焼肉KAGURAは十勝の大地から夢を追い求める

きむらまどか

2012年12月03日 05:21

2008年5月27日(火) 09:30 ▼コメント(8)






焼 肉GURA (カグラ、火蔵)
河西郡芽室町東2条1丁目1-7 ℡ 0155-62-8929
定休日 不定休 営業時間 11:30~14:00 17:30~22:00

 参考記事
北の大地から~焼肉KAGURA/フードソムリエスタッフ BLOG from Hokkaidou
芽室「焼肉KAGURA完成」/1000店舗への道

 メインはKAGURAさまで一番カッコいいのはコレかな画像。





 その筋からのご依頼でグランドオープン前の芽室町・焼肉KAGURAさまに出かけてまいりました。もう既にホームページ も開設されておりますので、ほとんどの概要はそちらで掴むことができます。じっくり、ご覧になってみてくださいませ。


店舗外観の基本的イメージ画像と申しましょうか。古びた農協レンガ倉庫がお化粧してしまいました。コンセプトは帯広・北のレンガを愛する人々 さまとはかなり違うかなぁ、と



 で、その依頼にオモしろがって出掛けてしまうのが、マイとかちでの最凶3人組と揶揄されている、caskさま、takaお嬢さま、そしてワタシという極めて濃ユイメンバー。要するに、オープン前にハッキリものを言ってもらいたい、ということなのですね。でもね、自 費なの。だからこそ、お金を遣う側の視点になれる。さて、一体どんなことになるやら、当人たちにもワカラなかったという。


雨の日の夕暮れでしたんで、ライトが駐車場に反射するシチュエーションだったのですが、画像は見事失敗しました。やっぱり緊張してたんだよなぁ



 まだ、オープン以降ウェイティング状態が継続しているらしい焼肉だいじゅ園稲田店さまの奈良社長に「萬造さん、誉め過ぎ!」ってクレームいただきましたんで、今回、あえて端萬記には講評いたしません。確かに込みで通常クオリティのサービスの維持ができるお店というのは相当経験積んだところでも難しいですもの。一回の訪問で「もう、行かない」と見切ってしまうお客さまもいらっしゃる。



店舗正面。撮る方が撮れば、もっといい画像になったのは間違いないんで、返す返すも悔しい。ね、ライトの反射がオモしろいでしょ。うーん、もっと真剣に撮るんだった。


キャッシャーの背後にはワイン棚が、どーんと。棚ごとに温度調整ができるワインセラーも別の場所に用意されております

 若い店ですから、気になる箇所はいっぱいあるでしょう。サポーターの方々もそれはご存知。でも、専門家を呼ばずに新しい仲間でなんとか立ち上げきってみたい、んですって。茨の道をあえて選択されたワケです。そのココロ意気やよし、でございましょう。

バーカウンターの背中には見上げるばかりの棚が備えられています。全部遣いきるためには、相当高い脚立が必要でしょうね(笑)。広い空間を縦横無尽に活用されております。


ウエィティングコーナー。このオーブンは活用されるのだろうか。訊ねるの忘れちゃった


 最凶3人組は物見遊山ではありません。相当真剣に対峙したつもりです。KAGURAさまにはしっかり還元(諫言?)してまいりましたので、今後がとても楽しみであることには間違いございません。でも言い難いこと言うって、そんな生易しいことじゃありませんでしたね。わかってはいましたけれど。


VIPルーム扉。アルミではありません。を磨き上げています。VIPルームは2部屋。つなげることで8人程度を収容することが可能になるようです。


 サポーターさま、マネージャーさま、料理長さまをお相手に、味、接客については当然のこと、心構え、経営方針に至るまで1時間近く遣り取りを続けました。ま、プロ2名(caskさま、takaお嬢さま)がいらっしゃいましたんで、ワタシの出る幕はございませんでしたが。「じゃぁ、オーダー表持ってきていただいて、最初っから始めましょうか。まず、テーブルのセッティングなんですけどね・・・」



客席はイタリアン硝子で区切られております。とっても印象的。焼肉というより、ステーキハウスかバーか。


客席エントランス。恐らく雰囲気にのまれてしまうかもしれません。とても素敵な空間が拡がります



 画像、もっと一杯あったんですけど、なんせ薄暗い空間なものですから手ブレが酷くて。これでもマシなほうなのよ。もったいないことしたなぁ。


女性用化粧室
デート中にですね、女友達や別の男性にメールするのに非常に都合のいい椅子なんじゃないでしょうか(笑)活用してくださいな



女性用化粧室
手洗い用ボウルが2台。ハンドタオルも備え付け。これね、状態の維持がちゃんとできないと意味がなくなるんだよねぇ



女性用化粧室
座ってお化粧が直せるって、女性にとっては嬉しいココロ遣いですよね。さ、2次会前に気合入れ直さなくちゃ



この画像にKAGURAさまの課題が象徴的に集約されている、とワタシ断言しちゃいます。提灯ハズして欲しい


 とにかく、インテリアを含めたハードは十勝では最高級レベル。あとはそれに見合うだけの料理とサービス。これらのバランスが欠けてしまうと結局なんにもならなくなる。要するに問題は人。これらを最初から育てるには相当時間が必要なんですけれど。夢の実現のためにはある程度現実的な選択が求められるのではないかな、と。

 牛サガリで名高い、芽室ドライブインスズキさまの行方を危惧する向きもございますが全然心配いらない、とワタシは考えます。だって、マーケットが全然チガウんだもの。そうでなくっちゃ、オカしいんだもん。

コメント(8件)


05-28 13:54
taka(No.2)
ごめんなさい、あちらのメールアドレスが腐っていて、
先ほど某方からの連絡で、ようやくこちらに参りました。

先日は、本当にありがとうねぇ。
まだまだ課題が山積みという感じではありますが、
後はそれをどれだけキチンと受け止めて、
ソレを血となり肉となりにしていくか・・・です。

私は今後も定点観測として、
月に1回以上のキビチイチェックを続けますです。



天ぷら・・といわれぬようにW




05-28 19:48
端野 萬造
>takaお嬢さま
 うふふ、最凶3人組の一員呼ばわりしてしまって、申し訳ございません。こちらこそ、事業の立ち上げという得がたい瞬間に立ち合わせていただいて、恐縮な限り。望んで体験できるものではございませんし。ワタシは何の役にも立てませんでしたけれど、caskさまはサスガ流石ナガレイシ、実地指導付でしたからね。あれなら、料金いただけますね。

 課題なんてものはどこの企業でも持ち合せているものですもの。それが見えているうちはまだマシなのかもしれません。課題が見えない、であれば対策の打ちようがありませんもの。でもtakaお嬢さまがついていれば大丈夫。お役に立てることがあれば、いつでも駆け参じますから。

 天ぷらねぇ。でも、コロモは技術そのものですからね。






05-31 10:26
taka(No.2)
最凶のtakaです。

昨日は、グランドOPENでした。
なんと、だいじゅ園の奈良社長からお電話がかかってきて
「一緒に行こうよ」とw。

本当にドキドキしながら行ってまいりました♪

前回の最凶3人組の指摘が80%ほど改善されていて、
驚きました、というか、うれしかったなぁ・・・。
そして、まだ改善できていない点については、
お詫びと説明をしてくれました。

まだまだこれからに期待!という感じですが、

奈良社長も「こんな店つくりてーなー」と
イマジネーションを膨らませていらっしゃいましたよ。
そして、惜しみなく、お店にアドバイスされ、
KAGURAのみなさんも真剣に必死に聞いていました。

いやー、今後の十勝の焼き肉業界楽しみですね。




05-31 17:21
端野 萬造
>takaお嬢さま
 80%の改善というのは、80%に着手したことであろうな、とワタシは捉えます。それでもこの短期間のことですから、大したものですね。改善に対する意欲的な取組に敬意を表します。

 奈良社長のアドバイスは業界最先端レベルではなく、現在のKAGURAさまに合わせたレベルでのお話をされたと思います。それをどの程度理解し消化できるか。日々実践、検証、改善、その繰り返ししかありません。

 目指すべきもの、の方向性を見誤らないことです。






06-01 20:07
taka(No.2)
あ、フォローありがとうございます。
そうそう80%着手です。

そして、奈良さんのコメントは「天ぷらの衣」の話です。




06-01 21:11
端野 萬造
>takaお嬢さま
 営業的な結果はあせるべきではない、と考えられます。今のうちはKAGURAさまとしてやるべきことの課題の抽出、なすべきことできることのブラッシュアップ、場合に寄っては方針転換。足腰の強化がなされないとジャンプアップは不可能です。

 なすべきことがきちんとなされていれば、必ず結果はついてくる。結果がでなければ、まだ足りない、ということだけでしょうね。健闘を祈りましょう。






06-11 17:12
しょうぞう。
こんにちは!
なにか、このコメントのやり取りを見ているだけで
とても勉強になります m(_ _)m
すごい!




06-12 07:37
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 この記事ですね、ここ1カ月間でのアクセスランキングでトップにたっております。コメント欄での遣り取りをご覧になって、面食らう方がほとんどでしょうね。まぁ、記事自体、一般的な期待に沿ったものではございませんので、そこまでたどりつけないのでしょうけれど。

 でもなかには、興味深く見守ってくださる方もいらっしゃるのではないかな、と。端萬記がそういった方々の受け皿になれればな、ともワタシは考えておりますよ。


関連記事