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2013年09月02日

かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する

2008-07-13 10:45:09

かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する


中国料理 金 時
帯広市西1条南9丁目12 ℡ 0155-23-4176
定休日 火曜日 営業時間 11:00~14:00  17:00~21:00

参考記事:
»中国料理 金時/グルメ街道十勝
 ↑カツ弁当、金時麺に関する記述がございますよ。
»とある新製品のネーミングについて

メインは塗りっぽいお弁当箱が老舗の矜持なのかも画像。

かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する



かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する



 ねー、この割り箸に遣っている旧字体の辨當と帯市の文字に金時さまの老舗としてのこだわりが見られますよね。中華料理・中国料理という括りでは当然のこと、主役の入れ替わりが激しい飲食業界において、これだけ長い期間(創業は昭和11年!)にわたってされ続けるというのは実は大変なことでございましてね。ワタシが思い浮かべることができる質量で考える業界老舗帯広TOP3は、ふじもりとカレーショップ・インデアンを経営される藤森商会さま、てんぷらのはげ天、豚丼のぶたはげ、サンフラワーのはげ天本店さま、そして金時さまでしょうね。あー、勝毎さまも同じことカキコされてますね。まー、どなたでも思いつくようなレベルではあります。

 ちなみにワタシが意識的に初めて中華料理をいただいたのが金時さま。本館と別館があった当時ですね、今から35年以上前ですが。鶏なのかなんなのか、よくワカらない煮込みがでてきまして、伺ってみたら、食用蛙でした。極めて意欲的な取組ですよね。でも、現在はどうなんだろ。

かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する

開けた瞬間に、あ、かつ弁当じゃない!って。記事としてのネームバリューという点で落胆はしたのよね、実は。

 この使い捨て容器全盛の時代において、ネーム入りのお弁当箱を用意して、法人その他の需要に備えることができるってのはそこそこ以上の自信がなければできないこと、とワタシは捉えています。最近は使い捨て容器でも回収サービスするところが一般的になりつつあるようですから、廃棄コストのことを勘案するとこのスタイル回帰が業界の主流になるかも、です。

 2日続けての昼食付セミナーに参加させていただいて、1日目が海老金さま(大通南9)のお弁当でトンカツが入っていたものですから、「あ、明日は金時さまのかつ弁当は消えたね」と予想していたのですけれど、案に相違して2日目金時さまの弁当箱が登場したのには驚きましたね。「2日続けて、トンカツかい!?(喜)」みたいな。

かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する

1日目は海老金さまのお弁当でございますから、当たり前のように海老の天ぷらが入っておりました。そして、金時さまのお弁当にも、このように。でも、「2日連続で」と取り沙汰されないのは、どういうことなんでしょ。色んな意味で麻痺してるのか。

かつ辨當の金時は「音更産若鶏ザンギ弁当」で進化する

このスペースに香の物を加えて9品。味わう楽しみ重視の姿勢がよくワカります。メインはあくまでもザンギですけれど、ポイントはやきそばと高野豆腐かな。

 さて、どれから箸をつけましょうか、という楽しみがこういったお弁当にはございますよね。恐らくこのお弁当の価格は千円弱なのでしょうけれど、結構努力されていると思います。そりゃ、スーパーのダイイチさまあたりの惣菜弁当ならもっと品数が多いかもしれませんけれど、作り手の顔が見えませんから。

 今回の記事、「いやぁ、名物カツ弁当じゃなかったのよ、あはは」っていう内容で軽く済むつもりだったのですけれど、とんかつの代わりに入っていた鶏から揚げが実は「音更産若鶏のザンギ」である、と判明した時点で風向きが少々変わりまして。

 このお弁当、実は新時代金時の象徴なのかも知れないな、と。金時さまの厨房は三代目根岸秀光さまが現在仕切っておられるはずなんですけど、素材に対して意識的に活動されているんですね。ですから、同店HPメニューにも音更産若鶏をフューチャーしているんじゃないかと。

 ワタシってば、深読みし過ぎのただのへりくつこきかしら。あはは。

 どこかの記事で、とある新製品のお菓子を紹介しているのですけれど、「小豆色のついてる小豆餡」って、あるんですね。ちなみにそのお菓子のネーミング、ワタシ全く認めておりません。



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