ホスピタリティをオムライスで表現/キッチンたまごのこだわり

きむらまどか

2012年12月10日 05:14

2008年6月2日(月) 08:15 ▼コメント(11)




このにわとり親子のデザインは店主中村晃和さまご自身によるもの。


kitchen TAMAGO(キッチンたまご)
帯広市西5条南31丁目小川ビル ℡ 0155-24-6163
定休日 年中無休 定休日をなくしてしまいました 
営業時間 昼11:00~14:30 夜17:30~21:00

 参考記事:
kitchen TAMAGO キッチンたまご/食べ歩き日記ver.2
 ↑、現店舗、オープン当時の様子が記載されておりますよ。

復活希望・キッチンたまごのカレーライス/端萬記
↑、コメントの13番目にオムレツにナイフを入れてバァっとの記述が。

Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー/キッチンたまご 中村晃和氏
↑、オーナーシェフの想いが語られておりますよ。

 メインはしそ納豆オムの美しいドームを堪能してくださいな画像





 ええっと、キッチンたまごさまに関しては、語るべきことが一杯ございましてね。もうタイトル考える段階でどうしましょう、って。「オープンタイプを帯広に広めた功績」「ノーマルタイプも実は得意」「プレーンオムは自分でナイフを入れられた!」「ドラえもんでもミッフィーでも」「ホントの美味しさはお客さまが知っている」「キノコ抜くなら、代わりにお肉でも」「コンセプトは肉体労働者でも満足できる力強いオム」「家庭料理オムライスをホテル厨房の技術で廉価提供」「ホワイトソースにホテル厨房の矜持」まだ、足りないな。


 キッチンたまごさまが帯広市西17条北1丁目にオープンしたのは平成12年11月のことです。オムライス専業という形態はワタシの知る限り帯広では初めて。パスタ&オムライスピノキオさま(西19南2)がオムライスという商品では著名でしたけれど。

 それまで帯広ではいわゆるノーマルタイプと称される、卵に火の通った面が表面になっているのが主流だったはずです。いかに卵を焦がさず綺麗に仕上げるかというのが腕のみせどころだったわけです。外はふわふわ、内側がとろとろ。家庭だと単なる薄焼き卵(これも実は侮れない)というのが主流なんでしょうけれど。えっ!? お宅は違う。失礼しました。


店舗入り口。和風喫茶・茶房庭さま時代の面影が色濃く残っております。

 オープンタイプといわれる、半熟面を表側にしたオムレツでキッチンたまごさまはデビューされました。オープン当初、プレーンオムだけはお客さまの目の前でオムレツにナイフを入れて、バアっと拡げるというスタイルだったんですって。でも、スグにやめてしまったとのこと。「手間がかかって、大変でした」


 「帯広はオープンタイプのオムレツばっかり。腕に自信がないからだろう」という記述を中村シェフはネットで目にされたそうです。実際、オープンのほうは手早く作業をして半熟状態を維持する、がポイントで形を整える手間がかからない分だけ早く供することができる。

 札幌後楽園ホテルの厨房で三年間 の経験がある中村シェフにしてみると、オムレツの形を整えることくらいは造作もないことですけれど、オムレツ専門店としてはやはりスピードを重視しなくてはいけません。それがゆえのオープンタイプの選択であったようです。それとディスプレイ。

 見た瞬間の印象ですとか、ヴァリエーションの豊かさにおいてやはり、オープンタイプのほうが有利なんですね。技術はお客さまを楽しませる方向に振ろう、というのが中村シェフの選択でした。




カウンターは4席。ここに座りますとね、厨房内での作業が良く見えるのですよ。「見ていただいて、全然平気です」っていう自信がなせる業。というか、中村シェフがお客さまとのコミュニケーションをシッカリ取りたい、という気持ちの表れです。





テーブル席が3席、だったかな(苦笑)。窓は毎朝、中村店主自身が磨きます。「冬は結露が酷くって、大変でした。次の店は窓小さくします(笑)」
 石が敷きつけられた床(これも和風喫茶の遺産)は、評判よろしくありません、はっきり言って。でもまぁ、食べ始めれば気にならなくなるんですけどね。



小上がりも一応あります。旧店舗の時はお子様ランチがありましてね。これがお子様にはもったいない、という味わいでして。特にグラタンのホワイトソースが佳品でございました。
 お子さまランチのかわりに、プレーンオムではリクエストで絵も描いてくれちゃいます。画像はコチラ で。ドラえもんくらいはヘーキなんじゃないかな。


 中村シェフが常にココロを砕いていらっしゃるのがいかに「来ていただいたお客さまに満 足していただくか」です。オープンキッチンも厨房を見ていただく、というよりもシェフがお見えになったお客さまですとか客席の状態を見渡せる、という意味合いが大きい。
 メニューに具材が記載されているのも「嫌いなものがあれば、言っていただけるように」ですし、他の店に較べて盛りが多いのも普通サイズでお腹一杯になれるように、です。少食の方には、量を減らした分だけアイスクリームをサービスしますよ、まで。


プレーンオム とにかくオムレツが食べたいんだ、とお考えの方に。プレーンで満足できるのであれば、他のメニューは全く問題ない。


しそ納豆オム 店主はお茶漬けをイメージして創作したとのこと。あっさりいただける。画像については本記事にて。


たらこバターオム こちらもあんかけ。たらこにバターという組合せにご飯にはお醤油。もう最強。家庭でもできそうなんですけどねぇ。


 「嫌いな具材は抜きますよ」に関して、もうちょっと。そりゃあ、料理人としてのプライドはあるわけですから、自分が良し、と思った完成形を崩されるのはツライわけですよ。でもね、嫌いなものを食べさせられたり、残したりするお客さまのこと考えるとそれは言えないことだな、と。「お客さまの美味しさは、お客さまにしか分からないですよね。調理人ができるのは、それにできるだけ寄り添うことだけ」


カレーオム まさにオムライス専門店ならでは、という一品。白飯でしっかりカレーを味わってみたいのだけど、ついついチキンライスにしちゃうんだよなぁ。


キノコのデミオム デミグラスソースのお味は札幌・後楽園ホテル仕込み。洋食屋さんの味わいがここに凝縮されているといっていい。画像は本記事にて。


期間限定お試しメニュー チーズをトッピングしてもお値段が変わらない、ということですって。そしてハンバーグ、実はワタシ食べたこと無い。ハンバーグデミライスにココロ魅かれます。

 キッチンたまごさま以降、オムライスで名前がウレ始めているお店もありますけれど、他のお店と圧倒的に違うのは「和」のテイストに関する部分でしてね。これは経験に負う部分が大きい。ホテル洋食厨房の後、帯広市内の有名和食厨房で10年近く腕を磨かれているのです。その経験が創作オムに生きている。単なる思い付きではなく、知識と技術に裏打ちされたものだということ。


きまぐれメニュー和風オム かつお出汁のあんを使った本筋ともいえる一品。和食の経験が洋食よりも長い、という事実が味のレベルを確かなものにしています。


きまぐれメニューシラスチーズオム海苔あんをかけて。。。 コチラも味わったことありません。まさに「和」としての創作オム。他の店では真似できないでしょう。


きまぐれメニュー中華風オム 「中華は見よう見まね(笑)」って中村シェフ。塩味のそばめしですよ。興味津々ですよね。どうして、コンナの思いつくんだろ。

 オムライス屋さんのオーナーシェフになった時からのコンセプトは2点。1つは「ホテルや料亭の技術をオムライスという媒体で提供(つまり廉価で)」、2つ目は「量でも味でも、肉体労働者が満足できる力強いオムライス」ということ。素朴、かつ実直。わかりやすい味わいはここから生まれているわけです。それでありながら丁寧。



ガス台を始めとする厨房機器のいくつかは、旧店舗から移ってきているんですって。使い慣れた道具と織り成す確かな味。ちなみにガスは当然LPガス。中華屋さんと同じで、オムレツの仕上がりや調理時間のこと考えると当然の選択らしい。都市ガスは天然ガスに変わっても、まだ難しいみたいね。

 で、今回訪問の目的はなんといっても、大盛を試してみることでしてね。ワタシ、キッチンたまごさまとは5年ほどのお付き合いですけれど、今まで一度も大盛を注文したことございませんでした。その発想自体が全くなかったんです。

 なんでかなー、と胸に手を当てて考えてみました。もちろん、ノーマルサイズでも十分な量が確保されているってことはあるんですよ。でも、それ以外にも理由はあるんじゃないかな、って。ラーメンでもカレーライスでも、たとえ昼食であろうともオーダーするときは大盛、っていうのが定番のワタシがなぜ?

 これやっぱり、キッチンたまごさまの各オムライスに対して、ただの料理ではなくて、作 品としての完成度を感じていたせいだと思うのですよね。遠慮していたわけです。だって、ほら、フレンチやイタリアンのアラカルトで「大盛」っていうオーダーすること考えられないじゃないですか。それと同じですよ。



きのこのデミオム。こちらはノーマルサイズ。価格が変わらないにも関わらず、あえてチーズを付け加えなかった、というのが食べ手のこだわりを表わしていますね(笑)。スープとサラダがついてきまーす。スープはなんと、味噌スープ。




きのこが苦手で、デミグラスソース好き、って方もいらっしゃいますよね。大丈夫。きのこのかわりに何か適当な食材をみつくろってくださいますでしょう。もちろん、勝手に入れられることはありません。ご安心を。




ご飯の量の目安です。左が大盛用。どちらも盛る時には山盛りになっています。ちなみに大盛のオーダーが入るメニューは①きのこデミ、②プレーン、③たらこバター、④しそ納豆の順だそうです。

 さて、大盛と初めての対面です。いきなり「洗面器か!?」というような舟形の器が現れるわけですよ。注目すべきはその器の優美さでございましてね。ただでさえ大きいノーマルサイズのほぼ2倍の分量のオムを収めるのに十分な容量であるにも関わらず、白磁の容器は美しさをたもっています。



どうです、このルックス。単純に美しい。卵の黄身とチーズの黄色の絶妙な色合い、アサツキの緑が潰れてしまっていて、申し訳ないのですけれど。早く食べなきゃ、っていう思いが強くって。これがカツオだしのトロリとしたあんに包まれているわけです。

 大盛を注文するにあたって、しそ納豆オムを選択したのは「食べたかった」以外に理由はございませんでした。でも中村シェフいわく「端萬さん。それ正解です」って。大盛初心者はしそ納豆あたりで試してみるのがいいんですって。納豆のつるつる感が喉越しを良くしてくれる、ておっしゃるんですよ。ドミグラスソース(本来的にはミグラスではなくてミグラス。仏語ですからね)系だとソースの重さのせいで2倍以上の分量に感じてしまいますから、と。

 男性のお客さまが初めておみえになると大盛をオーダーされる率が高いんですって。創作系オムライス専門店って、盛りが上品(要するに少ない)ってイメージがあるんでしょうね。ですから、いきなりイメージよりも大きいのが現れると面食らうそうです。そして、お連れさまのノーマルサイズを見て、「あ、ノーマルサイズで十分だわ」と。



で、その黄色いオムレツドームの中には納豆としそのが一杯。いいですか、しその葉ではなくて、ですから。納豆としそのを組み合わせる発想力が素晴らしい。味わいもどんぴしゃ。大盛でもすいすいイケます。アクセントに梅干が入っても素敵。


 それでも、想像を絶する剛の方もいらっしゃるようで。お見えになるたびに3人前召し上がる方がいらっしゃるとのこと。しかも女性。この方が「ウチの大喰いナンバー1ですね」と真顔で中村シェフ。なんでも、最初から3人前をオーダーするのではなくて、「まだ、いけそう」と追加しながらだというんですよ。細い方だそうです。まさに帯広のギャル曽根なのか。「勝負してみたい」


サラダとアイスクリーム バリエーションはありません。むしろ、オムライスをしっかり楽しんでもらいたい、というメッセージ、かと。でも中村シェフはオリジナルデザートあきらめていないはず。


ドリンクメニュー まだ、どれも試したことないですね、そういえば。
ご注意営業日は変更されてます。基本は無休。思い立った日に味わえるのはとっても素敵。


 まぁ、今更といいますか改めてといいますか。うまぁいオムライスをガッツリいっときたいな、ってときはキッチンたまごさまをおうかがいするのが妥当な行動なんでしょうね。


 中村シェフは本当に調理がお好きな方です。そして、お客さまに喜んでいただけることがもっと好き。これからもホスピタリティに溢れたオムライス、そしてそれを味わうための応対も含めた環境作りに取組んでいかれるでしょう。

 ワタシとしては、チキンレッグのカレーライスの復活のほかに、毎月発表されていた新作オムの復活も楽しみにしているのですけれど。ワタシは月初め、キッチンたまごさまにお伺いするのが楽しみでした。オーダーはなんにも見ずに一言。「今月のオム!!!」ああ、味噌チャーシューラーメンオムの見てくれは見事にラーメンでしたし、味わいもしっかり中華。もう一度会いたいな。

 今回、中村シェフの笑顔に触れてその復活も近いのかな、と愉快な想像ができたのは収穫でしたね。



コメント(11件)


06-02 08:45
おさるのかぐや彩優木
今朝のめざましTVの占いを見ていたら水瓶座は最悪でして、でもラッキーメニューが「オムライス」でした。

ん~画像だけでお腹イッパイですww

デミグラソースが特に美味しそう。
記事の完成のんびり待っていますね。






06-02 12:08
くどっち
オツカレさまでございます

スープみたいなあんかけみたいな
オムライスが気になります

自分も記事完成楽しみにしております。




06-04 08:32
端野 萬造
>おさるのかぐや彩優木さま
 画像ねぇ。久し振りの訪問だったものですから、味わうほうに注意がいってしまって、構図はともかく色があいがいまいちになってしまいました。現物はもっと綺麗なんで、是非ご覧になっていただきたい。

 ところで当日オムライスは召し上がられたのでしょうか。

>くどっちさま
 あんかけ、は創作オムですと特に多い。和食の技量がなせる技なんですけども応用範囲がモノスゴ広いようです。是非、お試しいただきたいな、と。ご自分でも作ってみたいでしょ。

 というわけですけれど、実はまだ記事が完成しておりません。語るべきことが多すぎました。「端萬記クオリティ」としても2記事分の内容なんですよね。ということは4日必要ということで。明朝には終わらせたいな、と。粗製濫造はワタシにはできませぬゆえ。必要なのは売上ではなく、満足していただくこと。中村オーナーと共通した想いでしょうか。






06-04 23:10
がぁ
この時点で完成かなぁ?

キッチンたまごさんは1度行きましたが、喋りに熱中しすぎて、量が多いのかわからなくなったのですが、満腹になったのでやはり多いのですね?たらこバターオムをもう一度食べたい&断面図を撮りたいのですが、なかなか行けていません。

> チキンレッグのカレーライス

チキンレッグと言えば清水の「田舎のれすとらん」ですが、萬造さん食べていましたっけ?私の中では最強の店です。




06-05 05:59
端野 萬造
>がぁさま
 お察しの通り、これにて完成でございます。ちょっと強引でしたけれど終わらせてしまいました。ははは。もう眠くって、レスもせずに倒れるようにベッドへ。

 たらこバター、食べたら美味しいのワカってるんですよね。あ、そうそう、こんな素敵な記事もあるんですよ。参考記事にしようかな、とも考えております。余裕がでてきたので。

http://www.mypress.jp/v2_writers/tabearukinonikki/story/?story_id=1450046

 似たようなことをお考えになってらっしゃる方がいるんですねぇ。おほほ。

 田舎のれすとらんさま?知りませんでした。http://r.tabelog.com/hokkaido/rstdtl/1001283/  ほうほう、なんか楽しみなお店ですね。近いうちに顔出してみようかな。






06-06 22:04
店主 @odn.ad.jp
先日はご来店ありがとうございます。

こんなに大きな記事にしていただいて光栄です。

来店時にいただいたすばらしいアイデア!!
梅干入りしそ納豆...ちゃっかりとメニューに載せちゃいました。
期間限定ですけどね。

実は...味噌チャーシューオムは一度復活してるんですよ。

チキンカレーも近々発表しようと思った矢先に鶏肉の値上がりにてお蔵入りとなりました。

また何かアドバイスいただきにおいしいこーひー飲みに伺います。

それでは失礼いたします。




06-07 07:42
端野 萬造
>店主さま
 時間は相当かかってしまいましたけれど、その割には語っていないところが多過ぎる、と感じておりますよ。もう、こういった大作記事はマイとかちにおいて当分アゲられなくなってしまいました。間に合ってよかったな、と。

 梅じそ納豆オム、登場ですか。それはそれは。そうなると一層チーズが引き立ちますね。すぐにもお伺いしたいことはやまやまなのですけれど。間に合うかしら。でも、ハンバーグデミライスのほうを先に食べてみたいし。

 次回、味噌チャーシューオムを登場させるときは事前にご連絡くださいましね。端萬記で告知します。読者の方に是非とも楽しんでいただきたいものですから。もちろんワタシもお邪魔します。半年以内では無理でしょうか。

 ワタシの与太話でよろしければ、いつでもどーぞ。躰が空いている限り、お付き合いさせていただきますよ。ノウハウの蓄積につながりますのでね。楽しみにお待ちしております。






06-07 09:39
サン♪ @ocn.ne.jp
こちらのお店も「絶対行くわ!」と決めているところの一つです。あぁ、画像見ているだけでワクワク♪

我が家は「単なる薄焼き卵」ではないのですが、ふわとろの状態にする加減が上手くいかないのですよね。
是非、中村店主様の作業の様子も見てみたいわ♪

作業の様子に「おぉ!」、そして美しいルックスと味に「おぉ!」と、目も舌も心も♪になりに行きたいです。

いや~ん、何を頼もうかしらぁ~♪♪




06-07 11:00
端野 萬造
>サン♪さま
 是非とも「絶対」行ってくださいまし。ご期待を裏切ることはないでしょう。「妄想」まで膨らまされた場合は責任持てませんけれど。

 お、腕に自慢のサン♪さまにおかれましては、ちゃあんとご家庭でも「オムレツ状態」目指してるのよ、ということでございますね。さすが、でございます。カウンターにお座りになれば、その技量が向上すること請合いますです。同じレベル、にはもちろん無理ですけれど。

>いや~ん、何を頼もうかしらぁ~♪♪

 これにはヲヂさん、もうメロメロでございます。是非ともオーダー時にも同じ台詞を言っていただきたい。中村シェフにお伝えしておきましょう。「そのお客さまに言ってくださいましな。『適当』にお出ししまけど、って」
http://www.mytokachi.jp/mt.php?id=kabamaru_7&blog_code=309#comment5
 あはははははは。






06-23 20:13
サン♪ @ocn.ne.jp
腕に自慢だなんて事は全くございません。
↑キッパリ!(笑)

薄焼き卵も難しいんですよ。焦げ目が自分の理想以上についてしまったりとかね。結局、どっちも難しいのです(^^ゞ

さて、先日行ってきました。
子供を二人連れていたのですが、プレーンオムのハーフを一つ子供達用に注文。
すると、そのハーフを更に二つに分け、それぞれにキティちゃんをケチャップで描いて出してくれました。
スープもサラダも分けて。(上の子は若干多めにという気遣いも)
「ケンカしないように」って事でした♪

今まで、そんな事をしてもらった事がありませんから感激いたしましたよ。
下の子には小皿を貸してもらって分けようかと思ってたんです。
たとえ2歳の子でも「お客様」だという意識が、そうさせるのかな?と思いました。

おかげさまで子供が「たまらなく、おいしい~」と喜んでいました♪♪♪




06-24 06:58
端野 萬造
>サン♪さま
 またぁ、コチラでもキッパリ!でございますか(笑)。上大岡トメさまがご登場かと。

 先日十勝管内の某食堂でオムライスを作っていらっしゃるのを眺めていました。厨房経験がわずかな方らしく、薄焼き卵にチキンライスを包む過程で苦労なさってましたね。その光景が実にほほえましくて。

 お、早速お試しになられたのですね。そうなんですよ、中村シェフはごく当たり前にそういったサービスをされるんです。味わうだけではなくて、その瞬間瞬間を楽しんでもらいたい、ということ。

 旧店舗でのことなんですけれどね。混雑時、お客様が店内でお待ちになる、とおっしゃたんだそうです。それで中村シェフが考えたのが「お呼びしますので、お車でお待ち願えますか」と。

 結局、召し上がられているお客さまが落ち着けない、ということなんですね。それを実行してしまう、ということが顧客本位の姿勢なんでしょうね。

関連記事