レストランやなぎは二刀流/天馬街道を駆け抜けて
2008年6月5日(木) 08:02 ▼コメント(0)
ねー、原寸大画像は5枚以内ってキメは発表になりましたっけ?
うなぎ、ではありません。やなぎ、です。
レストランやなぎ
浦河郡浦河町大通3丁目8-7 ℡ 0146-22-2067
定休日 第1・第3月曜日 営業時間 11:00~14:00 17:00~20:30
参考記事:
みつかりませんでした。
札内・希林亭に昭和の香り漂う/十勝のロメスパ:端萬記
↑、成り立ちがレストランやなぎさまに似ているのですよ。
地場産ジビエでランチの贅沢/浦幌・レストラン大和
↑、名前も似ているけど、店舗の感じが近いものありますね。
メインはポークソテーを早く味わいたいな、画像。
ええっとワタシ、もう開通して10年にもなろうかという天馬街道(国道236号線)を走行したことがありませんでね。折角多額の税金を投入して開通させた道路なんですから、
いっぺんくらい走っておきませんとね、ということで行ってまいりました。桜が咲く前のことでございましたけれど。
目的はですね、浦河町にある
レストランやなぎさまでポークソテーを味わってみる、ということにございました。浦河町在住口の肥えた競馬馬のとある獣医(当然ながら
JRA関係)さんがですね、お勧めであるとの情報だけが頼りだったのですが。
しかもそのレストラン、なんと中華もなかなかのレベルにあるというんですね。どうも店を親子でやっていて、父親は洋食、息子は中華という担当でやっているらしいんです。まるで、
札内・希林亭さまのようでございますね。こちらも御主人が洋食、息子さんは中華をやっていらっしゃった。
さて、どちらがオヤジさんで息子さんだと思われます?
まずは例の如くメニューでも並べてみましょうか。
日高支庁所在地・浦河町の人口レベル(1万5千人弱)から鑑みて、ほぼメインのレストランなんじゃないかとワタシ思うのですよね。しかも全国でも名だたる競馬馬の産地となれば、ちょっと興味が湧きませんか?
中華定食・麺類・飯物
肉、野菜、魚入ラーメンってどんなんでしょ。魚、うーん。中華チラシってやっぱり十勝以外にはないんですね。興味は尽きません。
洋定食・テーブル(一卓)料理
一卓料理というのはフル・コースのことなのだろうか。しょうが焼きとはポークジンジャーのことか?
定食・御飯物・スパゲティ・サラダ
定食の内容を見るとセットメニューという表現が妥当かしら、と。かつ丼が出てきて愉しい。具沢山らしい。
肉料理・魚貝類料理
魚介が一般的ですけどねぇ。間違いとは言い切れません。魚貝のムニエルってどんな感じになるんだろう。まとまりつくのか?
中国料理 菜Ⅰ
本格中華の領域に入ってきた感じがいたしますよね。なんで、マーボどうふは漢字表記にしなかったんだろう。不思議。
中国料理 菜Ⅱ
点心(デザート)ってあるのだけれど、甘そうなものはないの。杏仁豆腐とかゴマ餅とかあってもヨサゲなんですけどね。
スープ・お飲み物
ポタージュと湯類(中華スープ)が並んでいるのよ。クリームソーダーだし。皮肉ではなしに、単純に愉しい。
ワタシ、メニュー表にこだわってしまうのはそれが「お店の顔」だと思っているからなんですね。顧客と関わる
姿勢の根本が意図されているべきだし、それを期待されているんです。「何を食べて欲しいの」と消費者はメニュー表から読み取ろうとしている。ラインナップと価格、店の雰囲気でその店の状態は判断できちゃいます。バランスの善し悪し、ですね。
今改めて
レストランやなぎさまのメニュー表を眺めてつくづく思うのは、
古き良き時代の浦河町が凝縮されているような印象ですね、と。特に洋食メニューにおいてですね。馬産地として、景気が良かった時代がありましたからね。地方競馬が元気だった頃ですよ。今は地方競馬自体が
半死半生の状態ですもの。生産地が影響受けないワケがない。
什景炒麺五目カケヤキソバ
レストランやなぎさまの麺類・飯物のメニューにおいては「あんかけ」の「あん」は省略するというキメがあるようですね。どこかのサイトもご親切に色々キメゴトを増やします。まるで誰かを追い出そうとするかのように。
この微妙に焦がす感じが大切なのですよね。五目カケヤキソバは人気メニューとどこかにカキコしてございました。塩味(しおみ)が強いのですけれど、恐らくそれは浦河町民の好みなのでしょう。なんとなくそれが納得できるお味。つまり、全般的にはバランスが取れているのですよ。
海老をアップにしてしまったことについては、特に意味はございません。なんでしょう。習慣っていうのかな(笑)。
小上がりが奥のほうに見えますね。ココラへンはラポロのレストラン大和さまあたりと共通な感覚。ちなみにワタシは画像左手手前の席におりました。なんだか一杯頼むし、携帯パシャパシャ。「なんだろう、あの人は?」
カウンター席。まさしくオープンキッチンでございますよ。相当年式のいってる厨房だと思うのですけれど。親子が向かい合って、てんでんばらばらなものを調理している光景ってのは、オモシロいですよ。
で、
ふむふむもぐもぐって、しっかりした味わいの中華を堪能しながらですね、ワタシすっかり寛いでしまいました。そう感じさせる雰囲気が溢れているんです、このお店。浦河の景気のいい頃はすっごい混んでいたんだろうなぁ。
さて本記事は
いきなり分割に
追い込まれてしまいました。続きは次記事
「さらにレストランやなぎは二刀流/天馬街道を駆け抜けて」にて。
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