2013年11月24日
おまかせの悦楽・すきやきの割烹松伊/とんかち牛ってなんだ!?
2008-08-12 07:45:03

いやぁ、画像制限ってほんと面倒。普通機能拡充ってのは、ユーザーから制限をなくしていくってのが普通じゃないですか。ブログ表現を「ご指導」する名目で、ユーザーを縛り付けるってのは、やっぱりどう考えてもおかしい。あげく、その行為、考えを「ネ申」などと表現された輩が存在しましたからね。開いた口が塞がりませんでした。
すっかり画像を選ぶのに時間をとられてしまって、本文はそのうちという仕儀ですわぁ。ヂヂィの戯言(たわごと)でございました。でも、よくまぁみんな黙っているよな。「頼んでもいないのに、ご指導なんかいらないっ!」
くすくす。お節介はワタシも得意だけれど、なんにもできませんからね。まぁ、ここでこのように述べても「神」さまには届かないんだろうな。表示させないって、ほんと便利ですねぇ。「ワタシは絶対に遣いません」
さてと。閑話休題(それは、さておき)。
帯広市内にすきやきの専門店って、松伊さまだけになってしまってから、どれくらい経つんでしょう。20年近いんじゃないかしら。ワタシの記憶では西2条南7丁目西仲にすきやきの竹山さまが存在していたはず。その頃にはもう古式蒼然といった風情ではございましたね。
で、唯一のすき焼き専門店となった松伊さまでございますけれど、一般的には「すきやき(の)松伊」という名称で知られております。暖簾もそうですし。ところがね、今回割愛したのですけれど、行灯にはしっかり「割烹」の文字が記載されているのですよ。割烹っていう表現は「高級日本料理」と考えればよろしんじゃないでしょうか。昔は和食処の名称にはよく遣われていましたけれどね。料亭っていうのも、なくなりましたね。あったんですよ、かつては。第一会館さま(西1南10西仲)ですとか。あと、鉄南の住宅街にもあったんですよ。
右が本館、左が別館。大人数の宴会は別館でなされることが多い。ワタシは本館の記憶がございません。
別館のエントランス。左手側が厨房とつながっているはず。しかし厨房は本館なのか別館なのか。
こちらで靴を脱ぎます。お部屋ごとに下駄箱がある、っていうのがそれっぽい。
先付は葱と蛸の味噌和え。すき焼きが煮える前の味わい。ビール呑みながらつまみます。
宴会開始前のセッティング。グラスにも松伊の文字がみえますね。お猪口も
お造りで印象的だったのは、なんといっても帆立。おっきいのがゴロんと。味わいも善し。
松伊さまの宴会では、お着物をお召しになった仲居さんがついていてくださって、すき焼きを煮てくださる。よくある、「この順番でいいのか?」と鍋奉行さまの視線を気にする必要がないんですね。おまかせでいいわけです。
味の出るもの、固いものから入れていきます。
ちなみに今回の宴会コースは、お肉食べ放題コースでございましてね。十勝牛すき焼きですと4,725円。これが松坂牛になりますと7,875円。エライ差でございますよね。
お野菜を入れて、その上にお肉を敷き詰めていかれます。
この徐々にですね、すき焼きを創り上げていく過 程が美しくて、愉しいのですよ。家庭でもすき焼きって、やりますわね。ワタシが子ども頃、我が家では牛肉じゃなくて豚肉を使用しておりましたけれど。やっぱり、それとはどこか違う、専門店としてのパフォーマンスというのかな、それがしっかり表現されています。

この春菊の置き方が美しゅうございましょ。ここが、専門店としての矜持だと思うんですよねぇ。

お肉の赤味が消えたら、召し上がり時ですよね。ささ、早くはやく。
玉子は中札内産ですって。お肉、筍、長葱、玉葱。この組合せ、分量のバランスを口の中へ一気に放り込んで、噛みしめる。

だんだん、牛鍋の様相を呈してきました。鍋の主導権が仲居さんから、お客側に移ってしまったせいですね。牛肉煮込みというか。
なんせ、お肉も野菜も食べ放題でございますんで、徐々に鍋の中が荒れてくるわけですよ。仲居さんも最後までは構っていてくださらないので、食べ頃もなにもワ ヤになってきますでしょ。そうなりますとね、すき焼きも牛丼のお肉もカワらなくなってしまうのですよ。これはお店の責任ではなくて、客のせい。
もともと十勝牛ってのは、一部関係者によって「とんかち牛」って語られているんですって。要するにとんかちのように固い、ということですわね。そりゃ、しゃぶしゃぶですとかすき焼き用に薄く切ったものはそんなことはないですよ。ステーキあたりで味わえばよくわかるんでしょう。
そりゃそうですよ。十勝牛の基本はホルスタイン。元々食用として生産されているわけではないのですもの。とにかく脂身がサシとして入った状態を良しとするお国柄である日本での低評価は仕方のないこと。でも、食べ方なんですよ、本来的な味わいというのは。安くて旨けりゃ、それでいいじゃないですか。
うどんももちろん用意されていますけれど、お餅もございましてね。
ご飯を所望の方に、仲居さんが機転を利かせてくださって、塩辛なんてのも。
締めの生太巻きを頬張りながら、そんなことを考えていたのでありました。どうして、普通に食べられませんかね、ワタシってば。
見た通りの生太巻きでございます。いくらも入っていたのですけれど、画像からこぼれてしまいました。
すき焼きの割烹松 伊
帯広市西4条南3丁目18 ℡ 0155-23-4655
定休日 年中無休 営業時間 12:00~23:00
参考記事:
特になし
»警察牛ってなんだ
メインは食べ放題のお肉、十勝牛リブロース画像。

いやぁ、画像制限ってほんと面倒。普通機能拡充ってのは、ユーザーから制限をなくしていくってのが普通じゃないですか。ブログ表現を「ご指導」する名目で、ユーザーを縛り付けるってのは、やっぱりどう考えてもおかしい。あげく、その行為、考えを「ネ申」などと表現された輩が存在しましたからね。開いた口が塞がりませんでした。
すっかり画像を選ぶのに時間をとられてしまって、本文はそのうちという仕儀ですわぁ。ヂヂィの戯言(たわごと)でございました。でも、よくまぁみんな黙っているよな。「頼んでもいないのに、ご指導なんかいらないっ!」
くすくす。お節介はワタシも得意だけれど、なんにもできませんからね。まぁ、ここでこのように述べても「神」さまには届かないんだろうな。表示させないって、ほんと便利ですねぇ。「ワタシは絶対に遣いません」
さてと。閑話休題(それは、さておき)。
帯広市内にすきやきの専門店って、松伊さまだけになってしまってから、どれくらい経つんでしょう。20年近いんじゃないかしら。ワタシの記憶では西2条南7丁目西仲にすきやきの竹山さまが存在していたはず。その頃にはもう古式蒼然といった風情ではございましたね。
で、唯一のすき焼き専門店となった松伊さまでございますけれど、一般的には「すきやき(の)松伊」という名称で知られております。暖簾もそうですし。ところがね、今回割愛したのですけれど、行灯にはしっかり「割烹」の文字が記載されているのですよ。割烹っていう表現は「高級日本料理」と考えればよろしんじゃないでしょうか。昔は和食処の名称にはよく遣われていましたけれどね。料亭っていうのも、なくなりましたね。あったんですよ、かつては。第一会館さま(西1南10西仲)ですとか。あと、鉄南の住宅街にもあったんですよ。

右が本館、左が別館。大人数の宴会は別館でなされることが多い。ワタシは本館の記憶がございません。

別館のエントランス。左手側が厨房とつながっているはず。しかし厨房は本館なのか別館なのか。

こちらで靴を脱ぎます。お部屋ごとに下駄箱がある、っていうのがそれっぽい。

先付は葱と蛸の味噌和え。すき焼きが煮える前の味わい。ビール呑みながらつまみます。

宴会開始前のセッティング。グラスにも松伊の文字がみえますね。お猪口も

お造りで印象的だったのは、なんといっても帆立。おっきいのがゴロんと。味わいも善し。
松伊さまの宴会では、お着物をお召しになった仲居さんがついていてくださって、すき焼きを煮てくださる。よくある、「この順番でいいのか?」と鍋奉行さまの視線を気にする必要がないんですね。おまかせでいいわけです。

味の出るもの、固いものから入れていきます。
ちなみに今回の宴会コースは、お肉食べ放題コースでございましてね。十勝牛すき焼きですと4,725円。これが松坂牛になりますと7,875円。エライ差でございますよね。

お野菜を入れて、その上にお肉を敷き詰めていかれます。
この徐々にですね、すき焼きを創り上げていく過 程が美しくて、愉しいのですよ。家庭でもすき焼きって、やりますわね。ワタシが子ども頃、我が家では牛肉じゃなくて豚肉を使用しておりましたけれど。やっぱり、それとはどこか違う、専門店としてのパフォーマンスというのかな、それがしっかり表現されています。

この春菊の置き方が美しゅうございましょ。ここが、専門店としての矜持だと思うんですよねぇ。

お肉の赤味が消えたら、召し上がり時ですよね。ささ、早くはやく。

玉子は中札内産ですって。お肉、筍、長葱、玉葱。この組合せ、分量のバランスを口の中へ一気に放り込んで、噛みしめる。

だんだん、牛鍋の様相を呈してきました。鍋の主導権が仲居さんから、お客側に移ってしまったせいですね。牛肉煮込みというか。
なんせ、お肉も野菜も食べ放題でございますんで、徐々に鍋の中が荒れてくるわけですよ。仲居さんも最後までは構っていてくださらないので、食べ頃もなにもワ ヤになってきますでしょ。そうなりますとね、すき焼きも牛丼のお肉もカワらなくなってしまうのですよ。これはお店の責任ではなくて、客のせい。
もともと十勝牛ってのは、一部関係者によって「とんかち牛」って語られているんですって。要するにとんかちのように固い、ということですわね。そりゃ、しゃぶしゃぶですとかすき焼き用に薄く切ったものはそんなことはないですよ。ステーキあたりで味わえばよくわかるんでしょう。
そりゃそうですよ。十勝牛の基本はホルスタイン。元々食用として生産されているわけではないのですもの。とにかく脂身がサシとして入った状態を良しとするお国柄である日本での低評価は仕方のないこと。でも、食べ方なんですよ、本来的な味わいというのは。安くて旨けりゃ、それでいいじゃないですか。

うどんももちろん用意されていますけれど、お餅もございましてね。

ご飯を所望の方に、仲居さんが機転を利かせてくださって、塩辛なんてのも。
締めの生太巻きを頬張りながら、そんなことを考えていたのでありました。どうして、普通に食べられませんかね、ワタシってば。

見た通りの生太巻きでございます。いくらも入っていたのですけれど、画像からこぼれてしまいました。
Posted by きむらまどか at 08:45│Comments(0)
│帯広近郊/和食・居酒屋