん、そば小川さまでもよろしかったのですけれど、オムハヤシが味わえる、ってのに魅かれてしまいましたね。




オランジュさまのオムハヤシ(大盛)。ワン・プレートにオムハヤシの他に4種類の副菜。お味のヴァリエーションは十分なほど。おまけに大盛ですんでね、ボリューム的にも満足満腹。

 席で独り、日経を読みながら時間を潰してましたらね、厨房から聞こえるのですよ、ものスゴイスピードで生玉子をかき混ぜている音が。かき混ぜすぎるとコシのないオムレツになってしまいますしね。その加減が腕の見せ所なわけで。

 さて、参りましたよオムハヤシが。説明するまでもないでしょうけれど、牛肉をドゥミグラスソースで煮込んだハッシュドビーフを白飯にかけたのがいわゆるハヤシライス。子どもの頃はくないカレーライスと思っておりましたけれど、全くの別物ですわね。

 それこそ1999年の頃、元祖ハヤシライスを東京日本橋にある丸善にまで食べに行ったことがございましてね。丸善といえば、ワタシには書籍と文具というイメージしかないわけですよ。「なぜに丸善でハヤシライス?しかも元祖ですと!?」

 その当時、ビル改装にともなって味わえなくなる、ということでそれなら、とお伺いした経緯にあるのですけれど2003年にはまだ現存していたようです。現在では、丸善カフェのいくつかで「元祖早矢仕ライス」が供されているようです。でも、あの頃は丸善ビル屋上、ゴルフ練習場の脇でひっそり営業していたカフェでのみ。



フレンチレストランの味わいをこんな気軽なスタイルで楽しめてしまう、というのは帯広という小都市ならではといえるかもしれません。できうれば、そういった機会を逃さずに活用していただきたいな、と。

 カフェ・オランジュさまでは毎日カレーライスとハヤシライスは供されておりますけれど、オムハヤシは日替ランチでわりと頻繁に出てきます。人気メニューなんでしょうね。



つけあわせの帆立貝のマリネ。これがまた美味でして。

 フレンチレストランとしての矜持だろうなぁ、と思うのは味付けが非常に繊細なんですよ。一口味わって、ぐわっとくるようなものではありません。それはインデアンカレーさまとは異なる部分。キッチンたまごさまとも違いますね。


本日のティーはセント・ジェームス。

 自分との対話が必要になるんですよ。そういった意味ではそば小川さまで蕎麦や天婦羅を味わう感覚と同様ですね、ワタシにとって。まぁ、そんなことに気を遣わずに召し上がっても満足されることは間違いないんですけれど。

 ドゥミグラスソースのオムレツをぐわっと旨く味わいたければ、キッチンたまごさまへ。繊細な美味しさを感じたければければオランジュさまへ。それがワタシにとっての遣い分けといえましょうか。普段のお昼はパン2個300円台で済ませていますけれど。

 さて、今日はますやパンさまにしましょうか、コルバさまにしましょうか。  

Posted by きむらまどか at 05:13Comments(0)帯広近郊/洋食・パスタ

2013年04月14日

帯広コルトの謎に迫って/イカずにどこまで語れるか

2008年7月3日(木) 00:01


 まぁ、色々差しさわりもあるでしょうから、コッソリアゲておきましょう。でもこの記事、帯広のある面の文化があるんだろうなぁ、って。ワタシだからこそ、この記事はアゲられるという自負がございます。





そーぷらんど帯広コルト
帯広市西1条南8丁目2-5 ℡ 0155-23-5358
定休日 年中無休 営業時間 17:00~23:40

参考記事:
10月26日 帯広レスト/★コラアゲンはいごうまんのブログ 『僕の細道』
『華麗ばば族』ちゃんば~に萬造潜入
『華麗なるばば族』に萬造悶絶/ババークラブちゃんば~

 メインは名門通りの灯りが遠くに見えるのが気に入ってます画像。





 いわゆる特殊浴場とるこ風呂の改称が始まったのが1985年のことです。今から23年前になってしまうんですね。「いつのことだったかなぁ」とウィキペディアを確認致しましたらなんと「北海道旭川市・帯広市などの一部地域では『コルト』と呼んでいる」という記述 がございまして驚きました。


東北側から全景を撮影。

 ワタシも生まれてからコッチ、ずうっと帯広に在住しておりますけれどコレだけ実態の判然としていない店舗も珍しいなぁ、と思いますです。歴史はもう30年は超えていると思うのですよね。


北側出入り口。18歳未満の方は入っちゃいけません。

 すんごい昔、帯広にも遊郭街があったそうです。現在の西5条-西7条北4-5丁目付近に『木賊原(とくさわら)遊郭』というのがあって賑わっていた とのこと。現在でも「木賊原通」の名称が残っております。

 現在帯広コルトさまの周囲は駐車場になってしまってますけれど、その場所には笹生内科という住宅兼病院がございましてね。当時の笹生先生といえば泣く子も黙るという大先生ですよ。にも拘らず、隣がそーぷランドってのはどういうことだったんでしょうか。未だにワカリません。どうやって、オープンさせたのだろうな。

 つまりワタシのが述べたいのはですね。帯広のこの場所でこれだけ長く営業を続けているということは、それだけの存在価値があった、ということを認めざるを得ない、ということでしてね。


店外唯一の情報らしい情報。

 ただ、そのサービスの特殊性から鑑みて、非常にひっそりと周囲に迷惑をかけないように営業し続けていらっしゃることは理解できるのですよ。だって、店舗外に情報らしきもの何も表示ございませんでしょ。そうやって、地味に営業することが大切ってことがワカっていらっしゃるから、営業を続けていくことができているんでしょうね。


東側出入り口。一体ドチラ側がメインの入り口なんだろう。

 周囲にいらっしゃいません?「札幌のそーぷに遊びに行ってきた」と誇らしげに語る人種は。ワタシ、あの感性は良く理解できないのですけれど。「行きたいのはワカらんでもないけど、黙って行けよ」

 いわゆるデリバリーへるすを帯広で経営されていた方からお話し伺ったことございますけれど、やっぱり女性の管理がとっても大変なんですって。そういった意味での商品管理にはとても気を遣うらしいです。女性同士の喧嘩が絶えないんですって。ネット上での誹謗中傷の嵐なんてのは日常茶飯事。

 その方がお話しの中でね「萬造さん、障害者の方専用のデリへるサービスって考えたんですよ、僕」って。ちょうどその頃、「せっくす・ボランティア」 が話題になり始めていた頃でしたから、教えてあげました。あのアイデアどうなったのかしら。業界のこと全く詳しくないので、ワカらないのですけれど。

 この間オモシロかったのは、いわゆる業界専門誌を出版されている方とお話ししたときですね。まぁ、興味深い話しが多かったんですが。「この道東で1万部出てるんです」って。なんでも帯広は出張族の方々にとって、非常に楽しめる街でもあるんだそうです。どう楽しめるのか、はワタシにはワカリません。ワタシの年の若い「風俗王」といわれた友人は「帯広でお金遣う気にはなれませんね、ススキノですよススキノ」と申しますし。

 さて、記事の核心部分に入りましょうか。今回はあまりに実態がワカらなかったものですから、直接お店に電話をしまして訊いちゃいました。特段、警戒されることもなく教えていただけました。「丁寧に普通に応対することです」

 女性は4名だそうです。「年齢層は」とたずねましたら、「うちは皆、30歳以上です」と堂々とお答えいただきました。試しに「50歳くらいまでですか」とツッコんでみましたら「そ、そうですね」と。まぁ、そこらへんはニュアンスの世界ですよ、ビ・ミョ・オでございましょう。そして金額はコミコミで○○○○○円ということでした。

 女性の写真なんか置いてないそうですし、選ぶこともできないそうです。予約は可能なようですけれど、人ではなくて時間帯だけのようです。それでもね、この業界もサービス業ですから、常連になれば便宜は図ってもらえるんじゃないでしょうか。「睦月さんにしてね。待ってるから」

 ワタシ、システムについて電話で遣り取りいたしているうちに、なんか安心しちゃいました。あと20年もするとワタシも本当のヂヂィになるのですが、その頃独身でいたとすれば、こういったお店があると救われるだろうなぁ、って。肌と肌との触れ合い、って結構大切ですよ。

 その時には、この建物はきっと残っていないでしょうね。




この佇まいから考えて、若い方が行く場所ではないですね。ご利用者は50歳以上の方々が多いのじゃないかしら、と想像しますけど、どうなんでしょ。


 さて、なんでもいいです、情報ご存知の方はコメントしてくださいな。「男友達から聞いた」という女性からの情報が多くなりそうな予感もございます。


コメント(18件)


07-03 02:52
きよぴ
萬造さんの潜入ではないのですか?(笑)

2年程前に同じ職場にいた後輩(暗っぽい30中程)が手持ちが出来るとコルトかデリって言うのを聞き出した事ありますょ!
料金も聞いたなぁ……



07-03 06:56
端野 萬造
>きよぴさま
 ワタシが潜入するにはまだちょっと早いのかなぁ、という気がしておりますよ。そうですねぇ、おねえさまの年齢から勘案して10年後くらいかな。でも、その頃このお店が残っているかどうかは極めて微妙ですね。

 そうですか。30代でもご利用される方いらっしゃるのですね。まぁ、不思議なことではないですよねぇ、一番「元気」な頃ですし。ただ、あの建物のイメージがあまりにも場末の雰囲気醸しだしてますんで。

 利用未体験のワタシにするとデリは怖い、って印象あります。だってワカンないんだもの。コルトさまについては古くから営業されてトコロでしたら、信頼できるっていうか。

 料金はなるほどねぇ、といった感じでしたね。お店とおねえさんの分配はこの比率かな、みたいな。




07-03 09:38
光南の母
おはようございます
朝から楽しい話題ですね(●^o^●)
数年前にお客様から聞いた話(萬造さまの予想どおり!!)です
長期で宿泊している方で「どっかないの??」ときかれたので話のノリで帯広コルトを教えました
張り切っていったのですが受付に50代のおばさんがいたそうです
「いくつの娘いる??」
「そうだねぇみんな25歳以上かね」
「選べる??」
「今空いてるのは一人だけだね」
「上手??」
「ベテランだよ」
「じゃお願いしようかな・・」
と張り切ってお部屋で待っていたら来たのは受け付けのおば様だったそうで・・・それ以上は気の毒で聞けませんでした・・・年齢的には母親相手みたいなものですから・・・
デリへるに関してはホテル業界としては頭の痛いところで各ホテルで対処が分かれるのですが最近は少し落ち着いた感があります 2年前くらいはすごい勢いでした
男って大変・・



07-03 15:31
みきおちゃん
萬造さん…行ったでしょ本当は(ニヤリ)



07-03 19:53
サン♪ @ocn.ne.jp
車でコチラの前を通る事も多いのですが、その時に「ん?何のお店?」と疑問に思って見てました。しかし、私は、画像にもありますが「18歳未満・・・」の部分を、見間違えていまして「入浴」を「入店」だと、ずっと思っていました。
それで、「古くからあるスナックか何かかな?」と(^_^;)

しかも、募集の部分を見て「20歳以上だし、私でもできるかしら?」と一瞬考えた事も。
もちろん、お酒やお話の相手をすればいいという勘違いをしていたからですよ。
問い合わせなくて良かったです。あは~。
「とるこ」なら、さすがに気がつきましたが「コルト」を知らなくて。

でも、直接、聞いてしまうなんて、そのブロガー魂に「○○」してしまいました♪

遊郭街があったのですね。リンク先も読みました。

「肌と肌との触れ合い」は確かに大事ですわね。
でも、私は好きな人とだけしたいですけどね♪




07-03 20:40
端野 萬造
>光南の母さま
 一部で伝説として語られていたのは、やはり事実だったのですね。それが確認できただけでも、この記事をアゲた意味があったというものです。

 現場の方のレポートですからね、信憑性ありますからとっても意味があります。ワタシも今回は真正面から取材。でも時間訊くの忘れたんだよね。「60分?90分?」

 「夢」を壊してしまったかもしれませんね。

 ただ、これは潜入取材ではありませんので、「やっぱり、行ってみないとワカンない」ってことがあるかもです。一見客を排除するために、誤った情報をリークするなんて手法はよくある話し。

 某ホテルでのバーの帰り、デリへる系の女性とエレベーターでご一緒したことがございます。ワタシ、連れの女性がいたものですから、ちょっと気まずくなりましたね。別に悪いことしてるわけじゃ、ないんですけど。

 とりあえず、あ、そういうホテルなのね、と。



07-03 20:57
端野 萬造
>みきおちゃんさま
 お金を払って、お風呂に入って、お話しだけで帰ってくる、なんてのも可能性としてはございました。別に好きでもない方と肌を合わせなきゃならない事情にございませんし。とりあえず、電話で目的は達成できましたので、その必要はなかった、ということでございます。

 行くなら、20年後かな。

>サン♪さま
 スナックというよりはこの構えですから、キャバレーあるいはクラブ、という判断が妥当ですけれど、あなたにソレはワカんないでしょうね。ははは。

 むかぁしのそーぷには一人用のサウナ器が備えてあったように記憶しております。首だけ出すタイプのですね。その器械は明らかにイイワケのために設置されていたはずなのですが。

 もし、サン♪さまがコンパニオン体験として潜入されることがあればご案内くださいな。その好奇心に「○○」してしまいましょう♪20年後にでも、その機会をお待ちしておりますわ。



07-04 11:29
みきおちゃん
★"端野 萬造さん

えっ萬造さん…
熟女専門かと思ってました(ニタ)

そうそうサウナは「特殊浴場」ですよ!
これがなかなかメンドクサイんです。
学校から何キロ離れてないとか…
銭湯から何キロ以上とか…
税金もぜんぜん違うし(><)
燃料代は上がるし!
景気は悪るいし!
あれ?何の話だったっけ…(自爆)


07-04 12:33
とどこ
ワタシの母の時代の話です。
当時戦後GIともいわれた、アメリカの軍人さんがいた頃の、サッポロで、貸し部屋していた母の実家。
下は母たち家族が暮らし、二階の何部屋かは、今でいうデリヘル、みたいな人がいて、アメリカさんが出入りしていたそうです。
隠れてそういう貸し部屋をやっていたみたいですが
母はそれこそ、ギブミーチョコ。チョコやお菓子をアメリカさんからもらって、可愛がられたとか。
            遊廓で、思い出しました。
コルトかあ~。
考えたものですね
行く人いるのかな




07-04 20:24
端野 萬造
>みきおちゃんさま
 女性に関しては年齢で好き嫌いはないんですよ。ワタシはただ素敵な女性が好きなだけでして。食べ物と同じですね。

 ふうむ。帯広市内の銭湯にサウナは必須のアイテム。サウナをメインにしちゃうと色々あるのですよね。これは業界で運動するしかないのだけれど。サウナ専業って、減ってるんじゃないでしょーか。少なくとも、帯広からは消えてしまいました。

>とどこさま
 ははぁ。いわゆるマンションへるすみたいなものですね。うむむ、マントルのほうが実態に近いか。当時は「ちょんのま(ちょっとの間)」とかいったんだったかな。それもGI専門っていうのがあったんですね。

 生きんがため、という切実なものが伝わってきますよね。世間的に性に対する意識だって、今とは比較にならないくらい厳しかっただろうし。特に女性にとっては。

 ジャズメンでしたら、「ルートコ」にしたんじゃないかと。ハハハ。



07-04 20:48
とどこ
★"端野 萬造さん
            その頃の彼女たちの写真、昔見せてもらったこと、
あります。
綺麗ですよ
彼女らは、ちゃんと自宅はあって、勤め先が、うちだったようで、貸し部屋って
言われていた由来です。




07-04 23:06
端野 萬造
>とどこさま
 あまり軽々しい物言いはできないな、と感じておりますよ。いわゆる、からゆきさんに限らず当時性産業に従事していた女性というのは少なからず、ある程度の使命感みたいなものがあったんじゃないかな、と。「軍人さんのため、お国のため」

 そういったものが支えになっていた部分ってあったんでしょうね。それは国家による一種の詐欺というか搾取であったわけなんですが。で、戦後進駐軍が登場すると「他の娘たちを護らんがため」という健気な部分も想像されるのですよ。

 なにより自分のためというよりも、父や母、自分の兄弟姉妹のために、っていう部分が大きかったはず。

 準備がないので、これ以上は控えておきましょう。





07-04 23:13
とどこ
そうですね・・・。
時代が違いますから。

はい・・・つかぬことかいて
炎上しては笑いごとではすみませんからね。

そういう話もあったということで。

おしまいにしましょう・・・




07-05 00:00
端野 萬造
>とどこさま
 ははは。炎上は決して嫌いではありません。「喧嘩上等ご意見承ります」がワタシの身上ですから。ただね、感情的に先走った物言いやデリケートな事柄について準備のないままカキコするのは避けなければならないな、と感じている次第。最初から負ける喧嘩はするべきじゃないですもの。負けるとワカっていても、理由があるなら戦わざるを得ませんけれど。「前向きで倒れるなら結構」

 時折、マイとかちブログ上で「微笑ましい」遣り取りを眼にすることがございますけれど、あれ愉しいんですよね。人の火事場見物するくらいオモシろいことはない。そういった意味で最近の端萬記はオモシロみに欠けているのでしょう。「まんへり」の閲覧数が盛り下がっていますもの。

 まぁ元々「端萬記」は自分のためにカキコするものの「お裾分け」が原点ですんでね。それで一向に構わないのですけれど。恥ずかしい自己を晒すことで鍛錬できればな、と。



07-05 09:21
とどこ
★"端野 萬造さん
            映画吉原炎上に
ひっかけて見ました。
なはは。
帯広はまだ住み始めて
15年ぐらいなんで、昔の
話はさっぱりなんです




07-05 20:41
端野 萬造
>とどこさま
 なるほどね、「サンダカン八番娼館 望郷」から
「吉原炎上」へと時代は遡ってしまったわけですな。
http://jp.youtube.com/watch?v=RmSMQnOyYXw

 いや、今「サンダカン」か「吉原」の映像探したんですけど、なぜかサンダーバードからこんなのに辿りついてしまいました。スバラシイ、カッコイイ。「ウルトラセブン」と「エヴァ」のコラボレーションなんて想像できます? これやったのワタシと近い世代の方なんだろうなぁ。

 この、ウルトラホーク1号の発信シーンというのは今観てもホント、カコイイ! 涙ものの名シーンですからね、ってワタシだけ!?



07-09 01:08
しょうぞう。
昔、うちの近所の高校の新聞部が「帯広○ル○に取材に行った」という噂を聞いたことがあります。
真実ならその頃の新聞部の方のお話をぜひ伺いたいですね(^-^)



07-09 05:57
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 はははぁ。そんな取材をされるのは定時制ではないほうでしょうから、18歳未満の方もいらっしゃるハズ。まぁ、入店しないまでも取材はできますからねぇ。ちなみに記事にはなったのでしょうか!?

 高校生新聞にも関わらず(相応しく?)割りとアバンギャルドな編集方針と耳にしたことがございますから、載ったのかもしれませんね。

 ワタシが同じ世代の頃には、どういった印象を持っていたのか、記憶に残っておりませんね。もう、4半世紀前になってしまいましたけれど。
  

Posted by きむらまどか at 12:12Comments(0)街の様子/ワタシの様子

2013年04月08日

パンの満寿屋と雑穀のヤマチューと/無ければ作ろうでいいじゃん

2008-07-02 08:20:13




Nikkei Business日経ビジネス2008.6.16号

特集 食の細道資源なき国の新・列島改造論

参考記事:
»道民コンセンサス会議落選作/萬造、道庁に行き損ねる
 ↑、日経ビジネス2006.1.30号「誰も言わない食の危機 満腹ニッポンの油断について述べました。

 メインはNikkei Buisiness2008/6/16号37ページで紹介された画像






 日経ビジネス誌がまた日本の食糧問題について、しっかりした記事をアゲてくださいました。残念ながら十勝帯広では書店売りをしていない雑誌なんですけれど、十勝の関係者が見開きでドドーンと紹介されておりましたよ。

 その記事は『パン向け小麦 0.7%からの挑戦』というものでして。




日本人の小麦消費量のうち、最大を占めるのはパンだ。実に4分の1の小麦をパンとして食べている計算になる。ところが国産小麦のうち、製パン向けとされる、いわゆる「強力粉」に分類される小麦粉の生産量は、わずか5%に過ぎない。つまり。国産率13%×製パンに利用できる割合5%。実に日本のパン自給率は「0.7%」という、驚くべき数字になる。(Nikkei Buisiness2008/6/16号36ページより)

 ここで、国産パン向け小麦を育てる三位一体として紹介されているのが、研究機関北海道農業研究センター 西尾善太研究員、雑穀卸売り、製粉山本忠信商店 山本マサヒコ専務、加工・販売業者満寿屋商店 杉山雅則社長の三氏です。うち、山本忠信商店さまは音更町が本社ですし、満寿屋商店さまはますやパンとして、帯広及び近郊に店舗を構えています。ちょっと長くなっちゃいますけど、引用しますね。

(前略)(ますやパンの)杉山社長が地元産の原料にこだわったは、生産者の顔を知り、生産工程を自分の目で確認できるから。地元産の小麦キタノカオリで作られた強力粉を使うことに決めたのも同じ理由だったが、それだけではない。「香りが良く、ふっくらとおいしいパンが焼ける」。杉山社長はその品質にもすっかり惚れ込んでいる。

 小麦の集荷、卸売り、製粉を手がける山本忠信商店(北海道音更町)の山本マサヒコ専務もキタノカオリの品質を認めた1人だ。同社では、十勝産の他品種の小麦とキタノカオリをブレンドして「十勝産100%の強力粉」として「春の香りの青い空」を売り出した。1kgで350円。もちろん外国産小麦で作られた強力粉よりは高価だが、家庭で日常的に買えない金額ではない。全国から注文が届く。

 両氏が口を揃えるのは「安心・安全」という言葉だ。国産だから安全というのは短絡的だが、それでも長期輸送や備蓄を要する輸入品よりも防腐剤や殺虫剤の使用量が少なくて済む。高コストであっても、その「安心・安全」と品質のためには、消費者は相応の対価を支払ってくれる。(後略)


 ま、最初の問題に戻りますとね。パン向け小麦の国産比率が0.7%と異様に低いのはどうやらホクシンに代表される「うどん向け小麦」の生産に偏っていた、というか安定して生産できるのはその品種しかなかった、というのが実態のようです。

 ホクシン(中力粉)で作るうどんの消費量は年々落ちていて、強力粉で作るパンや中華麺の需要は安定しているんですって。需要と供給のバランスが崩れていたところにキタノカオリ(強力粉)が登場したのですね。杉山社長が絶賛するように、その品質は輸入されるパン向け小麦と比べても遜色ない、とのこと。

 こういった記事で、十勝の方が紹介されるって、ほんと気持ちいいものですね。




ついでにご紹介。「米」の生産農家も相当苦しんでおられるようです。そこで米を「ご飯」以外の方法で食べてもらえるような取組が始まっています。「米粉」でパンを焼いたり、麺をつくったり。国産飼料用米もあって「こめ育ち豚・純粋金華豚」の成功は高く評価されているようです。


 まぁ、こういった記事に触れますと、ある企業のことをつくづく思い起こしてしまうわけですよ。「今のところ出番はありません」とそれこそ慇懃無礼に申すよりも地元企業としてするべきことがあるんじゃないかなぁ、って。地域のイメージに寄りかかって商売をしている以上、ある程度の責任分担は必要なんじゃないでしょうかね。ハッキリ言えばまだ可愛いのに。「地元産使うと高くって、儲からないんだよ。社員と自分の生活守るためにしょーがないんだよ」って。  

Posted by きむらまどか at 05:35Comments(0)街の様子/ワタシの様子

2013年04月07日

六花亭のチラシに萬造唸る/どこを目指しておいでなのか興味津々

2008年7月1日(火) 08:30 ▼コメント(5)




大地、というのは決して「十勝の大地だけではない」ということだそうです。それは小田豊社長さまが遠まわしに申されていたこと。詳しくは参考記事を。

帯広では眼にすることができなかった六花亭のチラシ

参考記事:
六花亭vs田中義剛 /【北海道 とかち発】大空と大地の中で
続 六花亭vs田中義剛/【北海道 とかち発】大空と大地の中で
 ↑での議論について、ワタシ自身とりあえず論評いたしません。ただ、ワタシ、六花亭さまについて強烈な違和感をもって見つめています。そして、その理由についてコチラでは述べませんけれど同社の近時の広告や商品のネーミングをみるたびに意識しております。「なにか、オカシクないですか?」

十勝限定!/六花亭・十勝かわにし長いもシフォン
スパイが情報漏洩!?/六花亭製品開発室

 メインは東京都で配達された朝日新聞の折込チラシ。はるばる帯広まで運ばれてきました。





 東京にお仕事で出掛けていたエージェントさまが「ねぇねぇ、オモシロいもの見つけちゃったぁ」と画像付きでメールしてくださいました。ワタシのお返事は「まんへりのネタをありがとう。チラシ現物持ってきてくださいな」でした。ところがチラシをつくづく眺めて、ネットで状況調べるうちに「これは記事にしとこうかな」と。

 最初、新聞折込チラシは東京近辺だけなのかな、と思っておりました。ネットで確認致しますとどうやら大阪方面でもやっているようですね。恐らく、全国的なマーケティング調査も兼ねた取組なのでしょうね。

 ネット上での評判を「六花亭 チラシ」で検索しますと結構出てまいります。諸手を挙げて喜んでいる方がほとんどですね。でもなかには異なる視点でご覧になっていらっしゃる方もいて、ワタシは喜んでしまうワケなんですが。「チラシにどんだけ払ってるんだろう」って疑問を呈している記事もございました。

 ワタシはマーケティングの一環、という視点で今回の事象を眺めましたけれど、主婦のブログで販売チャネル(チャンネルぢゃないよ、チャネル)という視点で論評されていらっしゃるんですよね。

 企業の行動といいましょうか、理念といいましょうか。そういったものも「企業価値」として消費者の評価されているわけですよ。大きい企業になるのであれば、尚更のこと。それが責任であり、信用であり。

 これは憶測ですけれど、六花亭内で議論されている同社最大のリスクは「十勝帯広に本社・主力工場があること」だと思います。だって、日本最大の消費地である関東圏から遠すぎるのですもの。以下の文章に図らずもその意図が露呈しているなぁ、と。




携帯の方はお読みになれないですね。すっごく、野心的な内容だなぁ、とワタシ思いますです、ハイ。まさに「袈裟の下にはを着ている」なぁ、と。


 「毎日のおやつをひとつ、ふたつ買いに、気軽に足を運んでいただけるような、いつものおやつ屋なのです」と一見謙虚なカキコですけれど、これって実際考えてみると大変なことですよね。「日本全国、そこらじゅうに六花亭」を目指しているってことですもの。

 それでね、まず手始めに通信販売の強化なんです。目指すものはおやつの通販生活ですね、きっと。

 ところで、お菓子の通販というとワタシが一番に思い起こしたのは、日本一おかき処と自負されている播磨屋本店 さま。「朝日あげ」をご存知の方多いでしょう。以前からコチラの社長・五代目播磨屋助次郎さまはユニークな発想をされる方だな、と感心しておったのですけれどね。今回同社のWEBを見て、さらにその念を強くいたしましたね。

 歴史のある店なのだとばかり思っておりましたら、なんと播磨屋本店さまは創業わずか23年程度。創業以来最終消費者への直接販売のみを貫いていらっしゃる。というか、そうでなければやっていけない、と。

 播磨屋助次郎の一問一答『顧客の疑問にお答えします』 より抜粋
問.どうしてデパートに出店しないのですか。
答.出店しないのではなく、出店出来ないのです。弊社は創業以来ずっと、流通機構を通さない消費者直接販売を行ってきました。流通コストを省いたリーズナブルな低価格で、より多くの消費者と、心の交い合う深く温かい人間関係を築き上げていきたいと考えたからです。
そういう理由で、出店マージンが30%前後も必要なデパートへは、出店不可能なのです。また出店する必要もないと考えています。デパートへ出店しながら、通販等の直接販売もしている菓子メーカーが少なからずありますが、それこそおかしなことだと私は思います。


 これを読んで妙に納得するのは、播磨屋さまと六花亭さまとの直接販売へのアプローチの違いなんですね。ここではあえて言及しませんけれど、同じ通販でも意味合いが全然違うんだろうなぁ、と。

 ワタシの違和感は実はこの部分に関連がございますよ。



申込は2008/6/20で終了しております。全国5,000セット限定。内容は『マルセイバターサンド9個、霜だたみ8個、ストロベリーチョコ1袋(80g)、小風呂敷1枚、雪やこんこ2枚』。鉄缶入り、送料・代引き手数料無料で2,850円


 帯広市内の六花亭さま各店舗にお伺いしてつくづく感じるのは、「あ、帯広十勝の客を対象とは考えてないね」ということです。目線が全然違いますから。ホスピタリティにしろなんにしろ、素晴らしい水準です。文句のつけようがない。それって、地元の店舗ばかりご覧になっていると気付けないことかもしれません。「目指しているのは全国レベル」

 羊羹で著名なとらや さまの赤坂本店を訪問したことがございますけれど、佇まいにおいて現在の六花亭さま本店は全く遜色ない水準です。といいますか、ナショナルレベルを目指していらっしゃるわけですよ。

 もう基本的に帯広十勝の客層については、アウトオブ眼中なのではないでしょうか。それは地元経済界との関わり方にも現れておりますしね。今のところ、十勝を離れずにいるのは、イメージ戦略だけ。地元農畜産業を支援しようなんて取り組みも考えておられないようですし。地場との取引を斬り捨てる行動しか耳にしないのですよ。「ワタシの耳が悪いんですね、きっと」


この、お試しキャンペーンも相当な深慮遠謀の一環なんでしょうね。

 「雪やこんこ」は対石屋製菓さまの「白い恋人」追撃用戦略商品としての位置付けが図らずもなされているんじゃないかなー、って。たまたま、あの事件が起こってしまいましたんでね。本来はただの後追い企画商品とのそしりもあったわけなのに。


もうすっかり地元帯広の方々にはおなじみのパッケージ。

 先日の北海道新聞夕刊にもチラっと出ておりましたけれど、六花亭さまの製品について、地元十勝帯広の住人とその他の地域の方々の意識って全然違うんじゃないかなぁ、って、思うのですよ。これはとってもオモシロいな、と。

 例えば「白い恋人」が香典返しに使われる、ってイメージあんまり湧きませんよね。でも、十勝帯広では六花亭さまの「リッチランド」や「郭公の里」、柳月さまの「三方六」や「防風林」ってのは定番中の定番ですよね。もう、あったり前の世界じゃないですか。でも、他の地域の方々は違う目線だと思うのですよね。

 そして当然、六花亭さまはそのことをよくご存知のハズ。当然ですわね。




どこらへんが「ゆきやこんこ」なのかイメージしずらい商品ですよね。道内ローカルでラヂヲコマーシャルも流していますよ。テレビCMもあるのかな。定番商品になんとかして育てあげるつもりなんでしょうね。リスク・ヘッヂは必要ですから。


 でもねぇ、CMで暑い夏の盛りに「♪ゆぅきや、こんこ。あぁられぇや、こんこ♪」って歌われてもシラけませんかね。まぁ、いろぉんな感性がありますからねぇ。ワタシにはとっても耐えられません。明らかに読者や紹介するものをナメテいるとしか考えられない記事よりは数段マシですけれど。

 ちょっと、力尽きちゃいました。これにて、脱稿です。



コメント(5件)


07-01 10:03
とどこ
そういえば、引き出物用の
予約菓子があるんですよね・・・

意外と知られていませんが・・

菊の紋様の饅頭とか

鶴の子餅とか・・・


おみやげですよね・・・ロッカさま。

やはり・・・。

地元は違いますが・・・



07-01 10:51
光南の母
六花亭はお土産路線を突っ走っていますよね
昨年JCの全国大会のときの力の入れよう(毎日お菓子<たぶん一人500円相当>を無料で支給していました)からいっても明らかでしょう・・
いまさら「うちはおやつやさん」と言われてもちょっと無理があるかな??と感じてしまいます
宣伝広告も最近はいいわけじみて感じてしまうのは私だけ???
でも霜だたみは大好きです(*^_^*)




07-01 21:39
端野 萬造
>とどこさま
 結婚式の引き出物や進物にオーダー菓子は作ってくださいますね。カタログがあるんですって、ワタシ見たことはないんですけど。「六花亭はつるのこだけは美味しいから注文する」っていう剛の方もいらっしゃるようです。ワタシにとって思い出深いオーダー菓子はレーリュケンかな。

>光南の母
 ははは、そんなの配ってたんですか。まー、小田社長さまは日本JCのOBでございますし、そこらへんのご事情はあるんじゃないでしょうかね。そしてそれは、お土産でどうこう、ってのは本来的な目的ではないハズ、とワタシは見ています。

 あとで記事にもしますけれど、お土産は大きな戦略の過程に過ぎないんだろうな、と。では、続きは本文で。



 そう、この時点で記事は完成しておりません。これから、お風呂に入って身を清めてからカキコいたしますわぁ。本当は帯広南温泉さまにお伺いしたいところですが、時間が足りなくて。



07-02 09:42
光南の母
JCの皆さんはもらったお菓子の10倍以上のお土産をたっぷり購入し帰ったので、それだけでも六花亭の大勝です!!!

はっきりものいう瑞萬記楽しみにしています
またお越しいただけるのを楽しみにしています(^o^)



07-02 20:11
端野 萬造
>光南の母さま
 ワタシ思うに、お菓子貰おうと貰うまいと「六花亭」の商品をJCの方々はお買い上げになったんじゃないかなぁ、と。だって、選択の余地ないんですもの。六花亭さましか見えてませんから。

 六花亭に関する全国のブログ記事を眺めて感心したのは、内地の一般的な消費者のイメージは「十勝帯広の六花亭ではなく北海道の六花亭」なんですよ。

 確か六花亭さまの広告宣伝はもう何十年も電通北海道が仕切っているはずなんですけど、「十勝帯広」といったところで通用しない、消費者はイメージしずらいわけです。ですから、ずうっと北海道の「六花亭」で売り続けているはず。その効果が出ています。

 遠くない将来、六花亭さまにとって帯広は「創業の地」に過ぎない存在になるのでしょうね。そうワタシはにらんでいます。

 一度、ラドンにゆったり浸かってみたいと考えておりますよ。でも、ファンが多いですからね。
  

Posted by きむらまどか at 13:19Comments(0)街の様子/ワタシの様子

2013年04月01日

たね家特選味噌と炎(あぶ)り味噌/Diningラーメンたね家

2008年6月28日(土) 00:00 ▼コメント(19)




Diningら~めんたね家(ダイニングラーメンたねや)
帯広市西17条南3丁目22番15号キロコハイツ1階西側
℡ 0155-35-8852
営業時間 平日 11:00~15:00 17:00~22:00 土・日 11:00~22:00 全日ラスト・オーダーは21:30

参考記事:
たね家の炎り味噌/牡丹と椿と私
 ↑、非常に素直な感想が寄せられていると思うのですよね。進化も確実になされているようで。ミーティングの効果ありですな。
長崎屋帯広店フードコートに老麺復活か?!/豚鶏茶のとんこつ醤油

 味を確認のためにんだ気でラーメン3杯一気喰い画像





 いちおーワタシ、関係者ということでプレオープンに招かれてしまいましたんで、出掛けてまいりました。もうなんか、食べに行くというよりも、「なんとか立ち上げを上手くいかせたい、そのためにはアドバイスできること見つけなきゃ」という意気込みですから、ドキドキしているわけですね。

 駐車場の出入りが面倒だ、ということもありましてね、ちょうど用事もあったものですからドリームタウン白樺さまの駐車場から歩いて店に向かった次第。すぐ着いちゃいます。長崎屋帯広店・豚鶏茶さまに行くこと考えれば、どうってことない(笑)。



西側から撮りました。この画像、なんか漫画みたいな色合いで、結構気に入っております。

 この場所、北の屋台にも出店していた平成軒さまや旭川ラーメンの中村屋さま(←名称はウル憶え、なかむら屋だったかしら?)が出店してしていました場所。どちらも、そう悪い店ではなかった、と記憶しております。


ロゴはしゅんのソーゴー印刷さまっぽい印象ですね。



 どちらも繁盛ということで閉店されたのではないハズなので、場所的にはそれほど悪い、とは考えていませんでね。でもねぇ、確かに駐車場はあまり芳しいとはいえません。


小上がり2席。1席5名さままで対応可能。左側には4人掛けテーブル席が2席。

 内装は全部やり直しました。それまでは平成軒時代のそのまま、という話しもございましてね。広々、ゆったりとした造りになってございましてね。26席かな。入り口にはウェイテイングコーナーも設けられています。


お一人さまでも、お二人さまでものカウンター席。

 対面式カウンターなんですけど、ついたてが申し訳程度なんですね。ただカウンター自体が幅広なんで、正面に別のお客さまがいても圧迫感はそれほどでもないんじゃないかな。最近はお客さま同士、眼が合わないように席をずらして配置するケースもあるようで。


距離感、つかんでいただけるでしょーか。


 カウンターテーブルはですね、相当広々としておりますよ。メイン画像でもオワカりの通り、ラーメン丼3杯並べても全然余裕。ギョーザでも焼めしでもどんと来いでございます。


ラーメンとトッピングメニュー


サイドメニューとドリンク

 メニューは当初計画より絞ってあります。今後、サイドメニュー中心に選択の幅が増加していくんじゃないでしょうか。

 ここから下の画像は「萬造味見用スペシャルトッピング」のラーメンであるということをお断りしておきますね。麺は一応半玉にしていただいたんですけどね。それにしても多くなかったか?



たね家特選 みそに特製 角煮をトッピングしております。優しく丁寧、というのはたね家さまの全体的なスープの特徴。とりあえず、このスープで味わっていただければな、と。


特選 角煮をフューチャーしてみました。トロトロです。


 メニューってのは店の顔であるべき、とワタシ思っています。ですから、店主が「これを食べてもらいたいっ!」てのは一番目立つところに置くべきなんですよ。そういった意味で、たね家特選みそがメニュートップにある、ということはそういうこと(笑)なんですよね。




麺はどの味も共通。札幌・丸太太兵衛 小林製麺 さま謹製





左が特選味噌で右が(あぶ)り味噌。色の違い、ご理解いただけますか? 左は白味噌ですし、右は焦がした色っぽいでしょ。




(あぶ)り味噌に本ロースチャーシューをトッピング。みそってのは焙煎味噌を使用したものなんですよね。ちょっとクセがあります。ハマると逃れられなくなるかも。




魚介堕ししょうゆに煮玉子をトッピング。このスープも優しく丁寧。舌の両側に味わいが拡がります。


 もう本記事については、ワタシ自身の旨い不味いの論評はあえて控えます。まあ、どの記事でもあまり述べませんし、どうせ、信じてもらえないし。そこでね、忌憚ないご意見をコメント欄で読者の皆さまがセキララに述べていただければな、と。そのご意見は間違いなく、店主種川亮太さまにお伝えいたしますゆえ。そうやって、このお店を育てていきたいんですよ。


コメント(19件)

06-28 00:12
がぁ
ユーザーにより削除されました



06-28 00:21
ぶー
やはり行かれたんですね……(笑)

17時に通ったら暖簾かかっていて車で突撃したら『ご招待のみ』の貼り紙が(´Д`)

あぁ萬造さん行ってるんだべなぁ……と苦虫を噛みながら仕事へ向かいました。

明日突撃しまっす(´∀`)/塩?醤油?味噌?まずわどれから攻めますかね♪




06-28 01:17
端野 萬造
>がぁさま
 早々のご指摘ありがとうございました。ビビリつつ、訂正させていただきましたよ。

 他にも見つかれば、ソク教えてくださいましね。

>ぶーさま
 そりゃあ、参りますとも。もう、大変でしたよ。画像撮って、食べて、メモして、事務所戻ってレポートカキコしてFAXして。ヘトヘトです。身もココロも疲れました。

 基本線は特選味噌でしょうね。でも、ワタシ炎り味噌をなんとか育てあげたいのですよ。成長した姿を見てみたいんです。



06-28 11:39
ぶー
早速、実食^^

特選味噌頂きました。と焼きめし。最初皆さんどっかで見た面々だな、と感じました。

一口。
あーぁ!あそこかアソコのだぞー。そしてよく見ると自身ブログで「接客が良い」と評したあのコが!厨房をよく見るとあ!あの兄ちゃんもいる。符号した結果アソコからの独立なんすね。まー会計時「アソコですよね?」とお尋ねして隠さずお答え頂いたので云ってしまってよいのですが……。まぁ先入観を持たずに食して頂きたいのでココではあえて申さないほうが良いですかね。

しかしなんとか独自の味を切り開いて欲しいです^^オリジナルでの『炎り』ではどんな味なのか気になるところです。

応援の意味を込めて自身ブログの記事では辛口カントで登場致します。

折角の念願の独立!常に味を見直し、続けていって欲しいです。




06-28 12:04
端野 萬造
>ぶーさま
 さすが、でございますね。ご推察の通りかと。実はワタシ、「あそこかアソコ」のお味存じておりません。やはり出自は隠せないものなんですかねぇ。当然のことながら、同じ味ではないはずなんですけれども。まぁしばらくコチラでも出身店のことは伏せておきましょう。

 炎味噌もそうなんですけれど、最後まで苦労していたのが、しょうゆだったものですから、それにも期待しているのですよね、実は。

 なんたって成長過程でございますんで、貴殿には味に限らずご意見をいただきたい。記事に期待しております。辛口なのは改善されるのが楽しみだからカキコするんであってね。それを有効活用するか否かは店主次第。

 お金は払うは、意見は出してくれるは、ってほんとに殊勝な客筋だと思うのですけれどね。



06-28 12:24
七誌です。 @plala.or.jp
萬造さま、私も先程食して来ました。

女房は醤油、私は炙り味噌を。

どちらもまとまりのあるバランスの取れた一杯でした。

スタッフの笑顔や雰囲気が良かったです。

料金的には少々高めかと思います。

炙り味噌はもっとパンチの効いたスープにしたほうが私好みですね。

また今度伺って見ます。




06-28 12:29
ぶー
あ…またいつの間にか記事が増えていましたネ(汗)
でわ折角ですので忌憚のない意見をば。

チャーシュー。野菜盛りの上に乗っているが故冷えて提供。スープに浸けているとさて食べようか、という時にはボロボロ崩れてしまいチャーシューの持ち味半減。また形がマチマチであるのでチャーシュー麺にしたときの見た目の華やかさが半減。
葱の切り方まで「アソコ」と一緒じゃないと駄目ですか?


スープと具、麺のバランスがちょい残念。最後の方は少々つけ麺状態に。スープの量が問題か?麺は小林の特徴が良く出ていてよかったです^^

焼きめしの器。出来ればお椀型のほうがお客様には親切かも。小皿ではレンゲを使用しずらくすくえない。ですんで小皿に口をつけてめしを運ぶ形になってしまう。


接客はあのコが居れば問題ないでしょう。どうぞあのコを大事になさって下さい。今時珍しい位良い接客をされております。


続きます(笑)



06-28 12:30
ぶー
続き。

後は「たね家=たねさん」の独自の味プラスアルファを是非完成してほしいです。『ココ』で食べなくても『アソコ』で食べればいいや、とならないように。それほど判ってしまうお味。支店ではないわけですから。あの味に惚れていれば、それはそれで"追求"すればよい訳ですが"追究"も是非とも。いずれは"唯我独尊"へ。

あとデフォ価格帯ですが、きっと皆さんお高いと感じるかと思いますが、この味ではこの価格!と揺るがない自信があれば良いかと。昨今の流通事情もありますし、ただ味噌がメニュートップにあるとしょうゆやしおよりは価格が上がる為、全体的にお高く感じてしまうのは否めない。


あぁ自身ブログへの記事ネタを使い切ってしまいました(笑)

失礼致しました。




06-28 14:09
端野 萬造
>七誌です。さま
 早速のコメント恐縮でございます。まるで、ワタシが昨日カキコしたレポートを覗き見されたかのような感想でございますね。特に炎り味噌に関しては同じ形容までお遣いになっていましてね。愕きました。

 とりあえず水準のものは作る、あとは接客と企画で繁盛店にはなれますけれど、もう一歩突き抜けてもらいたい、というのがラーメンファンである七誌です。さまやぶーさまの希望だと思うのですよ。だって、チェーン店の味の時計台さまやラーメンさんぱちさまとは違うわけですから。店主の顔が想いがハッキリ伝わる麺を食べたいんですよね、我々は。そして、それぐらいの力強さがないと今後この業界では生き残ってはいけない。

 価格に関しては新規店舗ですので、このところの原材料価格の高騰を織り込まざるを得ない。いきなり値上げはできませんし。ただ、納得して支払っていただける工夫はできる。それも今後の課題でしょうか。




06-28 14:25
端野 萬造
>ぶーさま
 もう、堪え性がないんですから。ついついカキコしてしまう気持ちよくワカリます。皆さま、コチラhttp://plaza.rakuten.co.jp/cafeboo/ のブログも覗いてみてくださいませね。情報量辛口度と端萬記を凌駕しておりますゆえ。

 見せ方の工夫についてはレポートにもカキコいたしました。器のことをはじめ、具体的なご指摘大変ありがとうございます。昨日はスープを確かめるために麺の量を減らしてもらいましたんで、バランスには言及できなかったんですよ。麺が入らないとスープの味わいは全く別物になってしまいますしね。

 そう。レポートでも述べたのですけれど、数々の指摘に対して、揺るがない理由を持っていれば、それで構わない、それがたね家の個性なのだから、と。それを踏まえたうえで現時点に留まることなく、常に進化していって欲しいと。

 ぶーさまにしても七誌です。さまにしてもラーメンファンはありがたいなぁ。




06-28 18:58
とどこ
らーめん三杯。
そんな試食してみたいです
気になる、手づくり餃子。




06-28 19:21
端野 萬造
>とどこさま
 ほとんど全部食べてしまいましたけれど、残念ながら三杯が限界でございました、ワタシ。できることであれば、ラーメンもあと2種、焼めし、ギョーザも確認したかったのですけれど。トッピングはネギ以外制覇しましてね。最後は脂汗を流しながら、インプレッションをメモしておりました。

 これを毎日のようにしていらっしゃる方がいるはずなんですけれど、躰壊しますね。食べて、いちゃもんつけるだけならまだ楽なんですけれど、どう改善していくか、を考えながら食べるというのは結構難行苦行でした。

 手造りギョーザはお持ち帰りもしているハズです。ああ、近いうちに寄って、確認しなくては。サイドメニューって、スッゴク大事なんですよ、実は。経営的にいうと利益率を左右するんです。客一人当たり単価ですとか、損益分岐点ですとか。

 ああ、美味しければそれで良かった、という時代が懐かしい。



06-28 21:26
とどこ
★"端野 萬造さん
            タモリが言っていましたがシンプルな料理ほど
うまいんだとか
らーめんもワタシは札幌
二条市場のだるま軒の
実は、子供の頃から
ここばかり。
ぐらい、シンプルな
らーめんが好きです。
            知りませんよね~
失礼しました。
サイドメニューは
大切ですよ~
商売の発展を左右する
力ありますもの。




06-28 22:28
端野 萬造
>とどこさま
 食通で名高く、ご自身でも料理をされる森田一義さまのお言葉ですもの、重みがございますわね。料理の基本は素材をいかに美味く食べられるようにするか。これ実は素材の持つ美味さをどれだけ引き出せるか、ということなんです。つまり、素材以上の美味さは作り出せない、ということに通じる。そして、手をかければかけるほど、素材の本来的な味わいはスポイルされていく。

 シンプルな料理、というのはこの逆をを指しているはず。不味いものを美味くするのは技術です。それ自体はなんら非難されるべきものではない。しかしながら、技術はあくまで手段であって目的ではない。では目的とはなにか。美味いものを喰いたい、ということ。

 出ましたね、伊達巻入りラーメンのだるま軒さま。まだ、味わったことはございませんがいつか是非。来月は札幌中央市場場外のラーメン店に向かわなきゃならないので。哀しい出来事のリベンジなんです。




06-29 08:21
七誌です。 @plala.or.jp
おはようございます、萬造さま。

昨日、女房と話していたことで載せようか迷ったんですがあえて。

私、ここのお店の味ですとか、接客ですとかあまり問題点は無いと思うのですが場所がどうかと思うのです。

確かに車の通りが良くていいのですが、中央分離帯があって駐車場が狭くて入りづらい、出づらい・・・車の運転があまり得意じゃない女房は小さな車でも入りたくないそうです。

確かにワンボックスカーなら道路側に止めるしかないですし、駐車場に止めても出入り口が確か一箇所しかないですよね?
それを考えると心理的に・・・それを覆すだけの魅力がないと・・・入れ替わりの多い店ですので。
これが一番のネックだと思います。

続きます。



06-29 08:43
七誌です。 @plala.or.jp
お店に関しては食材の高騰はわかりますが料金が高いと思います。

有名店なら納得して支払うと思いますが、たねや様を全く知らない客は高いと言う印象が残るのではないでしょうか。

それとオープン三日間くらいは何らかのサービスは必要かと思います。なにせ最初が肝心ですから。

醤油ラーメンの炒め野菜は個人的にはいらないです。
炙り味噌は赤味噌でもっと生姜やニンニク、ラードや香辛料を効かせてもいいかと。

チャーシューはぶーさまご指摘のとおり、モモ肉でしっかり煮込まれていますが箸で摘むと崩れてしまう・・・バラ巻きチャーシュー一枚乗ってるだけで見栄えもよろしいかと思います。

厳しい意見ですよね。
でもスープと麺のバランスは私はいいと思いますし、太くて歯触りのいいメンマは美味しいですよね。
別料金でトッピングに追加してもらいたいくらいです。
さらなる進化を期待してます。




06-29 10:28
端野 萬造
>七誌です。さま
 いやぁ、嬉しいなぁ。ご指摘ありがとうございます。駐車場については全くご指摘の通りです。でも、どうしようもありません。ただワタシ、意外と楽観視しておりましてね。「駐車場で駄目になる店なら、最初から駄目」ですもの。楽に駐車するためには、どうしたら良いか、をお客様に「工夫」していただける。それでも「食べたい」ラーメンを目指すべきなのです。似たようなお話し、かつて貴殿と交わした記憶がございますよ。

 「工夫」の答えは簡単ですし。ははは。

 価格の件、オープン時のサービスの件、見栄えの件、とても参考になります。本来的な「オープン」はしゅん誌等での告知以降と捉えておりましてね、それまでには生かされますでしょう。七誌です。さまにしてもぶーさまにしても厳しい意見ですけれど、むしろ読者の関心を呼ぶきっかけになるカキコなんですよ。「本当にそうなのか、試してみたい」って思いますでしょ。




06-29 11:00
ぶー
>>萬造さま
懲りずにまたカキコww

「読者の関心」
まったく私も同意見です。宣伝方法は紙面、誌面、ネット(HP)といくらでもありますがお金の掛からない1番は口コミであるしブロガーの興味ある記事なのだと。賛辞であれ苦言であれそれを情報源として興味をもつ、それからまずは!来店して頂き食べて頂く事ですから^^「たね家」とう店名をより多くの方に目にして頂き、ネームバリューとして効果を発揮できる方法としてこのような活用ありでしょう。



06-29 17:53
端野 萬造
>ぶーさま
 それにして貴殿、睡眠時間はちゃん取ってらっしゃいますか。ちょっと心配しておりますよ。

 ワタシ、この記事をアゲたのは来客を促すというよりは、ホントご意見が欲しかったのですよ。一元的なものの見方ではなくて、複数の眼で診たほうがいいに決ってますからね。

 しかし、コメンターの厳しいながらも愛情溢れるカキコのお陰で、「そう言わしめる存在って、どうなんだろう」って結果的に興味が湧いてしまいますよね。これは予定していなかった効果ですね。

 さて、明日あたりミーティングできるかな。