たね家特選味噌と炎(あぶ)り味噌/Diningラーメンたね家

きむらまどか

2013年04月01日 05:19

2008年6月28日(土) 00:00 ▼コメント(19)




Diningら~めんたね家(ダイニングラーメンたねや)
帯広市西17条南3丁目22番15号キロコハイツ1階西側
℡ 0155-35-8852
営業時間 平日 11:00~15:00 17:00~22:00 土・日 11:00~22:00 全日ラスト・オーダーは21:30

参考記事:
たね家の炎り味噌/牡丹と椿と私
 ↑、非常に素直な感想が寄せられていると思うのですよね。進化も確実になされているようで。ミーティングの効果ありですな。
長崎屋帯広店フードコートに老麺復活か?!/豚鶏茶のとんこつ醤油

 味を確認のためにんだ気でラーメン3杯一気喰い画像





 いちおーワタシ、関係者ということでプレオープンに招かれてしまいましたんで、出掛けてまいりました。もうなんか、食べに行くというよりも、「なんとか立ち上げを上手くいかせたい、そのためにはアドバイスできること見つけなきゃ」という意気込みですから、ドキドキしているわけですね。

 駐車場の出入りが面倒だ、ということもありましてね、ちょうど用事もあったものですからドリームタウン白樺さまの駐車場から歩いて店に向かった次第。すぐ着いちゃいます。長崎屋帯広店・豚鶏茶さまに行くこと考えれば、どうってことない(笑)。



西側から撮りました。この画像、なんか漫画みたいな色合いで、結構気に入っております。

 この場所、北の屋台にも出店していた平成軒さまや旭川ラーメンの中村屋さま(←名称はウル憶え、なかむら屋だったかしら?)が出店してしていました場所。どちらも、そう悪い店ではなかった、と記憶しております。


ロゴはしゅんのソーゴー印刷さまっぽい印象ですね。



 どちらも繁盛ということで閉店されたのではないハズなので、場所的にはそれほど悪い、とは考えていませんでね。でもねぇ、確かに駐車場はあまり芳しいとはいえません。


小上がり2席。1席5名さままで対応可能。左側には4人掛けテーブル席が2席。

 内装は全部やり直しました。それまでは平成軒時代のそのまま、という話しもございましてね。広々、ゆったりとした造りになってございましてね。26席かな。入り口にはウェイテイングコーナーも設けられています。


お一人さまでも、お二人さまでものカウンター席。

 対面式カウンターなんですけど、ついたてが申し訳程度なんですね。ただカウンター自体が幅広なんで、正面に別のお客さまがいても圧迫感はそれほどでもないんじゃないかな。最近はお客さま同士、眼が合わないように席をずらして配置するケースもあるようで。


距離感、つかんでいただけるでしょーか。


 カウンターテーブルはですね、相当広々としておりますよ。メイン画像でもオワカりの通り、ラーメン丼3杯並べても全然余裕。ギョーザでも焼めしでもどんと来いでございます。


ラーメンとトッピングメニュー


サイドメニューとドリンク

 メニューは当初計画より絞ってあります。今後、サイドメニュー中心に選択の幅が増加していくんじゃないでしょうか。

 ここから下の画像は「萬造味見用スペシャルトッピング」のラーメンであるということをお断りしておきますね。麺は一応半玉にしていただいたんですけどね。それにしても多くなかったか?



たね家特選 みそに特製 角煮をトッピングしております。優しく丁寧、というのはたね家さまの全体的なスープの特徴。とりあえず、このスープで味わっていただければな、と。


特選 角煮をフューチャーしてみました。トロトロです。


 メニューってのは店の顔であるべき、とワタシ思っています。ですから、店主が「これを食べてもらいたいっ!」てのは一番目立つところに置くべきなんですよ。そういった意味で、たね家特選みそがメニュートップにある、ということはそういうこと(笑)なんですよね。




麺はどの味も共通。札幌・丸太太兵衛 小林製麺 さま謹製





左が特選味噌で右が(あぶ)り味噌。色の違い、ご理解いただけますか? 左は白味噌ですし、右は焦がした色っぽいでしょ。




(あぶ)り味噌に本ロースチャーシューをトッピング。みそってのは焙煎味噌を使用したものなんですよね。ちょっとクセがあります。ハマると逃れられなくなるかも。




魚介堕ししょうゆに煮玉子をトッピング。このスープも優しく丁寧。舌の両側に味わいが拡がります。


 もう本記事については、ワタシ自身の旨い不味いの論評はあえて控えます。まあ、どの記事でもあまり述べませんし、どうせ、信じてもらえないし。そこでね、忌憚ないご意見をコメント欄で読者の皆さまがセキララに述べていただければな、と。そのご意見は間違いなく、店主種川亮太さまにお伝えいたしますゆえ。そうやって、このお店を育てていきたいんですよ。


コメント(19件)

06-28 00:12
がぁ
ユーザーにより削除されました



06-28 00:21
ぶー
やはり行かれたんですね……(笑)

17時に通ったら暖簾かかっていて車で突撃したら『ご招待のみ』の貼り紙が(´Д`)

あぁ萬造さん行ってるんだべなぁ……と苦虫を噛みながら仕事へ向かいました。

明日突撃しまっす(´∀`)/塩?醤油?味噌?まずわどれから攻めますかね♪




06-28 01:17
端野 萬造
>がぁさま
 早々のご指摘ありがとうございました。ビビリつつ、訂正させていただきましたよ。

 他にも見つかれば、ソク教えてくださいましね。

>ぶーさま
 そりゃあ、参りますとも。もう、大変でしたよ。画像撮って、食べて、メモして、事務所戻ってレポートカキコしてFAXして。ヘトヘトです。身もココロも疲れました。

 基本線は特選味噌でしょうね。でも、ワタシ炎り味噌をなんとか育てあげたいのですよ。成長した姿を見てみたいんです。



06-28 11:39
ぶー
早速、実食^^

特選味噌頂きました。と焼きめし。最初皆さんどっかで見た面々だな、と感じました。

一口。
あーぁ!あそこかアソコのだぞー。そしてよく見ると自身ブログで「接客が良い」と評したあのコが!厨房をよく見るとあ!あの兄ちゃんもいる。符号した結果アソコからの独立なんすね。まー会計時「アソコですよね?」とお尋ねして隠さずお答え頂いたので云ってしまってよいのですが……。まぁ先入観を持たずに食して頂きたいのでココではあえて申さないほうが良いですかね。

しかしなんとか独自の味を切り開いて欲しいです^^オリジナルでの『炎り』ではどんな味なのか気になるところです。

応援の意味を込めて自身ブログの記事では辛口カントで登場致します。

折角の念願の独立!常に味を見直し、続けていって欲しいです。




06-28 12:04
端野 萬造
>ぶーさま
 さすが、でございますね。ご推察の通りかと。実はワタシ、「あそこかアソコ」のお味存じておりません。やはり出自は隠せないものなんですかねぇ。当然のことながら、同じ味ではないはずなんですけれども。まぁしばらくコチラでも出身店のことは伏せておきましょう。

 炎味噌もそうなんですけれど、最後まで苦労していたのが、しょうゆだったものですから、それにも期待しているのですよね、実は。

 なんたって成長過程でございますんで、貴殿には味に限らずご意見をいただきたい。記事に期待しております。辛口なのは改善されるのが楽しみだからカキコするんであってね。それを有効活用するか否かは店主次第。

 お金は払うは、意見は出してくれるは、ってほんとに殊勝な客筋だと思うのですけれどね。



06-28 12:24
七誌です。 @plala.or.jp
萬造さま、私も先程食して来ました。

女房は醤油、私は炙り味噌を。

どちらもまとまりのあるバランスの取れた一杯でした。

スタッフの笑顔や雰囲気が良かったです。

料金的には少々高めかと思います。

炙り味噌はもっとパンチの効いたスープにしたほうが私好みですね。

また今度伺って見ます。




06-28 12:29
ぶー
あ…またいつの間にか記事が増えていましたネ(汗)
でわ折角ですので忌憚のない意見をば。

チャーシュー。野菜盛りの上に乗っているが故冷えて提供。スープに浸けているとさて食べようか、という時にはボロボロ崩れてしまいチャーシューの持ち味半減。また形がマチマチであるのでチャーシュー麺にしたときの見た目の華やかさが半減。
葱の切り方まで「アソコ」と一緒じゃないと駄目ですか?


スープと具、麺のバランスがちょい残念。最後の方は少々つけ麺状態に。スープの量が問題か?麺は小林の特徴が良く出ていてよかったです^^

焼きめしの器。出来ればお椀型のほうがお客様には親切かも。小皿ではレンゲを使用しずらくすくえない。ですんで小皿に口をつけてめしを運ぶ形になってしまう。


接客はあのコが居れば問題ないでしょう。どうぞあのコを大事になさって下さい。今時珍しい位良い接客をされております。


続きます(笑)



06-28 12:30
ぶー
続き。

後は「たね家=たねさん」の独自の味プラスアルファを是非完成してほしいです。『ココ』で食べなくても『アソコ』で食べればいいや、とならないように。それほど判ってしまうお味。支店ではないわけですから。あの味に惚れていれば、それはそれで"追求"すればよい訳ですが"追究"も是非とも。いずれは"唯我独尊"へ。

あとデフォ価格帯ですが、きっと皆さんお高いと感じるかと思いますが、この味ではこの価格!と揺るがない自信があれば良いかと。昨今の流通事情もありますし、ただ味噌がメニュートップにあるとしょうゆやしおよりは価格が上がる為、全体的にお高く感じてしまうのは否めない。


あぁ自身ブログへの記事ネタを使い切ってしまいました(笑)

失礼致しました。




06-28 14:09
端野 萬造
>七誌です。さま
 早速のコメント恐縮でございます。まるで、ワタシが昨日カキコしたレポートを覗き見されたかのような感想でございますね。特に炎り味噌に関しては同じ形容までお遣いになっていましてね。愕きました。

 とりあえず水準のものは作る、あとは接客と企画で繁盛店にはなれますけれど、もう一歩突き抜けてもらいたい、というのがラーメンファンである七誌です。さまやぶーさまの希望だと思うのですよ。だって、チェーン店の味の時計台さまやラーメンさんぱちさまとは違うわけですから。店主の顔が想いがハッキリ伝わる麺を食べたいんですよね、我々は。そして、それぐらいの力強さがないと今後この業界では生き残ってはいけない。

 価格に関しては新規店舗ですので、このところの原材料価格の高騰を織り込まざるを得ない。いきなり値上げはできませんし。ただ、納得して支払っていただける工夫はできる。それも今後の課題でしょうか。




06-28 14:25
端野 萬造
>ぶーさま
 もう、堪え性がないんですから。ついついカキコしてしまう気持ちよくワカリます。皆さま、コチラhttp://plaza.rakuten.co.jp/cafeboo/ のブログも覗いてみてくださいませね。情報量辛口度と端萬記を凌駕しておりますゆえ。

 見せ方の工夫についてはレポートにもカキコいたしました。器のことをはじめ、具体的なご指摘大変ありがとうございます。昨日はスープを確かめるために麺の量を減らしてもらいましたんで、バランスには言及できなかったんですよ。麺が入らないとスープの味わいは全く別物になってしまいますしね。

 そう。レポートでも述べたのですけれど、数々の指摘に対して、揺るがない理由を持っていれば、それで構わない、それがたね家の個性なのだから、と。それを踏まえたうえで現時点に留まることなく、常に進化していって欲しいと。

 ぶーさまにしても七誌です。さまにしてもラーメンファンはありがたいなぁ。




06-28 18:58
とどこ
らーめん三杯。
そんな試食してみたいです
気になる、手づくり餃子。




06-28 19:21
端野 萬造
>とどこさま
 ほとんど全部食べてしまいましたけれど、残念ながら三杯が限界でございました、ワタシ。できることであれば、ラーメンもあと2種、焼めし、ギョーザも確認したかったのですけれど。トッピングはネギ以外制覇しましてね。最後は脂汗を流しながら、インプレッションをメモしておりました。

 これを毎日のようにしていらっしゃる方がいるはずなんですけれど、躰壊しますね。食べて、いちゃもんつけるだけならまだ楽なんですけれど、どう改善していくか、を考えながら食べるというのは結構難行苦行でした。

 手造りギョーザはお持ち帰りもしているハズです。ああ、近いうちに寄って、確認しなくては。サイドメニューって、スッゴク大事なんですよ、実は。経営的にいうと利益率を左右するんです。客一人当たり単価ですとか、損益分岐点ですとか。

 ああ、美味しければそれで良かった、という時代が懐かしい。



06-28 21:26
とどこ
★"端野 萬造さん
            タモリが言っていましたがシンプルな料理ほど
うまいんだとか
らーめんもワタシは札幌
二条市場のだるま軒の
実は、子供の頃から
ここばかり。
ぐらい、シンプルな
らーめんが好きです。
            知りませんよね~
失礼しました。
サイドメニューは
大切ですよ~
商売の発展を左右する
力ありますもの。




06-28 22:28
端野 萬造
>とどこさま
 食通で名高く、ご自身でも料理をされる森田一義さまのお言葉ですもの、重みがございますわね。料理の基本は素材をいかに美味く食べられるようにするか。これ実は素材の持つ美味さをどれだけ引き出せるか、ということなんです。つまり、素材以上の美味さは作り出せない、ということに通じる。そして、手をかければかけるほど、素材の本来的な味わいはスポイルされていく。

 シンプルな料理、というのはこの逆をを指しているはず。不味いものを美味くするのは技術です。それ自体はなんら非難されるべきものではない。しかしながら、技術はあくまで手段であって目的ではない。では目的とはなにか。美味いものを喰いたい、ということ。

 出ましたね、伊達巻入りラーメンのだるま軒さま。まだ、味わったことはございませんがいつか是非。来月は札幌中央市場場外のラーメン店に向かわなきゃならないので。哀しい出来事のリベンジなんです。




06-29 08:21
七誌です。 @plala.or.jp
おはようございます、萬造さま。

昨日、女房と話していたことで載せようか迷ったんですがあえて。

私、ここのお店の味ですとか、接客ですとかあまり問題点は無いと思うのですが場所がどうかと思うのです。

確かに車の通りが良くていいのですが、中央分離帯があって駐車場が狭くて入りづらい、出づらい・・・車の運転があまり得意じゃない女房は小さな車でも入りたくないそうです。

確かにワンボックスカーなら道路側に止めるしかないですし、駐車場に止めても出入り口が確か一箇所しかないですよね?
それを考えると心理的に・・・それを覆すだけの魅力がないと・・・入れ替わりの多い店ですので。
これが一番のネックだと思います。

続きます。



06-29 08:43
七誌です。 @plala.or.jp
お店に関しては食材の高騰はわかりますが料金が高いと思います。

有名店なら納得して支払うと思いますが、たねや様を全く知らない客は高いと言う印象が残るのではないでしょうか。

それとオープン三日間くらいは何らかのサービスは必要かと思います。なにせ最初が肝心ですから。

醤油ラーメンの炒め野菜は個人的にはいらないです。
炙り味噌は赤味噌でもっと生姜やニンニク、ラードや香辛料を効かせてもいいかと。

チャーシューはぶーさまご指摘のとおり、モモ肉でしっかり煮込まれていますが箸で摘むと崩れてしまう・・・バラ巻きチャーシュー一枚乗ってるだけで見栄えもよろしいかと思います。

厳しい意見ですよね。
でもスープと麺のバランスは私はいいと思いますし、太くて歯触りのいいメンマは美味しいですよね。
別料金でトッピングに追加してもらいたいくらいです。
さらなる進化を期待してます。




06-29 10:28
端野 萬造
>七誌です。さま
 いやぁ、嬉しいなぁ。ご指摘ありがとうございます。駐車場については全くご指摘の通りです。でも、どうしようもありません。ただワタシ、意外と楽観視しておりましてね。「駐車場で駄目になる店なら、最初から駄目」ですもの。楽に駐車するためには、どうしたら良いか、をお客様に「工夫」していただける。それでも「食べたい」ラーメンを目指すべきなのです。似たようなお話し、かつて貴殿と交わした記憶がございますよ。

 「工夫」の答えは簡単ですし。ははは。

 価格の件、オープン時のサービスの件、見栄えの件、とても参考になります。本来的な「オープン」はしゅん誌等での告知以降と捉えておりましてね、それまでには生かされますでしょう。七誌です。さまにしてもぶーさまにしても厳しい意見ですけれど、むしろ読者の関心を呼ぶきっかけになるカキコなんですよ。「本当にそうなのか、試してみたい」って思いますでしょ。




06-29 11:00
ぶー
>>萬造さま
懲りずにまたカキコww

「読者の関心」
まったく私も同意見です。宣伝方法は紙面、誌面、ネット(HP)といくらでもありますがお金の掛からない1番は口コミであるしブロガーの興味ある記事なのだと。賛辞であれ苦言であれそれを情報源として興味をもつ、それからまずは!来店して頂き食べて頂く事ですから^^「たね家」とう店名をより多くの方に目にして頂き、ネームバリューとして効果を発揮できる方法としてこのような活用ありでしょう。



06-29 17:53
端野 萬造
>ぶーさま
 それにして貴殿、睡眠時間はちゃん取ってらっしゃいますか。ちょっと心配しておりますよ。

 ワタシ、この記事をアゲたのは来客を促すというよりは、ホントご意見が欲しかったのですよ。一元的なものの見方ではなくて、複数の眼で診たほうがいいに決ってますからね。

 しかし、コメンターの厳しいながらも愛情溢れるカキコのお陰で、「そう言わしめる存在って、どうなんだろう」って結果的に興味が湧いてしまいますよね。これは予定していなかった効果ですね。

 さて、明日あたりミーティングできるかな。

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