百里香の優しい味わいが帯広の夜を見守っているのだ
2008年8月15日(金) 08:05 ▼コメント(3)
手作り餃子・ラーメン・中国酒百里香(パイリシャン)
帯広市西1条南11丁目1 ℡ 0155-23-6058
定休日 日曜日 営業時間 17:30~23:00
参考記事:
パンやじゃない/ますや食堂
↑、コチラも女性ばかりになってしまいました。
昭和の香り漂わせて/笑福とあざみ
↑、コチラは深夜も見守っていらしゃる。
メインはもうスープを有難く啜るしかない水餃子画像。
いまさらながらですけれど、
百里香さまの営業時間は毎日わずか5時間半。いや、わずか、ってことはないかもしれません。あくまで中国料理店としては、という但し書きが必要なのか。
ネットであまり語られていないのは、駐車場がない立地や営業時間帯のせいで、偏った客層の利用がなされているせいだと思うのですよね。大人、というか
夜の人間のための中国料理店です。
新しい建物になって、どのくらいかしら。10年ではきかないはず。昔の建物の佇まいはもう、忘れちゃった。
姑娘(クーニャン)のキャラクターは旧店舗から変わっていません。この画像撮るのにモノスゴ苦労しました。
煙草もね、むかーしから取り扱っていますから、愛煙家には有難いお店。煙草を毛嫌いする方、ワタシ苦手。
宴会なんかやってないお店です。各種中国酒は揃っておりますけれど、酒盛りをここで行う、というよりも1次会で呑んで、2次会で騒いで、小腹が空いたんで寄る、ついでに呑む、という使われ方ですよね、せいぜい。
中国酒以外(!)の菜単子(メニュー)でございますよ。中国料理店として必要にして十分な内容かと。
なんてことないものです。でも必要十分。ま、百里香ファンのための想い出画像ですね。
そう。できうれば百里香さまでは、ビールではなく中国酒を楽しんでいただきたい。ワタシはもっぱら白乾。
メニューをご覧になれば理解できます通り、本格的な料理もあるのですよ。もしかすると、早い時間に訪れて、こっそり楽しまれている方がいらっしゃるのかもしれません。
餃子をつまんで、場合によってはラーメンもという。それにしたって、23時にはもう閉まっている。
元気に呑まれる方はあまり寄ることは叶わないかも知れませんね。
ワタシが独りで訪れる時は、もっぱら食事をするためです。夕食ですから択ぶのは麺ではなくて、やはり御飯物。それも炒飯(チャーハン)。もう、メニューなんか見ないわけです。カウンターにドカンと座って、「
炒飯と水餃子お願いします」
ね、お皿ご覧になってくださいな。しっかり中国料理してますでしょ。どうってことない味です。だから、いい。だからこそ、ありがたい。
百里香さまでのワタシの一押し。昔からの中国料理店っぽく、化学調味料もしっかり遣ってますでしょう、きっと。でも、どこか優しいのは丁 寧にスープを扱われているせいでしょうね。
皮も手作り。ワタシの水餃子原体験は百里香さまなんですよ。水餃子ってのはスープに浮かんでいるものだと思い込んでいましたから。
出ましたね! 倒福転じて到福。中国版招き猫といったところか。本格中国料理店にはつきもの。
この奥で、御ン年八十を越している母さん(女主人)が鍋を振るっていらっしゃるんです。
有名な話ですけれど、親子を中心とした
女性ばかりでやられています。中国料理店では珍しい。なんとなくほっとできるのは、そんなところに理由があるのでしょう。
実は今回
百里香さまにお伺いするのは2年振りくらいでしてね。でも会えば「あら、端野さんお久し振り。今はドコにいるの?」みたいな感じ。それもいつも変わらない。
で、この手づくり焼き餃子なんですけどね。食べる予定にはなかったのですよ。実はある人物が偶然登場いたしまして。その人物は『
端野萬造奔る』に登場する萬造の元義父のモデルになった方。いえ、当人は全然ご存知ないのですけれど。
手づくり水餃子は5個。手づくり焼餃子は6個。特徴的なところは特にありません。ワタシの言いたいこと
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