2008年5月21日(水) 08:20 ▼コメント(6)
この画像はおさるのかぐや彩優木さまの記事より、許可を得て引用しております。どうにもワタシ、上手く撮れなくて。
ラウンジアルシノエ
帯広市東1条南21丁目12-1 ℡ 0155-26-1665
定休日 隔週日曜日 営業時間 9:00~21:00
参考記事
おさるのかぐや彩優木ブログ:この記事で存在を知りまして
アルシノエはリーマンのサンクチュアリ?
くろにっき 満足VS体重since2005:さすがです。初出は2006年3月
アルシノエ
端萬記
塩味あんかけが手造りの矜持/アルシノエは鉄南のサンクチュアリ
仕上げは3人前パスタ/『あるよ』のnoiseで打ち止め?!
カツスパ元祖はドコだ?!/ラポロ・レストラン大和で
オムドリア?!/ナポリカツスパのサンジュリアンはコラボがお好き
メインは「これが今回一番おいしそうかも」スパゲティカツ大盛画像。
スパゲティーカツ大盛。中央部に穴を開けて細工をしたのは端萬
雑誌
BRUTUS(1980/11/15)の特集は「戦中派恨みの標語が復活しそうなとき、我われは
ぜいたくは素敵だ!と、あえて一字加え独善敢然奮然と言い放ってしまう。」でした。当時高校生のワタシはこの号の内容に痛くココロを奪われまして、いまだに手元に置いてあるのですが。
この爪楊枝の頭の出し具合で盛りの凄みが伝わりましたでしょうか
ミートソース以外の具で、ポイントになるのはやっぱりマッシュルームでしょう
この特集、数年後に続編も出ておりまして、普段ブルータスなんか気にもしないのに、そういう時は何故か気がついてしまって、やはり購入しております。ただ、それは正直大した内容ではなくて、後日処分してしまったはず。
チーズはとりあえず下品なほどたっぷりと。そのごてごてさが旨さを加速します
で、1980/11/15号の中で「我われはまず
007にぜいたくを学んだ。」というページがございましてね、まぁ、ジェームス・ボンドのこだわりがさらっと記述してあるわけですよ。時計、スーツ、クルマ、アタッシェ・ケース、ピストル、酒、煙草、石鹸に至るまで。あれ、そういえば女性(エージェントさま!?)のことは書いてないや。
お肉の厚さは控えめですね、どちらかというと。いいのよ、トンカツであれば
食べ物についても当然こだわっているわけです。例えば「ボンドはいったん食べ物や飲み物になると、非常に好き嫌いが激しい。彼は自分が欲しいものを正確に知っていて、それを要求するためには、どんな
無作法もかえりみず相手方にそれを求める。たとえそれが、つまらぬ煎り卵であろうとも」。
そして、見開きページ左上で画像とともに記述されているのが次の一文。「自然療法の病院で毎日毎日健康法によって牙を抜かれたボンドの頭に浮かんだのは、俗っぽい
スパゲッティ・ボロネーゼの大盛り。空きっ腹にごってりと食べるのがなによりのぜいたく。高級品志向はこの際、
無用だ」(スパゲッティ・ボロネーゼを3人前食べた記事は
コチラ)
果たしてジェームス・ボンドが「スパゲッティ・ボロネーゼにポーク・カットレット添え」(←早い話がミートソーストンカツスパゲティ、すなわちミートカツスパ)を召し上がったかどうかは知りませぬけれど、帯広
鉄南の
アルシノエさまでは、ごってりとした一品を味わうことができる、ということをご紹介したかったまで。
パスタは太くて、ふにゃふにゃ。まさに喫茶店クオリティでして、これはこれで味がある
スパゲティーミートカツについての考察は拙記事「
カツスパ元祖はドコだ?!/ラポロ・レストラン大和で」で少々調べておりますので、参考になさってくださいまし。残念ながら、本家の釧路泉屋さまにはまだ訪問できていません。
鉄板フライパンの大きさ、これで感じていただけます?
いやぁ、今回の画像は見事に全滅といってもいい状況。あきらめて、最初っから照明遣えば良かったと思っても、もう後の祭り。ワタシの空きっ腹にあらかた収まってしまった後でしたとさ。せっかくの機会でしたのに、残念やら申し訳ないやら。
たまねぎが一杯入ってましてね、嬉しかったですぅ
今回、テーブルに注文を聞きにきてくださったお姉さまがね、「あ、この間カウンターで大盛オムライス召し上がった方でしょう。あはは。」って。結構憶えてくださっているものですねぇ。
コメント(6件)
05-21 08:49
ぶー
なんですか!?あまりにアップするスピードがシューマッハの如くですよww
先日チャイで(週間になってから内容の薄っぺらさに最近辟易……)にミートカツが特集されていましたのん。さてラーメン…は置いといて。お次は何をテーマに喰い行脚をするのか考えあぐねていたのですが…夏も間近だし浦幌や郊外にも足を運べる、と。アルシノエさんを皮切りにミートカツで攻めたいと思いますww
05-21 13:30
くどっち
スパカツと言えば釧路・泉屋
そして
浦幌の大和、うらほろ亭
ですが
帯広でも最近増えてきたんでしょうかねー
一度味わいに行かねば!
泉屋フリークのくどっちでした
05-21 20:35
端野 萬造
>ぶーさま
シューマッハさまでしたら、素早くかつ重厚な走りをされましたでしょうけれど、ワタシの場合は毎日記事アゲますとなにカキコすべきか、ワカらなくなるわけですよ。
今回は007を登場させてしまうというわけのワカらない展開になってしまったのもそれが理由。ボロネーゼにはチーズをごてごてかける、という記述がブルータスにあったように思い出して、探してはみたものの、そんな記述はなし。で、もうしょーがないですから、そのまま行っちゃえ、ですよ。時間もございませんし。
ああ、そういえばチャイさまでなにか特集組まれてましたね。意外なほどミートカツに取組まれているお店が多かったような印象を持ちました。
しかし、相変わらずの探究心。あ、そういえばナポリカツスパの大樹サンジュリアンさまのこと今思い出しました。リンクしておかなくちゃあ。
05-21 20:44
端野 萬造
>くどっちさま
スパカツ元祖、の泉屋さまの地位は揺らぐことはないでしょう。ちなみに釧路から始まったスパカツ街道は浦幌、帯広を通り、札幌レストラントキワさまを経由して、一体どこまで続いているのか興味深いところです。
しかし、くどっちさまも「行かねば!」ならない店が増える一方でございましょ。大変ですわね、お察しいたしますわぁ。
05-21 21:17
七誌です。 @plala.or.jp
こんばんは。萬造さま。
萬造さまの文章には愛情がありますね。
寶來さまと同じように、素材が何だとか、どこそこの物を使っているだとか、茹で加減はアルデンテだとか・・・そう言ったまどろっこしいことは気にしちゃいない。
格好なんかどうでもいい、下品で結構だがかなりの拘りを持つその道の商売人。
ケチつけるやつは出てってもらって結構だと言う昔気質みたいな職人さんに惚れてお店に通う常連さんみたいな・・・
そう言った方に認めてもらってたまにサービスされるとなんか物凄く嬉しいですよね。
それにしても今日のヒット数・・・凄いですね。
このまま突っ走ってください。
05-21 23:20
端野 萬造
>七誌です。さま
正直、今回の記事に関してはどうしたもんか困っておりました。なんせカキコする材料はないは、画像は酷いは。でも紹介したいは。記事にするのは本来的にムズカシかったのですが。
かなり、苦し紛れなのですけれど、それでも一読の価値はあるかと。でも、二読三読には耐えられませんね。貴殿が「まどろっこしい」とおっしゃることも書けるものなら、ねぇ。
たとえ否定的批判的なコメントであっても、どういった思いでそのカキコをしているか、については文章全体に現れるのではないか、とワタシは考えています。書かなくてもいいことをあえてカキコする、というのは別に注目を浴びたいわけじゃない。
あえて貴殿に述べることではございませんけれど。褒めながら育てるっていうのは、面と向かえば可能でしょうけれど。いちいち、そんなことやってられないもの。
やっぱり、ワタシが興味あるのは人、なんでしょうね。